次の場所へ行こう(旧 十人十色・宮城)

  • 宮城県石巻市の小学校教員です。 小中併設極小規模校で,「地域とともにある学校」について考えながら日々の仕事を取り組んでいます。 2016年の「教室『学び合い』フォーラム」 は宮城県・東松島市コミュニティセンターを 会場に行いました。2017年は,その後をつないでのミニフォーラムを白石で実施。2018年は11/23女川町まちなか交流館で実施。その後は、学校と地域コミュニティの間を行ったり来たりしながらの毎日を創りたい、と思っています。
  • 2019-09-08

    まずは知ること、少しでも

    06:56

     石巻市環境市民講座「鹿セミナー~獲るしかないの?みんなで考えよう~」という学習会に申し込んで参加しました。

     通勤途中の道で、夜なんかに鹿を時々見かけたりするので。震災前に雄勝に通っていたときには路上で見かけたことはなかったのに、最近は増えたのか時々みかけたりもするので。

     やはり、確実に増えてきているようです。

     そんなこともあって、なんとなく気になる存在。

     そんなところに、案内のチラシが学校で回ってきたので、

    「これは行くシカない!」

    と思って。


     講師の先生は、「狩猟女子」の若い方。(その「狩猟女子」のその方にも興味があった)

     ◯鹿が増えた原因として考えられるのは

    温暖化で冬期に死ぬ鹿が少なくなった

    ・天敵が減った

    ・ハンターの高齢化

    耕作放棄地が増えた

    ・メスジカの保護計画が 平成19まで行われていた


    ◯増えた結果

    ・森の中は鹿が嫌いな植物だらけ。単一な植生

    ・鹿が届く範囲が食べ尽くされる。

    〇この先どうなるのかと予想すると

    ・土が流れていくだけに。

    ・山の斜面が削れる、その結果人間がコンクリートで固める…ということに。

    ・森林更新ができない

    生態系多様性が低下

    ・土砂崩れ

    ・交通事故

    ・畑の被害

    林業被害




     人間にとってはなかなか困る問題が起きてくるし、実際にもう起きているってこと。

     だから、人間からしてみれば

    生態系のバランスが崩れたのが原因」

    生態系のバランスが崩れる」

    とという話になるのかもしれないけれど、鹿に獲ってみれば

    「バランスを保つために生息域を広げている」

    とも言えるのかも…なんて思ったり。


     このまま、ずっと何十年もそのままにしていれば、自然とちょうどいい感じでバランスって自然の力でとれてくるのだろうけど、そこに人間が入ってくるからきっとややこしいことになって居るんだろうなあ、とも思ったり。

     自分も人間なんだけどね。


     「どしたらいいいののでしょうね?」

    というある参加者の方の質問に講師の「狩猟女子」の先生は

    「まずは知ってもらうこと、です。」

    とこたえていました。


     まずは知ること。


     知ることで、問いも問題意識も生まれるし、そこから自分にできることも考えることができますよね。

     

     そっか、まずは知ること。知らないと始まらないってこと。


     先日、ある方との電話での話の中で、尊敬するある先輩がよく言っていた言葉の話題になりました。

    「そういえばY先生、『選り好みしないで学ぶんだぞ。』って言っていましたよね。」

    と。



     そういうことだなあ、またまた見事なシンクロだ。


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