次の場所へ行こう(旧 十人十色・宮城)

  • 宮城県石巻市の小学校教員です。 小中併設極小規模校で,「地域とともにある学校」について考えながら日々の仕事を取り組んでいます。 2016年の「教室『学び合い』フォーラム」 は宮城県・東松島市コミュニティセンターを 会場に行いました。2017年は,その後をつないでのミニフォーラムを白石で実施。2018年は11/23女川町まちなか交流館で実施。その後は、学校と地域コミュニティの間を行ったり来たりしながらの毎日を創りたい、と思っています。
  • 2017-09-16

    祖父母学校交流会

    08:45

     地域の方になるべく学校に足を運んでいただくこと,そこで子どもたちや教職員と楽しい時間を過ごしてもらうこと。

     それを考えている。「地域と共に歩む学校」かつて各地域にあった5小学校3中学校が統合しての開校1年目。初年度。

     

     だからこそ,この1年は大事。

     先週の地域運動会に続いての今回。

     地域の方々に,まずは1回学校に来ていただく,お互いに声を掛け合い知った仲間と一緒に学校に来ていただく,そこで一緒に楽しい時間を過ごしていただく,子どもたちや教職員と話したり一緒に活動していただく,そんな経験があると「次」もあるから。

     学校サイドとしては「お客さん」をお迎えする,という視点はもちろん必要。それは「楽しく気持ちよく過ごしてもらうために場をつくる」責任として。そうい事前の準備。それは必要。

     でも,当日,場を作るのは,「参加者みんな」。教職員だけではできない。教職員も子どもも参加してくださる地域の方も,一緒にみんなで「楽しく気持ちよく過ごせる場」をつくる。この「みんなでつくる」っていう感覚(割り切り?)が必要だと思っている。教職員だけで背負おうと思ってしまうと長続きしない。持続可能,それ,大事。

     「地域と一緒にやると大変だよね」

    とか

    「いろいろ準備がたいへん」

    とか言う方もいるけど,全部教員がお膳立てして「完璧」に進めないとといけないと思っているのかな?と感じることもある。きっと今までがそういう体験だったのかもしれません。

    「少々トラブルがあっても,みんなでやれば何とかできるし,できたらトラブルさえも楽しい,にかわるしなー。」とも思うけど。(もちろん,トラブルはないに越したことはないけど)

         

     話を元に戻す。

     楽しいことを用意する,というよりも,楽しい場をみんなでつくる,楽しい場をみんなで作ること自体を楽しむ,そんな感じ。思い切って言えば,そこに多様な人が集まり,ごちゃごちゃと一緒に何かやれば,それだけで「楽しい」。特別なコンテンツは本当は必要ない,とさえ思う。

     人と話す,かかわる,一緒にやる,一緒にいる…。そういうことも「楽しい」の要素だと思うから,場の中にそういう場面を意識的に入れる。だから「お客さん」にも仕事なども頼んじゃう。こともある(もちろん,無理強いはしませんけど)

     「お近くの方と一緒にちょっと…」

    「こういう場を作りたいので,ちょっと力を貸していただけますか~」

    「ありがとうございます!たすかりました!」

     子どもたちにも事前に

    「今日はさ,たくさんのおじいさん,おばあさんが来てくれるよね。自分のおじいさんおばあさんが来てくれる人は,まずは自分のおじいさん,おばあさんを大事にしてね,たくさんお話して一緒に活動してね。それができたら,次のチャレンジはね,自分のおじいさんおばあさんのお友達や知らないおじいさんおばあさんともお話したりしてみることかなあ,と思うよ。今日は,学校に孫のいないおじいさんおばあさんもたくさん来るんだ。だからみんなから話しかけてもらえたら,嬉しく思ってくれると思うんだよね。みんなには,人を喜ばせたり元気にしたりする力あるからね。人を喜ばせることができる自分になれるいいチャンスでもあるから,できる人はぜひチャレンジしてみてね。」

    と伝えておくということ。

     活動中,

    「あれ,○○子さんは?」

    と,あるおばあさんのことを,子どもたちに聞いたら

    ○○子さんを知っているとは思えない子が

    「あ,○○子さんは,いま,あっち!」

    と教えてくれた。

     名前も覚えたんだなー!

     こんなことが,すごく大事だと思っている。

     

     

     自分も楽しい,みんなも楽しい,そんな場をみんなで作りましょう,多様なみんなでつくれたらもっと楽しくなりますよね!そんな感じ。


     この先の理想は,なんのイベントもないのに,地域の方々も学校の中で過ごしている,そんな風景。教職員も学校の中で地域の方々と子どもたちと,あれこれ談笑している,そんな楽~な感じ。