次の場所へ行こう(旧 十人十色・宮城)

  • 宮城県石巻市の小学校教員です。 小中併設極小規模校で,「地域とともにある学校」について考えながら日々の仕事を取り組んでいます。 2016年の「教室『学び合い』フォーラム」 は宮城県・東松島市コミュニティセンターを 会場に行いました。2017年は,その後をつないでのミニフォーラムを白石で実施。2018年は11/23女川町まちなか交流館で実施。その後は、学校と地域コミュニティの間を行ったり来たりしながらの毎日を創りたい、と思っています。
  • 2017-06-27通信表のこと

    通信表のこと考えています

    06:04

     ここ数日ずっと,通信表のことを考えています。評価のことを考えている,ということです。

    子どもにとっても,教師にとっても,通信表ってやはり,学期の学習のゴールになっています。

    終業式に学習の成果,結果として保護者にも子どもにもお知らせするからです。

     だから,それが「よくできた」「できた」「がんばろう」じゃない気がしています。

    できない,よりはできたほうがいいし,できるようになった子(人)の努力を評価しないのでもありません。

    でも「できる」「できない」はゴールじゃない気がします。

    「できるようにチャレンジし続ける」「そのチャレンジを楽しむ」ことを,私たち教師子どもたちに学期を通して伝えてきたのではないかと思います。成長し続ける,変わり続ける,変わることを楽しむ,みたいなこと。そのプロセスのなかにその時点として「できた」「まだできない」があるイメージ。だからつねに「続く」。その都度その都度のピンポイントでの評価では「できた」「まだできない」はありますが,トータルとしての学期の最後の評価が「よくできた」「できた」「がんばろう」だとなんか,ジャッジみたいな気がしてしまう。トータルとしての評価をしたいと考えています。子どもたちが,

    「できたことも,まだできないこともあるけれど,それでも1学期がんばってこれたな。来学期もがんばりたいな」

    と思えるものに。

     大人に「通信表」があったら,どんな通信表だとうれしいか,そのイメージです。

     

     繰り返しますが,できなくていい,と言っているのではないんです。

    できるようにチャレンジし続けることに意味がある,と思っているのです。

    学ぶことのゴールは「できた」「できない」ではなくて,学び続ける,楽しんで学び続ける,ことで、言ってみればゴールはないってこと。「できた」の先には次の「まだできない」がある。「できない」の先には「できるようになった」があります。

     「あなたは今学期,このくらい伸びたと思うがどう?」

    「あなたは,こんなチャレンジを続けてきたよね,見ていたよ。来学期はどんなチャレンジをしたい?」

    子ども対話できるような。保護者には

    「お子さんは,今学期こんな成長を遂げましたよ。具体的にいうと…」

    「来学期のチャレンジは,この辺りになると考えています。」

    を伝えられるような通信表。

    「よくできた」の数を数えて,

    「よくできたが○個だった!きみは?」

    ではなくて。(笑)

     通信表の形式を変えて今度提案するけど,真意が伝わるかなあ。