次の場所へ行こう(旧 十人十色・宮城)

  • 宮城県石巻市の小学校教員です。 小中併設極小規模校で,「地域とともにある学校」について考えながら日々の仕事を取り組んでいます。 2016年の「教室『学び合い』フォーラム」 は宮城県・東松島市コミュニティセンターを 会場に行いました。2017年は,その後をつないでのミニフォーラムを白石で実施。2018年は11/23女川町まちなか交流館で実施。その後は、学校と地域コミュニティの間を行ったり来たりしながらの毎日を創りたい、と思っています。
  • 2015-05-12

    「生徒指導」

    23:08

    学び合い』の学級は,おそらく圧倒的にいじめや不登校などの生徒指導的な課題は少ないと思うなあ。

     クラスメンバーのコミュニケーション量が圧倒的に多くたくさんのおしゃべりを日々積み重ねているから。おまけに,お互いに世話になる,世話してもらう手伝ってもらうなどの協働的作業が毎日毎日様々な場面で行われるのだから,お互いにいい関係でいた方がいいし,そもそも一緒に同じ目的目標に取り組んでいくんだから,仲良くもなっていく。少なくとも折り合いをつけることは必須。

     それでも,たまにはもめたりすることもあるけれど,逃げようと思えば,どこにでも逃げ場があるのも『学び合い』。距離感を自分でつくれますしね。ほとぼりが冷めたら,とか,そろそろ仲直りしたいと思えば,頃合いをみて一緒に活動を始めればいいだけのことですから。

     そもそも,なにか問題が起これば,それはクラスの衆人環視の中ではっきり見て取れるので,大概,誰かが間を取り持ったりしてくれます。

     そんな時間を1年ないし2年積み重ねるのですから,そりゃあ,子どもたちの中に,トラブル回避能力,トラブル解決能力みたいなものが集団の中に築かれていくんだと思っています。それは,子どもたち自身が経験の中から身につけてきたものです。教師がつけた力ではありません。それだけの経験かな。

     

     それだけの経験をしている,というのは,つまり教師は余計な口をあえて出さず,余計な手をかけずに見守り続ける,っていうのが条件。当然子どもたちの毎日には,ごたごたはつきもの。そのごたごたを経験しながら,子どもたちは育っていくんだから。

     教師には解決できない問題が多いし,教師は子どもにずっとついて行く訳ではありません。だから,子どもたちの力を信じて見守る,子どもたちが自らの力を引き出せる場をつくる,そういう場を守ることなのではないかなあ。

     特別な何かをする,言う,教える,ことがかえって邪魔なとき,子どもの育ちを阻害しているときって案外あるんだと思うなあ。

     学校不適応の,生徒指導問題の話が耳にはいるたび,気になることです。

    いいじゃないか!笑

    22:33

     初任者研修から帰ってきた先生が職員室で言うことには,

    「私がね,勤務校は『○○小です!』っていったら,その先生『いいなあ』って言うんですよ。『なんで?』ってきいたら,『居心地がいいんだって?』て言われたんですー。」

    と。

     それを聞いた職員室メンバー,拍手!

     居心地のいい学校として,噂が広まっているなんていいじゃないか(^^)

     肩ひじはらない自然体の学校,というテーマなら立派に「公開研究会」出来るよ。笑