次の場所へ行こう(旧 十人十色・宮城)

  • 宮城県石巻市の小学校教員です。 小中併設極小規模校で,「地域とともにある学校」について考えながら日々の仕事を取り組んでいます。 2016年の「教室『学び合い』フォーラム」 は宮城県・東松島市コミュニティセンターを 会場に行いました。2017年は,その後をつないでのミニフォーラムを白石で実施。2018年は11/23女川町まちなか交流館で実施。その後は、学校と地域コミュニティの間を行ったり来たりしながらの毎日を創りたい、と思っています。
  • 2015-02-15

    「希望の地図」

    11:27

    希望の地図

    希望の地図

    重松清さんの「希望の地図」という作品があります。「『被災地』はいまー。」というテーマで「震災後」の時代の始まりと私たちの新しい一歩を描いた物語です。

    毎年夏、県内各地持ち回りで一泊の教育研究集会「明日の授業のための教育講座」が開催されます。この夏7/25・26南三陸ホテル観洋で、石巻・迫地区が担当で開催されます。

    震災後4年。被災地である石巻、迫(気仙沼、志津川地区)が担当で行われる研究会です。そこに意味を見出します。震災によりそこに生活する人たち、子どもたち、学校は大きな被害を受け生活や様子も一変しました。被災直後の瓦礫をはじめとする異常な状態は、見た目にはかなりよくなりました。しかしながら、その影響は様々な形で残り続け、場合によっては深刻化している面もあるでしょう。

    そんな中での「明日の授業」です。震災直後、どの街でも学校でも「一番大事なこと」が最優先されていました。だからこそ、一番大事なことはなんだろう、一番大事なことを一番大事にしよう、一番大事なことを一番大事にするってどういうことだろう?というメッセージと、今回の「明日の授業」の終わりがはじまりになる、新しいつながりが緩やかにスタートする、そんな研究集会を目指します。

    重松清さんの「希望の地図」にある一節。


    「夢と希望の違いってなんだと思います?

    夢は無意識のうちに持つものだけど、希望は、厳しい状況の中で、苦しみながら持つものなんですよ。78」

    「生きている人から亡くなった人へ、亡くなった人から生きている人へ、そして生きている人同士…。大切な記憶や思いが、リレーのバトンをつなぐように受け渡されていけばいい。267」

    震災後を苦労しながらここまできた子どもたちや保護者、各地から支援を続け支え続けてくれた方々、子どもたちを守り残念ながら一緒に亡くなってしまった先輩教師、今も各現場で奮闘している教師たち…。立場や考えを超えて、これからの宮城の「希望の地図」描き始める第一歩にしたい、実行委員の気持ちはそこにあります。

    だから、それに見合うような記念講演の講師選定、分科会の内容を、いままでの前例をすべてチャラにして、話し合います。ここからのプロセスがすでにスタート。それぞれの実行委員の思い共有し、合意形成をゆっくりしながら作っていきたいです。

    宮城、石巻、志津川、気仙沼。子どもにかかわる多くの方々が立場や考えを超えて、集い語り合う研究会を目指して準備を始めます。『学び合い』、信頼ベースの方々の応援もぜひいただきたいなあと思ってます。