次の場所へ行こう(旧 十人十色・宮城)

  • 宮城県石巻市の小学校教員です。 小中併設極小規模校で,「地域とともにある学校」について考えながら日々の仕事を取り組んでいます。 2016年の「教室『学び合い』フォーラム」 は宮城県・東松島市コミュニティセンターを 会場に行いました。2017年は,その後をつないでのミニフォーラムを白石で実施。2018年は11/23女川町まちなか交流館で実施。その後は、学校と地域コミュニティの間を行ったり来たりしながらの毎日を創りたい、と思っています。
  • 2014-05-04

    先日の出張から

    16:20

    先日、地区の研究主任者が集められての研修会がありました。

    その中で、各校の参加者が5人ずつグループになって「研究推進上の課題」あれこれ話すという時間がありました。

    それぞれの学校が、各校における現状と課題を出し合って話し合うものですが、これがなかなか面白かったのです。どの学校でも抱えている課題は同じようなもので、

    ◯いわゆる「共通理解」できない。難しい。

    ◯それぞれが好きなことを言って困る。

    ◯教師、一人一人スタイルが違うから、話し合ったとしてもその通りに進んでいるか、やれているのか分からない。

    などなど。学校の規模や条件が違うので、細かなところは当然違うでしょうが、聞きながら

    「なるほどなあ、あり得るなあ。」

    と思うことばかりでした。

    一緒に話した各校の研究主任者は

    「やりかたを揃えても、結局は形骸化するんだよね。それぞれに合ったやり方ってのを先生方は持っているからある人がいいよ、という方法も他の人にとっていとは限らないし、はなから取り入れない人だっているしね。だから、『つけたい力』みたいなブレないもので揃えるしかないんだよねえ。」

    と。「みんなで取り組んでいる風」にするのなら、「方法」揃えてやれば、そんな感じにはなります。でも、ここに集まった方々は、そういう方法を揃えただけでは結局やったはいいけれど、「やってよかった」という取り組みにならないことは今までの経験上、きっと分かるのだろうなあ、と思います。

    我が校でも似たような課題はずっとあり、そこを何とかしたいと毎月のワークショップなどで、その月の振り返りと来月の計画作りを行ってきましたが、それも実践をお互いに共有していないので結局は空回りすることの多かったのでした。

    それでは、と今年度は、とにかく次の授業研究会の単元構想(国語・単元を貫く言語活動)を少人数のグループで作成しそれを授業者に提案するというワークショップを年間を通して行うということに変更してみました。まだ1回しかやれてはいませんがそれでも実際に「単元構想表を作る」という作業を共有するのでその中でやり取りは以前に比べては確保できます。そして、その中で主題に対する理解や文言のイメージもやり取りができる気がします。

    他の学校の研究主任の先生が

    「ああ、今まで“もの”や“こと”に拘ってきたんだなあと分かったなあ。大事なのはそこじゃなくて、みんな考えることであり、そういう場なのかもねえ。」

    と話していたのが印象的でした。あっという間の90分のおしゃべりで、

    「こんな面白かった出張、初めてだわ〜」

    なんて言葉も。

    課題を共有してみんなで話す、活動する、そういうことが実は楽しいんだなあ。教師がこういうことを体験していくことが、実際の子どもの授業にも生きて行くことにつながるんだろうなあ思います。

    「教師の学びが変わると授業も変わる」そん感じがします。だから、校内研究は大切。