次の場所へ行こう(旧 十人十色・宮城)

  • 宮城県石巻市の小学校教員です。 小中併設極小規模校で,「地域とともにある学校」について考えながら日々の仕事を取り組んでいます。 2016年の「教室『学び合い』フォーラム」 は宮城県・東松島市コミュニティセンターを 会場に行いました。2017年は,その後をつないでのミニフォーラムを白石で実施。2018年は11/23女川町まちなか交流館で実施。その後は、学校と地域コミュニティの間を行ったり来たりしながらの毎日を創りたい、と思っています。
  • 2019-07-14

    通信表が変わる

    06:42

     みんなで話し合って、今年度から通信表をオール記述式に変えます。

    いわゆる「よくできた」「できた」「もう少し」の欄に〇を付ける、ああいうのじゃなくて。




    昨年度、通信表の時期になると先生たちからよく聞かれた

    「あー、書きたいこと、伝えたいことたくさんあるのに書き切れないなあ。」

    「もっと〇くんのいいところや頑張りを伝えられたらなあ…」

    「うーん、□くんの努力を『よくできた』『できた』『がんばろう』に当てはめて伝えるなんて、ちょっとできない…」

    という言葉。

     来年度からの新しい学習指導要領では、未来を生きる子どもたちに「育てたい資質・能力」が示され、それを元に各教科領域の目標もつくられています。

     だったら、当然評価も変わりますから、通信表を改訂するにはいい機会です。


     うちの学校らしい通信表って?ってを考えるチャンス。

    学校教育目標「自ら考え、共に歩み、未来を拓く子どもの育成」につながる毎日とそこに向かっているプロセス、歩みが記された通信表って?ってこと。


     コンセプトは、

    1 子どもにとっても,大人(教師,保護者)にとってもよいものにする。

     (子どもにとって:受け取ってうれしい,成長につながる,自信につながる…)

     (保護者にとって:受け取ってうれしい,子どものよさや頑張りがリアルに分かる…)

     (教師にとって:書いてうれしい,自身の成長につながる,より適切な評価になる、子どもを後押しできる…)

    2 学習指導要領総則「学習評価の充実」P93に沿う改訂・改善にする。

    3 持続可能なものにする。

    1,2,3のバランスをとる。


     昨年度から、毎職員会議の中で少しずつ新学習指導要領の意図・目指す方向性等について資料提供をしたり投げかけたりしてきました。

     今年度からは、「育てたい資質・能力」とその評価の一体化を図るために、観点を持ちながら、子どもあたちのエピソードを記録していくことを話題にしてきました。

     事前の先生方からのヒアリングと校内での通信表検討委員会の議論と情報提供を経て保護者会での説明、とプロセスをつくってきました。


     そして、今ここ。

     あらためて

     「評価って難しい…」

    本当にそう思います。


     通信表の作成は、今年度より前期と後期の2回。

     

     夏季休業中に、担任の先生方は各教科についてある程度の評価所見を書くことになっています。そして9月吟味期間をおいて月末に子どもとの面談を通して家庭配付、といスケジュール。


     小学校全校児童17名だからできることかもしれません。

     だからこそのチャレンジ。


     カタチは整ったので、あとは中身をみんなでいいものにしていくことです。

     週明けには、夏休み前に先生たちみんなで「所見文をどう書くかワーク」をする予定。

     私たちの学び合い


     難しい、を実感することもまた大事なことだとも思っています。

    難しい、を「でも楽しい」にできるかが大きなチャレンジ。


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