Hirotaka FUJISAKIです。
鹿児島市の小学校で『学び合い』を実践しています。
授業はいつでも都合が合えば公開いたします。
いつでもメールください。メールのやりとりで『学び合い』ましょう。
メールアドレスは、rion_fujiとybb.ne.jpを「@」で繋げて下さい(スパムメール対策です)。
2010-12-31もともと学び合い?
■ 先輩との語り
私の勤務校では,年末にOB会を開くのが恒例となっています。
その席で戦後すぐに勤務されていた方と話をしました。
理科の授業について語る中で
「教師は子どものじゃまをしちゃいかん」
「子どもが何をしているかじっとみること」
「子どもが困っているときはサジェスチョンを与えること」
「教師がやることは子どもが学ぶ場をつくること」
「子どもは自分たちで考えて問題解決していくよ」
ということを繰り返し言われました。
ん?やはり学び合いは考え方だと納得しました。
基本の考えは同じでもそのための方法をいろいろと研究して
しまい,いつのまにか方法が目的化してしまった可能性が
あるなと考えました。
その先生に
「学ぶ場の作り方が一番難しいですね」
と言いましたら
「そこの力を注ぐんだよ」
と返されました。
自分は何をやっているんだろう?
巨匠に改めて考えさせられました。
来年に向けていい課題をもらいました。
2010-12-28やっと更新できた
■ 日本?いやいや世界でしょ
日本の教育を変えようとするのであれば,世界標準で考えるほうがよっぽど早いと思っています。世界標準の考えで教育をどうするかを考えれいれば,いつのまにか日本は変わっている気がします。「日本」という国の中で日本の教育のことを考えているとどうしても対立構造が出来上がってしまう気がします。
そうではなく,世界がよりよくなるためには,どうあるべきかで考えたいと思っています。
koushinsenjin わ~、お待ちしてました~!!
『学び合い』は手法ではないということを強烈に実感されたというところに、非常に興味があります。そして、世界!?すごいです!!
jun24kawaでは、世界担当に任命します!
私は体が持ちませんから。
sakusaku0428エベレストの頂を目指す人にとったら、富士山の山頂の高度は通過点に過ぎない…
2009-08-18夏休み?
■ 休みなのか?
夏休みは,休みなのだろうか?
子どもたちにとって休みと言う意識が高い!
おそらくほとんどの保護者にとってもそうだろう。
しかし,一部の保護者・子どもと教員にとっては休みではない。
子どもが学校にいないからこそできる仕事が山ほどある。
2学期以降子どもたちが甘えられない状況をつくるための準備も
しなくてはならない。
そして,一部の保護者・子どもにとっては,夏休みは,自分のやりたい学習や活動ができるため,自分のために成長する時間をついやせる貴重な時期である。
私のクラスも夏休みの間にできるようになってくることリストを
示したが,どうだろう?
今週の出校日に,本気で求めていることをより強く示しておこう。
2009-08-17言語活動?
■ 危険!
新学習指導要領で各教科における言語活動の充実が盛り込まれてから,各学校の研究テーマに掲げられるほど,その具体的な指導法について注目されています。
しかし,この現象は危険ではないだろうか?
言語活動が特別視され,そのための指導法が必要と考えられ,
学習内容の定着と区別されてしまう。方法が目的化されてしまうおそれがある。
目標に向けて問題解決する際の子ども同士の対話の質を上げれば言いだけなのではないかと感じているのは私だけだろうか?
本校の研究でもそんな思いで「算数科での伝え合い」という研究を行ってきたが,ほぼ9割の先生方は,子どもたちが習得すべきであろう言語をピックアップし,子どもの発表話型のようなものを掲示し,
それを習得するためのトレーニングをすることこそ効果的と考えがちである。
しか~~し,それでは意味の分からない古典を読み上げているのと同じで,本来の目的である発信レベルでの学習内容の理解に至らないと思われる。むしろ,逆にこれまでよりさらに定着が低下する。
■ ではどうするか?
机上の空論のレベルでは,ほとんどの教師が,発表話型を作成し,時間がない中にさらに時間を作り出してトレーニングすることが最も効果的であると考えがちである。
したがって,
目標や子どもが学ぶ環境の中に言語環境を充実させるものを盛り込むことで子どもたちが自分から必要なものを選択して学び合う中で高いレベルの言語活動を行ってしまう授業をみせるしかないだろう。
2009-08-11教材研究
■ 研修会で学んだこと
夏休みに入りやっと今週から余裕を持って仕事をできるようになりました。
理科や体育の研修会に運営・参加して思ったことです。
目標を与え,環境を整え,評価をすれば子どもたちは
学び合い,そして確実に成果をあげます。
では,なんのためにその目標を設定するのか。
どんな環境が必要なのか。
目標にてらしあわせた評価は教師の中からどのように生じてくるか。
子どもたちが学び合うときの言語環境を整えるのも教師の役目であることも事実である。では,その子どもたちの言語を何を根拠にして引き出すかあるいは,状況の中に組み込んでおくか。
何はともあれ教材を研究する必要は十分にあるだろう。
なぜなら,教材の扱い方一つで学びが変わってしまうからだ。
初任者はしゃべりすぎてしまう。
なぜだろう?
教材を学ばせようとしているのではないか?
教材からまなばせようではなく・・・・。
先週の研修で教材・教具の開発を行う中で,授業の導入での
目標の設定がよりシンプルに,見通しも持てるものにかわって
いったことからも学び合いにおいて教材研究は重要である気がする。
Mizuochi久しぶり!元気そうで何よりです。^^
教材研究は大切、と私も思います。
と同時に子どもたちを見ていくことも大事だと思います。
また先生方が協力していくことも。
どれか一つがあれば良い、というものではなくどれも大事と考えます。
教材研究の成果を個人、もしくは一部の先生方の専売特許にせずに
子どもたちの学びに還元していく。
また、子どもたちの学びの成果を子どもたちと先生方で共有し
次の学びに繋げていく・・・
そのために教材研究を効果的に進めて行けたら良いですね!^^
子どもを見ていけば、当然教材を見ていくことになりますよね!^^
jun24kawa進歩しないと、腐ります。
高い志と、
自分なりの次の目標。
期待しています。
う~、鹿児島すごいです~!!
今年もどうぞよろしくお願いいたします!!
金言だと思います。ありがとうございます。