次の場所へ行こう(旧 十人十色・宮城)

  • 宮城県石巻市の小学校教員です。 小中併設極小規模校で,「地域とともにある学校」について考えながら日々の仕事を取り組んでいます。 2016年の「教室『学び合い』フォーラム」 は宮城県・東松島市コミュニティセンターを 会場に行いました。2017年は,その後をつないでのミニフォーラムを白石で実施。2018年は11/23女川町まちなか交流館で実施。その後は、学校と地域コミュニティの間を行ったり来たりしながらの毎日を創りたい、と思っています。
  • 2019-08-12

    「普通」でいいんだね

    09:57

    「真に個性的な人は,

    個性的になろうとは思わない。

    個性的であろうと思うこと自体が,

    個性がないということである。

    (後略)」

     ある本をめくりながら見付けた一文。


     ああ。そっか。

    そうだなー。たしかに。


     「普通」あれば,自然とそうなるってこと。


     思い出したこと

     

     学校統合後の開校後から毎年学校に関わってくれている地域の方々がたくさんいる。

     その方々といろんな場面で話すことってあるんだけど,よく言われるのが聞かれるのが

    子どもたち,ほんっと,一人一人個性的だよね~」

    って言葉。

     にこにこして言われるから,本当にうれしい。


     十分関わってくださっているから感じてもらえることでもあり。


     私たち教員が,一番うれしい言葉かもしれないなあ。


     「普通」の環境を子どもたち,関係者,私たちみんなで試行錯誤しながらつくっている「今ここ」ってことで元気がもらえます。


     さて,これからも「普通」にやっていけばいいんだね~。

    あ,そうそう,さっきの本の続きにこう書いてもあったんだ。




    「そして重要なのは,

    基礎や型を十分に身につけて,はじめて個性が出てくる。

    先に,個性ありきではない。」


     またまた考えさせられます。

    同じところと違うところ

    08:04

     そもそも,人はそれぞれ違うのが当たり前。

     性格も,それまでの経験が違うんだから。


     だから,日々いろいろな人と出会って話したり,記事や本を読んだりしている中で,

    「なるほど」

    と思うこともあれば

    「へえ,そう考えるのかー」

    と感じることがあるのは,当然。


     だから

    「この人とは,考え方が似ているなーと思っていたけど,この部分は違うんだー」

    もあるし,

    「この方,こんな風にも考えるんだあ。今まで正反対だと思っていたけど,ここは同じなんだな,意外だー」

    なんてこともあったりする。


     だから,ちゃんと話してみないと分からないんだなあと思います。

    もちろん話しても完全に「分かった」にはならないんですけどね。

     平田オリザさんの本で「わかりあえないことから」っていうのがあるけれど,まさにそれ。


     だから「違う」ところを認識した所からが「始まり」なんだよなあ,と感じる。「同じ」じゃなくていい。同じなわけがないから。


     「同じ」と簡単に思ってしまうところのほうが実は困ったことかもしれないな。

     だって「同じ」なわけないもの。

     そこに「同じ」でないと不安だったり,「同じ」にしておくことて考えなくていい,とか,まあ「同じ」なほうが「楽(らく)」だというのがあったりすると,ね。


     楽,だけど不自由になるかもしれませんね。


     こんなことを考えたのは,ある考え方について批判的視点述べている記事を読んだときに,

    (へえ,そんなふうに考えるんだあ。私はそんなふうに考えたことがなかったけれど…。でも,そういう視点もあるってことは知ってよかったなあ)

    と思ったので。

     厳しい表現だなあ,と感じたものの,時流に流されずに自分の考えを表現できることは大事なことだとも感じた出来事でした。


     「同じところはここで,違うところはここだよね」

    それが確かめられるといいんだな。

    「違う」だけでも「同じ」だけでも,辛いから。


     やっぱり,私は「自然体」」でいこうっと。

     そして,同じところ,違うところの両方を見付けられるようになりたいな。

     

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