次の場所へ行こう(旧 十人十色・宮城)

  • 宮城県石巻市の小学校教員です。 小中併設極小規模校で,「地域とともにある学校」について考えながら日々の仕事を取り組んでいます。 2016年の「教室『学び合い』フォーラム」 は宮城県・東松島市コミュニティセンターを 会場に行いました。2017年は,その後をつないでのミニフォーラムを白石で実施。2018年は11/23女川町まちなか交流館で実施。その後は、学校と地域コミュニティの間を行ったり来たりしながらの毎日を創りたい、と思っています。
  • 2019-08-18

    「人とつながり希望を紡ぐ」

    08:12

     夏休みのテーマ,アソビゴコロの中には

    「会いたい人に会う」も含まれる。

     お盆も過ぎた,もう終盤,雄勝花物語代表の徳水さんに時間をつくっていただきお話することができた。

    http://ogatsu-flowerstory.com/about/


     予期せぬことが起こり,この日にうかがえなくなりそうだったのだが,この日のチャンスを逃してはいけない,という直感があってなんとか時間を作り午前中の1時間ほどだったけれど行くことができた。

     結果,この日に行ってやっぱりよかった,ということ。



     今は「徳水さん」だけど,あえて徳水先生と呼ぶ。というのも徳水先生は元小学校教員で,私が若いころからお世話になっている石巻地区の「教育研究サークルあすみの会」の立ち上げにも携わった方。そして元同僚の(それも震災前の雄勝小で)先輩教員でもあった。

     その卓越した実践力も当時から本当にすごく,私から見たら羨望の域。

     

     震災当時も雄勝小学校に勤務されており,津波が迫る中子どもたちを先導しながら山に避難した経験ももつ。そしてご自身も雄勝に居を構えていたので,ご自宅も大きな被害を受けた。

     そして今は,雄勝花物語の協同代表として,雄勝ローズファクトリーガーデンを中心にしながら雄勝まちづくりに取り組んでいる。


     じっくり1時間ちょっとお話をお聞きしながら感じたことは,

    「やっぱり,徳水さんはすごい…」

    ということ。

     そして,こんなふうに思える方が考えて見れば20年以上身近にいてくれるてことに感謝,そんな気持ちになる。


     「やりたいことをやり続ける。」

     身の回りの魅力的な方々はみんなそんなところがある。

     それは同じことを同じように,とはちょっと違って,

    「やりたいことをやり続ける」ことを続ける,ということであり

    やりたいことが「実現したいこと,世界」とイコールでつながっている,そんなイメージ。伝わるか分かりませんが。


     徳水さんとお話をして感じたこともまさにそう。

     そういうところが本当にすごい,惹かれる。

     

    【以下HPから引用】

    『人とつながり希望を紡ぐ』

    ・”人とつながり希望を紡ぐ“。この言葉は一歩踏み出せば、地域の人とつながって足元から小さな希望を生み出し、さらにもう一歩行動を起こせば、全国の皆さんとつながって大きな希望を生み出すことができるという、震災から立ち上がった私達の歩みから生まれた言葉です。希望とは与えられるものではなくて、自ら生み出すものであることを学びました。よかったらあなたも雄勝ローズファクトリーガーデンに一度足を運んでみてください。そして被災地とつながり、全国の皆さんと一緒に「花と緑の力」で心を癒す花園を造り、雄勝の森・川・海のひとつながりの生態系雄勝石やホタテ・ホヤなどの地域資源を生かした「地域内経済循環」を構築し、持続可能な新しい町づくりの物語を一緒に紡いでみませんか。(記・共同代表 徳水博志)

    【引用終わり】

     今回は,上記に書いてあることの,具体的な今こことこれからの話。

    すごくわくわくする話。

    「持続可能な雄勝まちづくり。歴史あるこのまちを次世代に残したい。」

    「誰もが幸せに暮らせる社会をここ雄勝でつくりたい。」

    そういう話と,そこに向けた具体的な活動。

     高齢化が進む,過疎のまち。しかもそこに震災が起こったというそこからのスタートなんだけど,徳水先生たちの地道なチャレンジが身を結びつつあるのが見ていても分かる。だからすごい。


     震災直後,徳水さんと偶然出会ったことを思い出した。そのときに話したこと

    「みんな食料とかもないんだよ。でもね,あるものを分ける。それだけでいいんだ。分け合うことで分けてももらえるってことなんだと本当に分かるよ。自分のことだけを考えていたら,やっぱりもたないんだ。震災でこんな状況になって,本当にそのことの意味が分かるね。」

     たしかそんな話だったと思う。


      そのことを,今も「雄勝花物語」で実践しているってことなんだと思う。

    「やりたいことをやり続ける」って実はそういうことなんだと思う。


     私には何ができるんだろう,雄勝の学校の一教員として何ができるか。

    学校現場だからできること,しなくてはならないこと,そして自分がしたいこと,できること。


     そんなことを考えた一日。


     前を進んでている,現在進行形の方が,「ここ雄勝に」いる幸せを感じた時間でもあった

    f:id:motoryou:20190817095807j:image