次の場所へ行こう(旧 十人十色・宮城)

  • 宮城県石巻市の小学校教員です。 小中併設極小規模校で,「地域とともにある学校」について考えながら日々の仕事を取り組んでいます。 2016年の「教室『学び合い』フォーラム」 は宮城県・東松島市コミュニティセンターを 会場に行いました。2017年は,その後をつないでのミニフォーラムを白石で実施。2018年は11/23女川町まちなか交流館で実施。その後は、学校と地域コミュニティの間を行ったり来たりしながらの毎日を創りたい、と思っています。
  • 2017-09-29

    「教室がせまい」のも悪くないかも

    06:25

     新しい校舎。つくりは,私は結構好きです。木がふんだんに使われていてぬくもりがあります。いわゆる,フツーの学校っぽく無いところが多い。

              

     例えば,廊下の部分部分に大小のフリースペースがあったり,ガラス張りの廊下があったり,ちょっと迷路っぽい構造だったり,吹き抜け構造があったり,幅の広い大きな階段があったり。教室には海に面した大きな窓があったり,一角には作り付けのベンチがあったり。窓と外の間にはウッドデッキがあって半分中,半分外というスペースもあります。なかなかおしゃれ。

    「閉じこもる」,というよりも「解放する」「他者,外の世界と交流する」そんなことがしやすいイメージ。

     ただ,教室は,狭いです。一般教室の広さの半分程度しかありません。子どもたちが初めて教室に入ったときの第一声が

    「せまっ!」

    だったのは笑い話。

     その狭さもプラスの考えると,必要に応じて学習の場をどんどん外に広げて行くきっかけになるみたい。見ていると,教室教室前のフリースペースとを行き来しながら学んでいたり,廊下にある広めのワークスペーステーブルホワイトボードで学んでいたりしている様子をよくみかけます。


     勉強は教室で,とは限りません。校舎全体が学習の場,敷地内が学習の場,そして学校を飛び出して生活の場全てが学習の場。教室はだんだんと,ランドセル置き場になっていくかも。(笑)

     今は学年ごとの教室になっています。ふつうの学校と同じです。でも,そうなると,「学年ごと」に教室を分ける必要もなくなっていくかも知れません。縦割り班ごとの教室だって面白いですね。学ぶ内容によってフレキシブルに集まれればいいのですから。

     大人の世界では,年齢で居場所が決まることはありません。もしかすると学校でもいつも同じ学年で同じ教室にいなければならないことはないかもしれません。

     ちょっと今までの習慣を捨てれば,案外,ぐんと面白いことができそうです。

         

          

     「教室がせまい」ことも,案外新しい展開を生むきっかけになったりするかもしれません。