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nokogirisouの「学び合い」の現場より RSSフィード

11/01/09(日)アニマシオンの学び合い このエントリーを含むブックマーク

 1月9日(日)川崎市 上麻生の「リリエンベルグ」ティールーム

にて、「大人の絵本サロン2」が開かれた。絵本を使ったアニマシオン

の体験と、読書を通した学びについての大人の学び合いの場であった。

10;30~13;00 絵本サロン

 アニマドーラ 青柳啓子さんの自己紹介と絵本サロンの紹介

 絵本『ルピナスさんー小さなおばあさんのお話』(バーバラ・クーニー

 作、掛川恭子訳 ほるぷ出版)

 をアニマドーラが朗読(全員が持参した絵本の頁をめくりながら

 いっしょに読む。主に絵を見ながら)

 読み聞かせと違うのは、一人一人が自分の絵本の絵を見るところ。

 

 自己紹介を兼ねて、どの頁の絵が印象に残っているか参加者が発表。

  指摘が多かったのが

  ①アリスがおじいさんの工房で絵の手伝いをする場面

  ②腰をいためたミス・ランフィアス(大人になったアリス)がベッドで

   すごす場面

 

 最初の頁から順に、1頁ずつ、絵の中に何があるか、気づいたもの

 をひとりずつ発表していく。

 (絵の細部に気づきがある)

    例  おじいさんの工房

        船首に派手な女性の姿の木彫り

        たばこやさんの看板やインディアンの木彫り

        嵐の海の帆船の絵、南の島の絵

        木彫りの道具

   

 絵の細部を読み取ることで、時代や国、アリスの人となりと人々との

 関係などについて見えてくるものがある。人の発言によって触発され

 ることがある。

 

 13:00~14:00 昼食

   すてきなサンドイッチのランチを食べながら、おしゃべり。

   高校の英語の先生のNさんや、小学校の司書のAさんなどと

   語り合う。学校図書館を利用した探究学習に話がおよぶ。

   探究学習するときには、最初に動機付けと目標を明示し

   終わったら、必ずチェックリストをつけさせ、一人一人に振り返り

   をさせることが重要だということを教えてもらう。

   またリリエンベルグのケーキショップでケーキを見たり、ウィーン

   菓子についてお話しをうかがったりする。

   昼食の間には、『ルピナスさん』の英語版朗読CDが流れていた。

 14:00~16:00

   テーブルに模造紙とペン。各自が自由に記録をとって学びにする。

   青柳さんの実践されてきたアニマシオンの学びのお話。

   (青柳さんが色ペンで模造紙に書き込みをしながら語るスタイル)

   1997年『読書で遊ぼうアニマシオン』出版が活動のスタート

   ・勝沼の図書館で職員研修会(アニマシオン)14回

   ・甲府のレストラン「ラ・ベッラ・ルーナ」で「大人のための絵本

    サロン(おいしい月)」

   ・イベントとしてのアニマシオン(ティンカーベル)年数回

   ・小学校3年生からの読書クラブ(カムカムクラブ)で定期的

    にアニマシオンを実施

   ・聴覚障害者のための手話のアニマシオン(マーノマーノ)の

    挑戦

   

    それに対する質問、さらに話題の拡大

   ・「やらさらた」感のないアニマシオンへ

   ・「なぜアニマシオンが図書館から広まらなかったのか」

    長らく日本では「読み聞かせの後に感想をきいてはいけない」

    という教えが広まっていた。

    グループ、対話、交流という文化が日本にはあまりまだ育ってい

    なかった?

   ・「学校で行うアニマシオン」の注意点

    先生への連絡  生徒の自主性に任せる 待つ姿勢の大切さ

    指導的すぎてよいのか? 

   ・交流したがらない、離したがらない男の子たちをどう誘うか?   

   ・アニマシオンの教育的要素と創造的要素のバランスと発展

    読書会、読書クラブ、ブックカフェ、リテラチャーサークル

    多様な読書をめぐる交流

 

   15:00にはお茶とケーキが用意された。

   ケーキは全17種類。誕生月順にケーキを選んでいった。

   これが楽しい。

   またどのケーキも美味だったらしくあちこちから満足の嘆息

   が聞こえた。 

   

   参加者17名

   初めてお会いする人も多かったが、みなさんと親しく話せて

   大きな学び合いの場になった。