次の場所へ行こう(旧 十人十色・宮城)

  • 宮城県石巻市の小学校教員です。 小中併設極小規模校で,「地域とともにある学校」について考えながら日々の仕事を取り組んでいます。 2016年の「教室『学び合い』フォーラム」 は宮城県・東松島市コミュニティセンターを 会場に行いました。2017年は,その後をつないでのミニフォーラムを白石で実施。2018年は11/23女川町まちなか交流館で実施。その後は、学校と地域コミュニティの間を行ったり来たりしながらの毎日を創りたい、と思っています。
  • 2015-01-06

    「3学期スタート」

    21:10

    明後日から新学期です。

    どんな3学期にしたいかなあ,どう3学期の舵取りをしていこうかなあ,とノートにあれこれと書き付けました。学期始めにすることです。学期という一区切りを大枠でとらえて,イメージしながら考えたいからです。学期中にはいろいろと細かいことや予定外のことも出て判断に迷う時も出てきますが,この最初のイメージが羅針盤になります。もちろん学期途中に付け加えたり修正したりすることもありますけど。

     学期はじめの通信はその方針を子どもたちに示すつもりで書き,読み,話しながら了解を得るようにしています。もちろん全部伝わるとは思いませんし,私のイメージと子どもたちのイメージが一致しているとも限りません。しかし,時間をかけて双方で一致させて行くにしても,「始め」がないと話になりませんから。書いておけば,いつでも戻れるし,また子どもたちの背後にいる保護者の方々にも私がなにを考えているかを伝える一つの手段になりえます。同時に,校長先生はじめ,職場の先生方にも。

    【通信№98】より

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     冬休みが終わり,今日から3学期がスタートです。

     ぼくらは4月に5年生をスタートさせて,その1年間の2/3が過ぎました。マラソンでいうと,35キロ地点,そろそろ勝負をかけていく段階ですね。

     1学期は,勉強をはじめ,いろいろな活動を体験しながら,みんなは「よいコミュニケーションとは?」を考えてきましたね。自分もみんなもどちらも「楽しい」ときに,自分やクラスの力が十分に発揮できることを学んできました。2学期は,花山宿泊活動,学芸会,マラソン大会などの行事とそれと並行しての学習で「チャレンジ・バイ・チョイス」「ちょっと無理をする」などのキャッチフレーズのもと,チャレンジのレベルを上げて「ちょっと難しい,ちょっとだけ大変なこと」にチャレンジすることもみんなでやれば,「楽しい」になることを学んでほしいと思ってやってきました。どうでしょうか。そんな感覚,分かるようになりましたか?

     さて3学期です。3学期は「一人でもやれる!だからみんなともやれる!」をキャッチフレーズにします。当たり前だけど,ひとり一人のみんなは違います。同じになる必要なんかないんだよね。だから,ひとり一人が自分の好きなことや夢中になれること,得意なことで自分の力を伸ばして欲しい。一人でも平気,一人でもばりばりやれる,そんな自信をつけるチャレンジです。そして,その自信をもとに自分の強みを活かして友達の「楽しい・うれしい」に力を貸せる,そういう人に成長して欲しい。

     君たちが大人になる頃の日本や宮城石巻は,今よりももっともっとひとり一人が力を合わせ,お互いの幸せや笑顔のために力を合わせていくような社会になっていくだろうし,そういう世の中を今の大人と一緒に,みんなの世代が作っていって欲しいと思う。難しい言葉で言うと「共生社会」「コミュニティ」って言うんだけどね。だから今のうちにたくさんの体験を積んで世の中に出ていく練習をしておこう。頭で分かるだけじゃなくて,心や体を使って,失敗もたくさんしながら学んでいこう。

     「うまくいったことも失敗したこともあったけれど,僕たち『協力して楽しいクラス』を目指して,1年間やってこれたよね。」という自信が,6年生での1年間にも中学校での3年間にもきっと活かされるよ。だから,3学期のラストスパート,みんなと楽しみながらやっていこう。(楽しい,ってことはとても大切だからね。)