次の場所へ行こう(旧 十人十色・宮城)

  • 宮城県石巻市の小学校教員です。 小中併設極小規模校で,「地域とともにある学校」について考えながら日々の仕事を取り組んでいます。 2016年の「教室『学び合い』フォーラム」 は宮城県・東松島市コミュニティセンターを 会場に行いました。2017年は,その後をつないでのミニフォーラムを白石で実施。2018年は11/23女川町まちなか交流館でおこないます。7月に内容をお伝えします。
  • 2018-04-25

    いろんなタイプの「リーダー」があるからね

    06:26

     放課後の職員室での会話から。

     「体育の時さあ,4年生すごいよね。列の先頭でドンドン1年生並ばせてさ。5年生は完全にお株を奪われてしまったかも…」

    「4年生すごいよねー」


      聞きながら私も最初

     (5年生の立場がないかもなあ)

    (4年生は,どんどん自分から動くタイプの子が多いしな。5年生はおっとりした性格だからなー。さもありなん。)

    と感じたところでした。4年生がちゃきちゃき出てきて,なんか自分たち5年生に(もしかして)期待されているようなことを,先に先にどんどんされてしまっては,立つ瀬がない,そんな風に彼ら感じてはいないかなあ,と。

     見ていたわけじゃないから,分からないんだけど,

    ○1年生は本当に,「並ばせて」あげないと並べなかったのかな?

    ○「お世話する」のがリーダー,上級生の役割って思い込んでいないかな?

    教師が「お世話する」上級生を(暗にでも)求めていないかな?

    なんてことも同時に感じたんだな。

     1年生だから,まだ小さいから,ってことで手助けしてあげたいと思うのは尊いことで,実際にしてあげることは悪いことではない。むしろ「いいこと」でもある。それは分かってはいるんだけど。

     どうかな?と感じているのは「リーダー」「上級生」=「列の先頭に立つ」「メンバーを並ばせる」イメージ「だけ」に偏ってしまうとあまるよくないかな,と思う訳です。だって,先頭に立つのは「1人」だから。誰もが先頭に立つことはできないし,そうする必要もないし。

     1年生だって,この間までは幼稚園や保育所で年長であり「リーダー」であったんだからポテンシャルはちゃんともっているはず。高学年と何でも同じにはそりゃあできないけれど,いずれできるようになる存在。だから,時には見守り励ます,見ているだけ,の「リーダー」だって必要になってくる。1年生が求めたときに手を差し伸べる,そんなイメージ。だからよく見ていないとそのタイミングは分からない。

     1年生も少しずつ慣れてきて,上級生も1年生に慣れてきたこの時期。「リーダー競争」にならないように,ちょっといろんなリーダーの在り方を示すのも必要になってくるかもなあ,と感じました。


     いろんなタイプのリーダーがあるんだよ,だれでも自分のリーダー性をもっているし発揮できるよ,そういう場を見つけていこうね,ってこと。それで,教師側もそういうスタンスでみんなを見守るからね,ってこと。


     全校体育の時の出来事を聞きかじったことから,自分がふと思ったこと。4年生に先を越されてしまったかのような5年生も実は,もっと別なリーダー性を発揮していたのかもしれません。気がつかないところでも。

    ogymogym 2018/04/25 23:48 リーダー の イメージは、職員間で大きく違うのではないかな、というのはよく感じます。「リーダーを育てないと」「リーダーとして引っ張ってもらわないと」「リーダーとして恥ずかしい」「リーダーの言うことを聞く」等々。 ファシリテーターを育てるとかコーディネーターを育てるとかはなかなか言いませんものね…

    motoryoumotoryou 2018/04/26 05:38 コメントありがとうございます。縦の関係だけで捉えてしまいがちな気がします。縦横斜め,いろんなカタチでのリーダシップの発揮の仕方があるし,使い分けもあるってことを経験を通して伝えていきたいなあ,と感じています。

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