十人十色・宮城

  • 宮城県石巻市の小学校教員です。 今年度からは全校児童5人の学校で,「地域とともにある学校」について考えながら日々の仕事を取り組んでみたいと思います。 2016年の「教室『学び合い』フォーラム」 は宮城県・東松島市コミュニティセンターを 会場に行いました。2017年は,その後をつないでのミニフォーラムを計画中です。
  • 2017-09-12

    号令がなくてもやれる

    07:14

     運動会の開会式や閉会式の司会をしながら,なんとなくいやだった所は

    「気をつけ」

    とか

    「休め」

    とかっていう号令をかけるところがあることでした。

     だから,それぞれの練習の時でも,

    (できれば,そういうの言いたくないなあ)

    と思っていたのでした。

     それでも,子どもたちは,

    (ここは気をつけ,かな)

    と自分たちで判断して立っている子が多いので,号令をかける必要性があまりなく,ついついかけずに進めてしまうこともありました。しかし,いったん「気をつけ」をしてしまうと「休め」の姿勢になりづらい,そういう子どもも多く見られました。

     そういう姿をみると,やっぱり

    (気をつけ,とか休めって言ってあげたほうがいいのかな)

    とも感じていました。

     でも,よく考えたら,

    「こういう場面では,相手に礼をするところだから,背中をしっかり伸ばして,かかととかかとををくっつけてくださいね。」

    「ここでは,お話をきく場面だから,時間は少し長くなりますよね。だから,お話が始まったら,少し足を開いてぐらぐらしないように楽に立ってね。」

    と,場面ごとにとって欲しい姿勢を伝えておけば,子どもたちは,自分の判断で「気をつけ」と「休め」の姿勢をとることができます。

     なんだ,初めからそうしておけば,号令という命令?をしなくていいんですね笑。

     今回,地域の方々との協同の運動会を実施しました。開会式や閉会式も一緒に行うので,「気をつけ」「休め」の号令も結果的に地域の方々にもかけるような形になってしまいます。

     やっぱり,それはやりづらい。

     大人に向かってやらないことは,やっぱり子どもにもやらないのがふつう。

     あらかじめ,場に応じた姿勢を選択していい,と伝えておけば,号令はいらなくなります。

     学校教育目標の,「自ら考え」です。

     大人の組織でも「気をつけ」「休め」などの号令があるところもあります。しかし,そこと学校はやっぱり違うと私は思います。

     号令がなくても,自分の判断で自分の行動が決められる,そんなふうに育って欲しい。

    雄勝町民雄勝町民2017/09/16 21:58それは、大きなまちがいですね。教職員のコンセンサス無しに持論を通せば、子どもたちを混乱させるだけです。文科省では、集団行動の結果手引きを作成しています。集団行動の訓練は、災害や非常時に、多くの子どもたちを安全に誘導させるためのものでもあります。

    motoryoumotoryou2017/09/17 23:44コメントありがとうございます。そうですね,たしかにそうでもあります。ですから必要ないとも思いません。「必要」「必要ではない」ということも含めて二者択一的に考えられないことだと思っています。思考停止にならないように,そこは気をつけたいなあ,と。

    motoryoumotoryou2017/09/18 00:51 付け加えます。(「小学校学習指導要領 第6章 特別活動・文部科学省」では,「安全な行動や規律ある集団行動の体得」ともあります。ですから,安全に行動できるレベルの集団行動は,それはもちろん必要です。ですから,「必要」「必要ではない」と上記で記したことは「集団行動」についてではありません。説明不足でした。