次の場所へ行こう(旧 十人十色・宮城)

  • 宮城県石巻市の小学校教員です。 小中併設極小規模校で,「地域とともにある学校」について考えながら日々の仕事を取り組んでいます。 2016年の「教室『学び合い』フォーラム」 は宮城県・東松島市コミュニティセンターを 会場に行いました。2017年は,その後をつないでのミニフォーラムを白石で実施。2018年は11/23女川町まちなか交流館でおこないます。7月に内容をお伝えします。
  • 2018-07-08

    「できないといけないこと」ってなんだろ?

    08:34

     昨日は地元研究サークルの7月例会。

    「6年生の学級指導実践あれこれ」というテーマでのある先生が報告してくれた。

             

     その中で考えたことは

    「絶対できなきゃいけないことって何だろう?」

    「あるとしたら何だろう?」

    ということ。

         

     どうしてもリコーダーが吹けない子がいる。まだ「ソ」の音しか出せないとのこと。

    「それでも、リコーダーを吹かせ,それをテストという名目で評価しなくてはいけないものなのか,悩む…。そんなにリコーダーに拘らなくてもいいのではないかと思うけど…」

    との話だったと思う。


     リコーダーはできないといけないのか?

     リコーダーでないといけなのか?

     そもそも音楽ってなんだろう?

     

     音楽は「文化」…

     生活を楽しくするための文化の一つ,かな。

     

     音楽も,そもそもの始まりは,(たぶん)大昔の人が,まだ楽器なんてなくても

    (みんなで音を出してみたら,なんだかおもしろいじゃん!楽しいよね!)

    みたいな感じだったんじゃないのかなあ,と予想。

     

     体育とか美術だって,そもそも

    「なんだか,楽しいよね!」

    が始まりなんじゃないのかなあ。(これも予想)


     音楽も,「楽器はうまくできないけれど聴くことは好き」,とか「音痴で人前では歌うのは嫌なんだけど聞くのはすき」もある。

    「できないけど,好き」それもあり。

     やって楽しむ,見て楽しむ,などいろんな楽しみ方があったりする。体育や美術だってそうだろうし,好きだったらまた何かのチャンスに

    (でも,自分でもできたらもっと楽しいかなー)

    になったりする。その可能性ってけっこうあると思う。

    「できない」は「できる」の始まり。

    そもそも「できる」も「できない」も誰しもの中にごちゃ混ぜにある要素。


     リコーダーがまだ,うまくいかなくて,それをやることが苦痛になっているとしたら,別にリコーダーに拘らなくていいんじゃないの?っていうのがその時の僕らの感じ方。それで音楽がキライになったら元も子もないし。


     「『一人でできること』を求め過ぎちゃうところってけっこうあるよね」

    評価をするのに,一人ずつさせてみたりして。」

    というのも僕らの会話の中で出てきたことの一つ。

     みんなと一緒にやってできた,というのは楽しい。きっと。きれいな歌声の人とそうでもない人も一緒に歌っても良い感じになったときって楽しい。(私たちのカラオケなんて大概そう…笑)。合奏だって同じこと。バスケットも別に全員シュートがばんばん決まらなくてもいい。ぞれぞれが活躍できて,勝てたら

    「イイェイ!」

    ってハイタッチできればそれでいい。

     そうやっているうちに,それぞれが自分の「できる」を求めていけばいいんじゃないのかなー。


     やっぱり,ぼくらの評価」に対する考え方,なんだよねって思う。

    加藤 昌紀加藤 昌紀2018/07/16 21:50 我々が教員になりたての頃は,そんな評価だったように思う。それが今は,「~ができるようになること」という評価項目を強要されるようになった。(新学習指導要領)「できる」「できない」が重視され,『楽しさ』が軽んじられて,ますます2極化になるよね。加藤

    motoryoumotoryou2018/07/17 06:33コメントありがとうございます。そうですよね,「できる」「できない」だけがクローズアップされるとつらい。「できる」も「できない」も切りが無いですから。子どもも(大人も)みんなと一緒にやっていることに関しては「できるようになりたい」って思っているだろうから。「できなくてもいい」っていうのとはちょっと違って。何度でもやり直してチャレンジする機会を用意するという,簡単に「ジャッジ」しないとか,とか私の方の姿勢でなんとかできることをしたいなあ,と思うのです。