2019-06-27
そこにストーリーを見いだす
学校評議員会兼協働教育推進会議。
評議員さんや協働教育推進委員の方々と学校の会議。
そこでの、学校生活ムービーやホワイトボード・ミーティング®は今回で確か3~4回目なので定番になってきた。
それはそれで大きい。
そこでしたいことはエピソードの共有。
そのために、上記の2つは私にとっては大事なツール。
エピソードが共有できると、圧倒的に理解が進むって分かっているから。
エピソードの共有は情景の共有
情景の共有=情報の共有
ストーリー
今回の成果は、小中一体の「1学期の学校生活ムービー」がつくれたこと。
小、中が別でなく一体となった「かたち」ができてそれをこのメンバーで共有できたことこと。これ大きい。
ムービーとなることで、そこにストーリーが生まれるから。
1つ1つの活動や出来事が、つながっていって今ここ、そしてこの先をみんなでつくろう、つくれるって気持ちになれたらうれしい。
もちろんムービーだから、切り取ったものであり、象徴的な場面であることは認識しないといけないのは重々承知。
だけど、今まで関わってくれた方々とこれまでを振り返るために見るそれには、ここまでのあれこれ、つまり困ったことや大変だったことも同時に想起されるはずだから(それは個人個人によってもちろんその中身は違うんだけど)その結果、こういう場面が生むことができた、と思ってもらえるとうれしい。
「ああ、あのときこうして来たことが、ここに集まってきたみんながそれぞれ別な場で、別な活動で学校に関わってきたことが、ここの子どもたちにとってこうい学びや経験としてつながってきているんだね。」
「そして、これから、どうこのストーリーはすすんでいくのかなー」
っていうちょっとしたわくわく。
どうなっていくのかわからない、そんな楽しみ。
子どもたちも地域の方々も先生たちも、いろんな人が、それこそごちゃごちゃになって「これから何がおこるか分からないちょっとした不安、それでもなんとかなりそうというわくわく」がエンジン。
そのときの向かう先、は学校教育目標であり、OGATSU COMPANYの「自分を元気に、みんなを元気に、まちを元気に!」なんだよね。
つまり「快」の方向。
「快」の方向にいくものなんだよ、何も邪魔しなければ、というのを当たり前に信じるのが『学び合い』でもあるな、と私は思っていて。
「快」を求めるための「トライ&エラー」そこを楽しむストーリー。
そうなると、その「ストーリー」を紡ぐこと自体が「快」になるんじゃないのかな、って思う。
「モアイと伝説の海」
モアナは危機に瀕した島を救うために海にこぎ出す。伝説の英雄マウイを最初にガイドに、そして時に自分がガイドになったり、他のガイドが現れたり。自分の心の声を信じて、あの波の向こうに命の女神テ・フィティの「心」を返しにいく。
そうそう。
誰もがモアナになれるってことさー。
誰もがモアナってことさー。
ストーリーには、登場人物がいる。
だれもが自分のストーリーの主人公。