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nokogirisouの「学び合い」の現場より RSSフィード

11/01/26(水)アニマシオン見学 このエントリーを含むブックマーク

26日、新潟市立万代長嶺小学校で行われたアニマシオンを

見学してきた。

 アニマドーラはボランティアグループ「きいちごの会」

                  の佐藤清江さん。

 参加児童は4年生28人

 作戦63「一緒のほうが、うまくいく」

 会場は学校図書館

 事前に26人の予定だった児童が急に28人に増え、どう

なることかハラハラしたが、アニマドーラは用意周到に多め

にカードを用意してきたので、混乱なく進んでほっとした。

アニマシオンはいつも当日何が起こるかわからない。

 アニマドーラが和やかに今日のやり方を説明し、カードを

ひとりずつに配っていく。カードは三種類。

 1本のタイトルを書いたもの

 2本の作者名を書いたもの

 3本の紹介文を書いたもの

 誰がどのカードをひくかは、わからない。一人ずつカードを

選んでいく。

 アニマドーラは事前にこのクラスの子どもの貸し出し状況を

調査し、複数の子どもが借りていた本を10冊ピックアップし

て、その本をもとにカードを作成した。

 アニマドーラが時間をきめ、タイトルと作者名と本の紹介の

3枚がぴったり合った3人が組になって、図書館内からその本

を探して持ってくるように指示を出す。

 一斉に子どもたちは、自分のカードに書かれたことを読み上

げて仲間を捜し始める。一番困った顔をしていたのは作家名の

書かれたカードを持った子どもだった。しかし、どこからか知

っている子が現れたり、先に2人組を作った子どもが本を探し

出してから作者名を読み上げて、「作家名」カードを持った3

人目の子どもと組になったりしていた。

 子どもたちは本を探すのが上手で、人に尋ねたり、読んだこ

とのある友だちに棚を教えてもらったりして、15分ほどで、

3人組を作り終わって静かに本を眺めている。

 それから、3人組が順番に前に出て、カードを読みながら自分

たちが担当した本を紹介していった。中におとなしい子がいてなか

なかカードを読もうとしない3人組がいた。アニマドーラがとっさ

に機転をきかせて、「一緒に読もうか」と助っ人を申し出ていた。

 時間が早く終わったので、アニマドールはやってみての感想を

子どもたちに語らせたり、今回とりあげられた本を読んだことが

ある人を尋ねたり、自由に図書館内を巡る時間にした。一斉に子ども

たちは、選ばれた10冊の本に突進していき、興味深そうにページを

めくってアニマドーラと歓談していた。

 今日は、新潟大学の足立幸子先生も見学に来られていた。

この作戦はブックトークに似た要素のある作戦だと言われていた。

反省会で話題になったのは「その本についての短いテクスト」

(『読書へのアニマシオン75の作戦』)の解釈だ。

 今回は本の紹介文をカードに書いていたが、足立先生は、やはり

本文の文章をそのまま書き抜いた方がよいのではと助言していた。

その本らしさがよく出ていて、山場になっている適当な長さの一文を

書き抜くのがよいだろうということだった。

 また、急な人数変化に対応するために、2,3冊分の本については、

3枚でなく4枚のカードを用意しておくとよいだろうと言われていた。

同じ作者名のカードを持った子どもが2名いたり、同じテクストのカ

ードの子どもが2名いたりして、その本は4人組になる。

 今日の子どもたちは、紹介された10冊の本にとても興味を持っていま

したし、次の読書へつながる予感がした。

 アニマシオンを見学して、話し合いを行うというのは、大変いい勉強

になると痛感した。