次の場所へ行こう(旧 十人十色・宮城)

  • 宮城県石巻市の小学校教員です。 小中併設極小規模校で,「地域とともにある学校」について考えながら日々の仕事を取り組んでいます。 2016年の「教室『学び合い』フォーラム」 は宮城県・東松島市コミュニティセンターを 会場に行いました。2017年は,その後をつないでのミニフォーラムを白石で実施。2018年は11/23女川町まちなか交流館で実施。その後は、学校と地域コミュニティの間を行ったり来たりしながらの毎日を創りたい、と思っています。
  • 2016-08-25

    米づくりと人づくり2

    06:50

    http://dendentanbo.sakura.ne.jp/

     先日の米づくり農家,Kさんと話した時のこと。

    木村さんは,無農薬でお米を作りたいという考え方。

    「私は,田んぼに生き物がいるという姿が好きだし,いいと思う。一方で今の多くの田んぼはイナゴすらほとんどいない状態。無機質にも感じます。」

    という話のあとに付け加えたのがこの言葉。

    「でもですね,だからどこかが悪い,という論調にはならないし,してほしくない。。米づくり農家は効率を考えないと,食べていけないという現実も一方であるんです。」


     自分が正しい,相手が間違っている,という話になりがち。でも違うんだよね。それぞれいろんな事情で今それを選択しているわけだ。

    「農家にとって田んぼは“遊び場”とも思っている。ぼくは楽しく農業をしたいから。」

    「こんなに楽しい農業ってあるのか!,って感じですね。汗ぶったらして仕事が終わったときの達成感。人間らしい生活の原点を感じるんですよ。」

    「みんなで作業するとね,田んぼはコミュニケーションの場になるんです。」

    と話す。


     Kさんは,自分が楽しいから,周りとはちょっと違った米づくりにチャレンジしている。

     自分は何を大事にしたいか,していくかってことなんだなあ。「正しい」「正しくない」という論調ではない。考えがそこに至るエピソードもさらに聞きたくなる。