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nokogirisouの「学び合い」の現場より RSSフィード

08/08/23(土)イタリアの旅2 このエントリーを含むブックマーク

nokogirisou20080823

 思い出せるところから書いておこう。

今回の旅で忘れられないのは、一緒に旅をしたツアーのみなさんと

添乗員さん。

 ツアーのみなさんとは、始めは互いに様子をさぐりあっていたの

だが、朝の挨拶を交わし、何度か食事を一緒にとっているうちに親

しくなる。言葉をかわすことが仲良くなるポイントである。まるで、

新しいクラスのようだ。

 それぞれ、自分がどこから来たのか、どんなことをしているのか

ぽつりぽつりと語り出したり、尋ね合ったりする。みなさん子ども

には話しかけやすいらしく、息子はいろいろな人に言葉をかけて

もらっていた。子どもは大学生のお兄さん方に興味があるらしく、

やたらとお兄さんに近づいていた。

 今回はフリーの時間が多かったので、朝ごはんのときには「昨日は

どこにいきましたか?」とそれぞれの旅の内容を語り合った。

 私たちが一番親しくしていただいたのは山梨のご夫婦。幼稚園の

経営と園長をやっていらっしゃるという。ご主人の方は新潟地震後

橋が折れていた新潟でしばらく暮らしていたという。ユーモアたっ

ぷりのご主人と、おおらかで温かい奥様にとても助けられた。

 息子がローマで具合が悪くなったときもコロッセオの行き帰り

つきあってくださり、息子のことを気にかけてくれた。

いっしょにいるとなんとなくほっとした。

 私は、旅の仲間のみなさんがとても好きで、きっかけを見つけては

あれこれ話しかけていた。

 それからなんといっても印象深いのが添乗員さん。おひげをはやして

色黒で、イタリア語がぺらぺらの「ちょい悪おやじ」のような風貌。

一見、「この人でだいじょうぶかな」と不安になったのだが(失礼!)

とんでもない。この添乗員はなかなかすごい方だった。

 とにかく無駄のない荷物、動き、しゃべり。イタリアのこと質問すれば

何でもすぐに答えてくれる。彼が街中歩いていると、一度や二度は誰かが

声をかけてくる。「○○さんじゃないの」となんとも親しげである。

 そして彼のすすめてくれるレストランはすべて美味。はずれがない。

手持ちのユーロがなくなって困っていたときには、良心的な両替所や

ATMにつれていってくれた。決してお節介でなく、さりげないアドバイス

がありがたかった。大学生のお兄さんもうちの息子も添乗員さんのこと

を尊敬していた。

 

 ツアーの旅も悪くないと思った。ここには「学び合い」があふれて

いたのである。互いに助け合い、教え合い、発見あり。