十人十色・宮城

  • 宮城県石巻市の小学校教員です。 今年度からは全校児童5人の学校で,「地域とともにある学校」について考えながら日々の仕事を取り組んでみたいと思います。 2016年の「教室『学び合い』フォーラム」 は宮城県・東松島市コミュニティセンターを 会場に行いました。2017年は,その後をつないでのミニフォーラムを実施します。2018年も引き続き計画します。
  • 2018-01-13

    「~を通して…」

    07:54

     地元の教育研究サークル。事務局をしています。

    今回は若い先生の初レポート。理科専科として授業に入っているそうです。

     「話しすぎてしまい,子どもたちの考えを狭めてしまうこともあった。」

    ところに気がついたとのこと。

     そこから,

    「私自身が,彼らのことをもっと知りたい」

    という意図をもって,子どもに単元のまとめを特に形式も細かく決めずに任せてみたとのこと。そうすると,初めは戸惑いながらも,子どもたちで相談したり工夫したり資料を活用したりしながら,彼らのまとめを作成していったとのこと。

     また,ふだんは教科書もよく読んでいなかった子も

    「すごく読んで,学べました。」

    ですって(笑)


    「子どもたちには力があるんだ」

    と感じたらしい。


    「私自身が,彼らのことをもっと知りたい」

    というところがいいなあ,と思います。

     理科を通して,子どもたちのことを知る,理解する。

    私の若いころにそんな感覚は持っていなかったなあ,と。



      

    2018-01-12

    エンパワメント

    06:34

     「よい話し合い」は組織や人をエンパワーする。

     目的や目標を共有できる話し合い,そのためにすること,したほうがいいことが分かる話し合い,自分がその中でできる,やりたいミッションが分かる話し合い,目的や目標の中で自分の役割の位置づけがはっきり分かる話し合い,みんなのサポートも得られることが分かる話し合い。

     

     そして「自分が周りの環境に影響を及ぼす能力と権利を有するという感覚」をそれぞれがもてること。

     そこに向かうプロセス。

     よい話し合いとその後の動き,その後の対話。

     それも含めてプロセスかな。

     ようは,「私は必要とされている」と思え,「私には力がある」と信じられること。

     そのプロセスをつくる,みんなでつくる。そんなイメージ。

     螺旋階段をみんなで登る絵かな。

     エンパワメント。

     そのためのプロセスを,どうやったら作れるのか。それを考えるのが仕事。

     だから,,「あなたは必要ではない」「あなたには力がない」と(暗にでも)(それが善意だとしても)発するメッセージには敏感でありたい。

    2018-01-11

    思考停止にならない

    06:51

     月1回開かれる地域の福祉関連の学習会に参加。

     多様な職種の方々が集まるので,なるべく参加するようにしている。

     今回は,ある問題で地域住民と行政が平行線の議論になっていることについての問題提起。

     

     思考停止にならないようにしないと,というのが私の直感。


     どちらにも言い分や思いはあるから,片方の話だけを聞いて「正しい,誤り」を判断はできない。

     でも,真摯に向かい合って,あきらめずに共に解決策を見出そうとする,そんな姿勢がやはり必要。双方に。

     そう感じられない何かがあると「平行線」とか「対立」みたいになってしまうのだろうな,と感じる。そして,ますますわかり合えなくなり「勝ち負け」の枠組みになっていく。本当は違うのに,一緒に考えたいだけなのに。

     一方的な「説明」では理解し合えないということなんだな。

     説明し合っても,わかり合えない。

     聞きたいのは「説明」ではないんだな。一致点を見付けるそのスキル。

     根っこは心でも,スキルも足りないのかも。

     一緒に自分事として考えている仲間であるということ,そこを確かめ合える話し合いになっているのか,残念な感じになっているのか。一見対立する間柄でも視座を揃えれば,視座を上げれば共に同じ方向を向けるはず。

     

     そして,同じ方向を向ける仲間であることが確かめられれば協力ができる。

     こと,あまりにも大きな問題で,「自分で請け負うことは無理」と思うと,自分から切り離してしまいたくなるのも気持ち的には分かる。見て見ぬふり,責任回避。責任転嫁。

     ある方の言った

    「大きな問題で,自分が何か変えられるとも思えない。でも次の世代に丸投げするのと『ここまではやっておいた』とできるだけのことをしたうえで引き渡したい。そうやって引き継ぐしかないと思っている。現状に流され思考停止にならず,抗いたい。」

    という言葉に,

    「そうだな」

    と思った。


     うん,「抗う」というのは,戦うんじゃなくて思考停止にならないこと,解決をあきらめないこと。

    2018-01-10

    やっぱり会議は学びの場

    06:44

     年度末反省会。

     今年度の振り返りから,次年度計画を立てるための準備の段階。ベース。

     

    項目も多く,本来なら2回の会議に分けてやる分量だったんだろうけど,日程が詰まっていることもあり,今回の1回でやることに。

     ホワイトボード・ミーティング®のフレームを使いながら,全職員で。

     休憩をはさみ3時間に迫る長丁場だったけれど,終わった後のメンバーから聞こえてきた言葉は

    「いやあ,初日から充実した!」

    「始まったねえ!」

    というやる気の言葉。

     うれしい。

     3学期初日の3時間にも及ぶ会議。本来なら,

    「なんで~」

    という方もいても不思議じゃない。


     みなさんに支えられているなあ,と感じる。感謝,

    みんなで「組織の成功循環モデル」を回すって感じ。みんなで回す。

     そういえば会議の中で出てきた

    「今ちょっと,私しんどいです宣言って,職場としてありにしようね!」

    「そうそう,そういうときはみんなでやるってことにしよー」

    という会話。


     やっぱり会議は学びの場だ。子どもにとっての学習,授業と同じ。

    2018-01-09

    パス

    06:48

     いろんなところで,いろんな方が,これからのことに向けて活動している。

    そんなことを感じるこの頃。

     

     この石巻地区。

     震災後,いろんな方が各所から支援に入ってくださっている。それは今でも継続している。

     物的な支援から,中身はいろいろと変化はしてきているけれど。

     『学び合い』をしらなくても,中身は『学び合い』だなあ,思う。

    本当にありがたい。

     パス。

    だから受けたパスは次に出さないとね,と思う。