次の場所へ行こう(旧 十人十色・宮城)

  • 宮城県石巻市の小学校教員です。 小中併設極小規模校で,「地域とともにある学校」について考えながら日々の仕事を取り組んでいます。 2016年の「教室『学び合い』フォーラム」 は宮城県・東松島市コミュニティセンターを 会場に行いました。2017年は,その後をつないでのミニフォーラムを白石で実施。2018年は11/23女川町まちなか交流館で実施。その後は、学校と地域コミュニティの間を行ったり来たりしながらの毎日を創りたい、と思っています。
  • 2016-02-13

    全校ホワイトボードミーティング

    11:40

     体育館の長机上にならんだ90㎝×60㎝ホワイトボード24枚。全校によるホワイトボードミーティング練習。縦割り班を3分割した班ごとに分かれています。1~6年生の混合。そちこちで,異学年での話し合いが行われています。ほぼ初めての1,2年生がいてもなんとかやれることが,案外すごいことかもしれません。講師はちょんせいこ先生。

     5,6年生はしっかりと立ち,下級生を見守ってくれています。だから下級生も安心。上級生の目が温かいのが本当にうれしい。身をかがめて1年生の話を聞いている5,6年生。すてきだなあ。ファシリテーターとしてすくっと立ってくれているのが,単純にうれしい。


     「1年生や2年生もいるのに,こんなに落ち着いて話し合いが続けらなんて,この子たちすごいなあ!」

     「上級生も立派だけど,実は3,4年生がしっかりしているから1,2年生も参加できているんだよ。5,6年生だけでは場をホールドできないからね。」

     会場全体を一緒に俯瞰しながら,せいこさんが私に伝えてくれます。

    「なるほど,そういうものか。」

    と。言われてみればそうだと思うけれど,言われないとそこに思いが至らなかったなあ。そっか。3,4年生,いいじゃないか。サイドワーカーとして立派に役割を果たしているじゃないか。笑

     午後からは,せいこさんを講師に職員ホワイトボードケース会議。全員で情報を共有して見立てと改善・支援のための具体策を考えます。

    「困った子は,実は困っている子なんだよね。」

    「実は,みんなそれぞれの立場で悩んでいるんだよね。」

    「それぞれの立場でできることは何だろう?」

     教職員それぞれが,子どもたちのためになにができるか,それぞれの持ち味を活かしてなにができるか,これからどうしていくかが話し合えた,本当に良い時間でした。2時間にわたるケース会議演習でしたが,みんなであれこれ話ながらなので,あっという間に感じます。

     最後に校長先生からは

    「教師がファシリテーターになることが,必要であることを感じます。」

    との挨拶。

     学校の教職員子どもたち全員がファシリテーターとしてチャレンジし続ける,そんな学校になるといいなあ。もうその一歩は踏み出せているなあ。

     次のステップは,それを広めていくこと。学校を超えて,地域社会に広がっていくこと。それは「ホワイトボードミーティング」というよりもその「考え方」。