次の場所へ行こう(旧 十人十色・宮城)

  • 宮城県石巻市の小学校教員です。 小中併設極小規模校で,「地域とともにある学校」について考えながら日々の仕事を取り組んでいます。 2016年の「教室『学び合い』フォーラム」 は宮城県・東松島市コミュニティセンターを 会場に行いました。2017年は,その後をつないでのミニフォーラムを白石で実施。2018年は11/23女川町まちなか交流館で実施。その後は、学校と地域コミュニティの間を行ったり来たりしながらの毎日を創りたい、と思っています。
  • 2018-05-07

    綱渡りも悪くない

    22:52

     私のもつクラスは,今まで,たいがい「綱渡り」である。

    「綱渡り」とはどういうことか,っていうと

    私自身があまり,レールを敷かないから

    「さて,どうなる??」

    って,そんなことをちょっとどきどきしながら,でも半分わくわくしたりしながら子どもたちの毎日の出来事を見ていたってこと。

     予測はしても,その通りになるかな,どうかな,は分からない。

    期待以上になることもあり,ならないこともあり,いろいろ。でも,それはどっちでも結構面白かった。

     今朝ある本を読んでいて,目に留まった一文。

    「意見が割れたときには『どうやって決めるのか』『合意形成をどう図るのか』を自分たちの経験を活用して,子供たち自身が決めることの教育効果は計り知れないものがあります」

     ほうほう,そうだよね,と思う。


     最後は掃除当番の,よくあるくるくる回す当番表もないし,給食当番表もなかった。いらないと思っていたし,彼らもいると言わなかったし。朝,子どもたちが相談しながら

    「で,今週どうする~」

    みたいな感じで決めたりしていたから。私が彼らに要求したのは

    「みんなが納得するように決めてね。」

    「あ,でもガマンしたりさせたりするのはなしね。ま,うまくやってね-」

    くらい。

     

     そんなのだから,揉めることもある,当然。でもなんとかしていたんだよね,彼ら。

     学芸会の練習も,けっこう,彼らで

    「んじゃ,やるよ~。集まってー」

    とか,やっていたな。

     こう書くと,なんかすてきな感じだけど,そういうわけでもなく,いろんなことはあるわけだけど。ピシッと,とかバリッと,という形容詞は付かなくて

    人に言わせると,

    「沈みそうで沈まない,って感じだねー」

    って笑われる。

    (んでも,私は心の中で,『これでいいのだ』と思っていたけど笑)


     私のもったあとに,クラスを持ってくれた先生から今までよく言われることは

    ・おもしろいクラス

    子どもたちで,自分で決めてやっていける

    ・相談しながらなんとかやっている

    みたいなこと。「立派なクラス」とは言われないけど「いい子たち」と言われることは多い。それってうれしい。


    「やっぱ,綱渡りも悪くないね。」

    と思えた,本の一文。