次の場所へ行こう(旧 十人十色・宮城)

  • 宮城県石巻市の小学校教員です。 小中併設極小規模校で,「地域とともにある学校」について考えながら日々の仕事を取り組んでいます。 2016年の「教室『学び合い』フォーラム」 は宮城県・東松島市コミュニティセンターを 会場に行いました。2017年は,その後をつないでのミニフォーラムを白石で実施。2018年は11/23女川町まちなか交流館で実施。その後は、学校と地域コミュニティの間を行ったり来たりしながらの毎日を創りたい、と思っています。
  • 2017-08-14

    「おーい,田中~」

    16:43

     今月初めの『学び合い』フォーラムin関西。

     西川先生の講演で印象的だった言葉は

    「おーい,田中~」。

     うろ覚えですが,たしかこんな話の中での台詞でした。

     

     会社が倒産した○○さん。中学校を会場にした同窓会に姿を見せません。心配した仲間が

    「おい,○○はどうしたんだ?」

    と他の仲間に聞きます。

    「○○の会社が倒産したらしい。それで落ち込んでいるみたいだ。」

    と。

     すると

    「何だよ,しょーがねえなあ。ちょっと○○呼んで来いよ~」

     おくれてやってきた○○に

    「おいおい,なんだよ~。え?会社が倒産して困っているんだって?俺たちに任せろよ~」

    「あ,そうだ,たしか田中の会社で人がいるって言っていたよなあ。」

    「あ,そうそう!」

    「ちょうどいいじゃねえか。あそこに田中いるじゃねえか,おーい,田中~。○○おまえのとこで頼むよ~」


     そんなような話。

     だれかが困っていれば,その時に誰かが声をかける,サポートする,助ける。そのようなコミュニティの基盤を,学校なら作れるし,学校しか作れないし,そのようなコミュニティ作ることが子どもたちのこれからの幸せに直結する,という例え。


     地域丸抱えでセーフティネットをはる,っていうことでもあると思う。




     自分事ではあるが,最近,自分の大きな課題でありながら専門的な知識がまるでない分野のことについて,困っていた。最近,学校教員以外の方々と一緒にお話したり学ばせてもらう機会が多かったので,そのつながりの中である方に相談をしたところ,そこからさらに複数の方々につないでくださり,専門的な視野や技能で大きな大きなサポートを得られ,気持ちがずいぶん楽になったことがあった。

     その課題は,これからもきっと続くし,解決とはならないものだけど,その方々の存在は本当にありがたいし,それらの方々の親切な申し出と行動には本当に感謝している。だから,いずれ,私ができることでお力になれることを探し,お返しできるようになりたいと思うのである。

     そして,それは,直接その方々に向けたことでなくても,いいと思う。めぐりめぐるから。



     そんな時に,この

    「おーい,田中~」

    を思い出したのであった。