2019-07-19
「障害」は「生まれる」んだな
希望研修として「発達障害教育研修」に参加。
午前は医療現場から見た「幼児児童生徒の理解と支援の在り方」について、午後は児童生徒支援をされている方とのワークを通して、困り感のある子どもたちの感覚を疑似体験する講座。
学びの多い一日。感謝です。
「ユニバーサルデザインとは、始めから『いろんな子がいるよね』の前提。選んで、その方法を選択するってこと。バリアフリーだと、障害、をカバーするみたいな意味合いになる。」
なるほど。
個人の特質と環境の双方の関わりから、障害が生まれる。差分を埋めていく働きかけはどうだといいのかな?
そこを考えていくことだな。それも教師だけで考えるのではなくてみんなで考えていくことなんだな。
「個人と環境の「ちょうどいい」を探る。環境を変えていく。」
「最終的には障害を感じなければいいよね、ということ。」
環境調整。
環境設定でもないんだろな。ちょうどいいを探り続けること、それ自体がお互いを尊重し合うことになるんだと感じる。誰かが誰かのために我慢するってことじゃなくて「ちょどいい」を探るってこと。
きっとそこに対話があるんだと思うなあ。
「究極の目標は子どもたちがペアレンティングスキルを身に付けること」こと。
つまり、「子どもたちが子育てのスキルを身に付けること。」とのこと。
持続可能な社会、次世代を育てるスキルってことなんじゃないかと思う。
お互いに尊重し合うことで「共に生きる」ってことだな。
そういうことがつまりインクルーシブってことなんだろうなあ、と感じた。
小規模少人数小中併設の本校。
開校3年め、「地域と共にある学校」を目指しながら、「異年齢での学び」や「地域の方々との協働でつくるカリキュラム」を「模索してきているけど、それと重なる、そんな風に確かめられた1日になった。