次の場所へ行こう(旧 十人十色・宮城)

  • 宮城県石巻市の小学校教員です。 小中併設極小規模校で,「地域とともにある学校」について考えながら日々の仕事を取り組んでいます。 2016年の「教室『学び合い』フォーラム」 は宮城県・東松島市コミュニティセンターを 会場に行いました。2017年は,その後をつないでのミニフォーラムを白石で実施。2018年は11/23女川町まちなか交流館で実施。その後は、学校と地域コミュニティの間を行ったり来たりしながらの毎日を創りたい、と思っています。
  • 2016-07-25

    「いい子に育てると犯罪者になります」

    07:34

     「いい子に育てると犯罪者になります」(岡本茂樹 著)以前の「反省させると犯罪者になります」もよかったけれど,これもよかった。

    ○結局,自信というのは,「自分は自分でいいと思えること」です。私たちは,弱さや弱点や幼さをいっぱい持っています。弱さや弱点や幼さを持っていても,「こんな自分でもいいんだ」と思えることです。214

    ○だから,「今のあなたのままでOK」というメッセージをたくさん送るのです。215

     学校現場なんかでよく使われたり,言われたりするのが「自信」。しかし,この「自信」というものをどう捉えるかでそれを育むアプローチは異なってくる。そこが難しいところ。

     

     自信を付けさせる,というのはやはりちょっとそぐわないかな,と感じる。付けさせられた自信はすぐにはがれ落ちる。そして自信を失う。いつまでも持続する「自信」を子どもたちにもってほしいし,自分たちも持ちたいと思う。そうなると「勝ち負け」を超えたところに自信の種を見出さないとならない。

     冒頭の「結局,自信というのは,『自分は自分でいいと思えること』です。」という表現だって,真意を誤解されるかもしれないなあ。「そんな甘いことでいいの?」と。「自分は自分でいい」と思えたところから,「頑張ろう」という気持ちがもてる,と筆者は述べているけれど,そういう姿を教室で見てきている実としては「そうですよね」と思うのです。

     『学び合い』でいう「一人も見捨てない」は「自分で自分を見捨てない」というのが根底にあるんだと思っています。