次の場所へ行こう(旧 十人十色・宮城)

  • 宮城県石巻市の小学校教員です。 小中併設極小規模校で,「地域とともにある学校」について考えながら日々の仕事を取り組んでいます。 2016年の「教室『学び合い』フォーラム」 は宮城県・東松島市コミュニティセンターを 会場に行いました。2017年は,その後をつないでのミニフォーラムを白石で実施。2018年は11/23女川町まちなか交流館で実施。その後は、学校と地域コミュニティの間を行ったり来たりしながらの毎日を創りたい、と思っています。
  • 2017-06-21

    「『次世代の学校』に向けて,大きく変わっていきます。」

    06:38

     出張で「宮城県協働教育コーディネーター研修会」に参加。

     

    「ついに宮城県もコミュニティスクールへ進む」

    ということだなあ,と感じた。

     「地域と学校が,これまでの「支援」を超え,「連携・協働」して,地域全体で、未来を担う子どもたちの成長を支え,地域を創生する活動「地域学校協働活動」を積極的に推進する。「連携・協働」に当たっては,地域と学校がパートナーとして,目標を共有することが必要である。」

     この,中央教育審議会答申を受けての,学校の大きな変化。

    「宮城の学校も大きく変わっていきます。」

     そういう宣言でもある,と捉えている。

     その先は「地域創生」,まちづくり。そこに学校がどういう役割を果たすか,が求められている。学校は「聖域」ではなくなるってことだろう。

     合わせて,日本の現状と未来についても。

     少子高齢化と人口減少の中で日本が生き残っていくためには,総掛かりでなんとかしないといけない,そういうこともあっての「協働教育の推進」もある,とのこと。

     今まで『学び合い』関連の学習会などでは何度も話題になっていたことであるが,こうして県の研修会の中でも触れられるようになったことに,

    「ついに,ここまできたんだなあ」

    とも思う。

     「みやぎの協働教育」が新たな方向性に向けた目標は

    ○「どんな子どもたちを育むのか」「どんな力を身に付けるのか」といった「目標」を家庭・地域・学校で共有した取組が必要

    とのこと。その上で,宮城県としての目標は以下。

    ○「協働する力」(協働力)の育成

     ・主体的に考える態度

     ・他者を理解する態度

     ・コミュニケーション力

     ・協調的な課題解決力

     ・参画意欲


     「目標の共有」短い言葉で表されるけどなかなか,難しいこと。「共有」だから「お任せ」とか「いいなり」ではない。学校を開いたのは良いけれど,結局は学校だけで進んでいるよね,でもない。合意形成とそこまでのプロセスを組むことだから,ファシリテーターを務める人が学校にも地域にも必要ってことになるんじゃないかなあ,と思う・

     そして「協働力」。『学び合い』で目指してきたことではないのかな。いよいよ,これが「学力」として浸透していく時代になってきたのかも知れない。

     教師も子どももファシリテーターになる,学校でその練習と経験を積む(国語や算数,体育などの学習を通して)ことがこれからの地域創生(まちづくり)を支え,幸せに暮らせる「地域コミュニティの再生」につながる,そういうふうに感じた研修会。

     潮目は大きく変わってきたなあ,と感じました。