次の場所へ行こう(旧 十人十色・宮城)

  • 宮城県石巻市の小学校教員です。 小中併設極小規模校で,「地域とともにある学校」について考えながら日々の仕事を取り組んでいます。 2016年の「教室『学び合い』フォーラム」 は宮城県・東松島市コミュニティセンターを 会場に行いました。2017年は,その後をつないでのミニフォーラムを白石で実施。2018年は11/23女川町まちなか交流館で実施。その後は、学校と地域コミュニティの間を行ったり来たりしながらの毎日を創りたい、と思っています。
  • 2015-06-09

    いいこと考えた!

    00:49

     今日は研究推進委員会でした。

    研究研究するんじゃなくて,日常の取組の中にこそ,いわゆる校内研究を溶けこませたいと考えています。だから。本当はいわゆる「研究授業」だって邪魔だと思っています。

     今年は,校内研究の評価の指標に「学力テスト」と「アセス(学校適応感尺度)」とし,その両方の向上を目指しているので,今までよりより子どもまるごと,に近づいたのかなと思っています。学校の教育目標そのもの,にもぐっと接近したものになってきたのも,全ての取組を一本化するには大切なことだなあと思っています。

     今年は校内研究に関する話し合いにはほぼホワイトボードミーティングの要素を取り入れ,月に1~2回はそれで話し合うことができています。例年より職員の対話の量は増えている点はよし,としましょう。

     ただ,どうしてもネックに感じていたのは,実際学級担任制で,一人の担任が一つのクラスを受け持っている現状では,どうしても私はこのクラスの担当,という意識があったり,また研究主題が共通であったとしても他の先生が

    隣の教室で今何に取り組んでいて,何を課題に考えているのか,というのがリアルに感じることが出来ませんでした。運動会みたいな全校行事であれば,子どもたちを前にして,職員全員で取り組む場面もおおいので,なんとなく目標の共有も子どもの事実も共有しやすいのですが,授業となるとなかなかそうも行かない場合が多いです。日常的にはなかなか多忙で,ゆっくり今行っている授業について話す暇さえ無い状態です。

     あ,で研究推進委員会。そんな現状の中,どうにかして日常実践の交流がしやすくなる工夫はないかなあ,と考えていました。私が考えたのは,「授業ツイッターボード」。職員室内にホワイトボードを置いて,そこに学年ごとに今取り組んでいることや相談事などをメモしたりして可視化すること。そうすれば少なくとも,ちょっとした授業の情報が毎日職員室内で更新される訳である。そうなれば,どこでどんなことをやっていて,どこに課題を感じているのかも見えやすい。

     そのことを,みんなでしゃべっていたら, 思いついたんです。

    (あ,このホワイトボード,職員室に置かないで,廊下において子どもたちにかいてもらえばいいじゃんか!)

    と。このホワイトボードに,子どもたち自身が

    ・今日の授業でよかったこと

    ・楽しかったこと

    ・もっとやりたいと思ったこと

    ・こうすればもっとよかったと思うこと

    など,授業についてや自分の学習に対する思いを書いてもらえばいいのでは?と。子どもの声を聴く,です。子どもが書く,がミソです。

     西川先生がおっしゃっていたと思いますが,

    「研究主題を子どもが説明できる」

    に向けての一歩です。当たり前のようで,じつはなかなか出来なかった「子ども参加の校内研究」への一歩かな,と。

     もう一つの利点は,担任学年の子ども以外にも教師が返信・コメントできること。単学級の学校でる本校にとっては全ての教員が全ての子どもを知っています。しかし,こと学習となると直接関われる子どもは一部です。しかし,このホワイトボードが常設されれば,他学年の子どものコメントに返信コメントを書くこともできます。校長先生や事務の先生,用務員さんもかけます。頑張りや成果を喜ぶメッセージ,励ましのメッセージを送ることができます。授業も含めて,全職員で子どもを見ていくツールが,増えるし,それが可視化される。

     なかなかいいアイデア,と研究推進委員会でも認めてもらえました。職員会議で提案し,今月末には試験的運用を始めたいなあ。わくわく。システムとしてうまくいくように,ぜひ考えていきたいなあ。