次の場所へ行こう(旧 十人十色・宮城)

  • 宮城県石巻市の小学校教員です。 小中併設極小規模校で,「地域とともにある学校」について考えながら日々の仕事を取り組んでいます。 2016年の「教室『学び合い』フォーラム」 は宮城県・東松島市コミュニティセンターを 会場に行いました。2017年は,その後をつないでのミニフォーラムを白石で実施。2018年は11/23女川町まちなか交流館で実施。その後は、学校と地域コミュニティの間を行ったり来たりしながらの毎日を創りたい、と思っています。
  • 2015-08-12

    「世界観」の広がり,かあ

    06:51

    【S先生と子ども対話】から2

    ○:美術って必要?子どもにどんなよいことがあるの?

    S:あなたは字が読めるでしょ?字が読めると突然世界観が広がります。実は字が読める(識字)と同じようなものなのです。あなたは字が上手にかけますか?「読める」のと「書ける」のは同じですか?美術も使えればいいので,上手に書く,することとは違うことを肝に命じておきましょう。なので,字が読めるのと同じように美術を知る人は,その個人にとって,(年齢に応じて)大切で必要なことです。

    @@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@

     別な時に,「アートは世界観の拡大の作業」で,「美術の美は「美しい」の美ではなく,「ビックリ」のビばと思えばいい」「ビックリする練習だと思えば,一気に作業のバリエーションが増えませんか?」

    と言っています。

     図工と美術の違い。「図工」は教科だから,どうしても教えるもの,上手に出来るように導くもの,という捉えでみてしまう。そしてその図工が上手になれば,美術の力も付くような,なんとなくそんな感覚をもっているのかもしれません。一つ一つの技術が上手であれば,いわゆるうまい絵が描けたり,上手な工作が作れたりするんだろうけれど,そこが目的じゃないよね,ってことかな。決して上手に描けたり作れたりすることを否定するものではないけれど,その根底に「びっくり」する心がいるんだよ,美術は,ということだと思う。そしてその美術の力は「美術」を超えて,普遍性をもってその人を形作る,そんなイメージかな。

    「びっくりうる心」は。私が読み替えると「おもしろがる心」でもあると思うんですよね。

    いろんなこと,いろんな人,いろんな出来事。そういうことを,みんなで

    「さて,どうする?」

    って

    「おもしろがる」

    ことができたらいいな。

    時間的にも空間的にも,長く,大きく捉えてそこに身を置いてみる練習も必要かな。そうするといろんなことが実はつながっていて,「ああ,おもしろいことになっている」「おもしろいことになりそう」「ああなるかもしれないなあ,なんとかしたいなあ」なんて想像力も働く気がします。それなら「おもしろがれる」なあ。