次の場所へ行こう(旧 十人十色・宮城)

  • 宮城県石巻市の小学校教員です。 小中併設極小規模校で,「地域とともにある学校」について考えながら日々の仕事を取り組んでいます。 2016年の「教室『学び合い』フォーラム」 は宮城県・東松島市コミュニティセンターを 会場に行いました。2017年は,その後をつないでのミニフォーラムを白石で実施。2018年は11/23女川町まちなか交流館で実施。その後は、学校と地域コミュニティの間を行ったり来たりしながらの毎日を創りたい、と思っています。
  • 2018-03-16

    卒業式への準備,プロセスなんだな。「練習」より広い意味で考えたい

    06:03

     「どんな卒業式にしたいか,なるといいか」

    その思いを,卒業式までのプロセスを通して少しずつ積み上げていくこと。そういうことを大事にしたかったのです。6年生も在校生も,職員も。

     学級担任だった時は6年生の時は6年生を中心に,その他の学年の時は学級を中心に行ってきました。問いかけとメンバー同士の対話エピソードの共有。そんなことをしながらやってきました。

     

     今回は教務主任として,儀式的行事の運営担当としてのかかわり。その立場として 「どんな卒業式にしたいか,なるといいか」を支える役割。

     絶対したくなったのは,カタチのみに注力した練習

    「動いてはいけません」「もっと大きな返事をしなさい」「立つときタイミングがそろっていない」などなど,そればかりの練習になると,とっても残念。

     姿勢や,返事や所作がどうでもいい,といっているのではありません。それも大事。それがどんな気持ちから生まれるのか,自分や自分たちの思いを表現するのに適切な姿勢や返事や所作を自ら選択してほしい,と思っているのです。誰かにコントロールされるんじゃなくて,自分で自分の気持ちと対話して自分で決める。当たり前と言えばごく当たり前。

     最後の全体練習の時,5年生の子が私のところにやってきて

    「先生,『旅立ちのことば』で,私たちが前に出るときなんですけど,2人ずつ前に出るときに横が揃わないときがあるんです。そこを練習したいんですけど。」

    との提案。

     うれしい。儀式的行事でも子どもたちから練習内容に関する提案が出る。そんなのが当たり前になるようにして行きたいな。

     最後の練習だから,6年生から在校生に短くメッセージを伝えてもらう時間をとりました。在校生からは

    「5年生,だれか代表で6年生に向けて一言話してくれない?」

    言ったら,先ほどの5年生が,すっと手を上げて短くスピーチ。いいね。

     こういう姿を下級生が目にすることも大切だと思っています。


     放課後は,みんなで式場の掃除をしたり教室を飾り付けたり。校庭で6年生と一緒に遊んだり。そんなことも全部含めての卒業式までの大事なプロセス。だから「練習」じゃないんだよね,ほんとうは。