次の場所へ行こう(旧 十人十色・宮城)

  • 宮城県石巻市の小学校教員です。 小中併設極小規模校で,「地域とともにある学校」について考えながら日々の仕事を取り組んでいます。 2016年の「教室『学び合い』フォーラム」 は宮城県・東松島市コミュニティセンターを 会場に行いました。2017年は,その後をつないでのミニフォーラムを白石で実施。2018年は11/23女川町まちなか交流館で実施。その後は、学校と地域コミュニティの間を行ったり来たりしながらの毎日を創りたい、と思っています。
  • 2016-07-23

    大人も子どもも同じ

    13:25


    職場のある先生から「できなくてもOKだよ,という声がけが子どもたちだけでなく,私もうれしい」という言葉を私にいただきました。

     そういえば,私は最近よく,子どもたちにそういっているなあ,と思いました。

    「今すぐできないこともあるよ,いいからいいから」

    「できない,わからないって思うことは,今チャレンジしているからこそ感じることなんだから。」

    「いつかはできるよ,やっていれば。それが証拠にそれができない大人はいないでしょ?だからいつかはできるよ。」

     

     ずっと以前は,こんなことを言うのは「甘やかしている」と捉えたかもしれません。自分もできないこと,苦手なことが山のようにあるのを棚に上げて。でも,今はそうは思っていません。子どもたちにそう言ったからといって,彼らが

    「じゃあ,いいや」

    って投げ出したりしないことが分かっているからです。

    「甘やかしている」とか「甘い」っていうのは,つまりチャレンジすることが,彼らの目標になっていない場合に,そんな言い方になるではないでしょうか。つまり,「やらせる」という残念なプロセスになってしまってるとき。その子が,本当に達成したいと思っていたり,達成する価値を感じていたりすれば,そのときはちょっと休みたくなってもまたチャレンジし始めます。それを待つだけ,後押しするだけです。

     先のある先生の言葉は,職員で1学期の振り返りをホワイトボードミーティングで行った後に,それぞれ同僚に「1学期の感謝とねぎらいをおくり合うハートカードプロジェクト」に書いてもらった言葉です。

     大人だって同じ。「あれができてない」「これがまだまだ」ばかりの「反省」会では元気が出ません。当たり前にやれていること,やり続けていることにもっと価値を与えていい・そこをお互いに承認し合う中で,次のチャレンジに向かう元気が生まれてくると思っています。

     うちの職場は「子どもの数は少ないけれど,いい学校にしよう」という目標は共有しています。そこさえしっかりし,かつ良好なコミュニケーションの場さえ整えれば前に進んでいけるはず。

    「そっかあ,実は私もずっとそう思っていたんけど,Y先生も同じことを思っていたんだあ。そのことが分かって今日はよかったなあ!」と話す先生もいましたが,こんなことをちょっとずつ積み上げながら,私たちも前に進んでいくんだなあ,と感じます。

     大人子どもも,ほんとうに同じです。