次の場所へ行こう(旧 十人十色・宮城)

  • 宮城県石巻市の小学校教員です。 小中併設極小規模校で,「地域とともにある学校」について考えながら日々の仕事を取り組んでいます。 2016年の「教室『学び合い』フォーラム」 は宮城県・東松島市コミュニティセンターを 会場に行いました。2017年は,その後をつないでのミニフォーラムを白石で実施。2018年は11/23女川町まちなか交流館で実施。その後は、学校と地域コミュニティの間を行ったり来たりしながらの毎日を創りたい、と思っています。
  • 2015-02-01

    明日の朝は

    20:42

     今回のイスラム国による日本人人質事件。

     

     幸せに生きたいという願いを持っているのは,だれでも同じ。

     だれも幸せにならない結果に向かいつつあるような世界をどう見たらいいのか,正直困惑し,不安を感じている。

     『学び合い』の究極の目的は「世界平和」という。教室,学校で毎日起こる様々なことが,世界に実はつながっている。そういう気持ちを持っている。一人も見捨てないように,お互いに折り合いをつけながらそれぞれの課題を達成していく毎日の経験は,そのまま民主的な社会の形成につながるはずだ。

     子どもたちが将来を生きる世界は,様々な違いを違いとして認め,お互いの存在を認め合う世界であってほしい。なければならない。

     そういう世界は,誰かがつくってくれる?つくっていくのは自分たち。一人も見捨てない教室,学校をみんなでつくっていくことが,その経験が,みんなが暮らしやすい世界をつくることにつながる。しかし,今起こっていることは,今の大人の課題。

     

     残念ながら,今回の事件についてことの明確な判断が出来るには,私はあまりにも知らないことが多すぎる。しかし,だからといって,見て見ぬふりとか考える事をやめる,というのは間違っている。やはり学び続けることが大切だ。学んでいないと,何も判断できない。判断できなければ,気づかない,知らないふりをするしかない。

     私たちが子どもに求めている様々なことが,大人はやっているか,やろうとしているか。正しいことは一つではない。

     でも,一番大切なのは,命であること,それは間違っていない。もちろん誰の命も。

     悩んだまま子どもの前に立たなくてはいけない。

     しかし,「だから,学ぶことは大切なんだ。」とは言える。

     今回のことを,世の中の教師たちは,子どもに明日,何をどう語るのだろう。どうであってもいいから,何事もなかったようにして「勉強」を始めるのは,私はよくないと思っている。子どもたちはもう「知って」いるのだから。