次の場所へ行こう(旧 十人十色・宮城)

  • 宮城県石巻市の小学校教員です。 小中併設極小規模校で,「地域とともにある学校」について考えながら日々の仕事を取り組んでいます。 2016年の「教室『学び合い』フォーラム」 は宮城県・東松島市コミュニティセンターを 会場に行いました。2017年は,その後をつないでのミニフォーラムを白石で実施。2018年は11/23女川町まちなか交流館で実施。その後は、学校と地域コミュニティの間を行ったり来たりしながらの毎日を創りたい、と思っています。
  • 2014-03-18

    卒業式

    22:35

    今日は本校の卒業式でした。今年の卒業生は,私が震災を挟んで3,4年生の2年間を受け持った子たちです。震災後は,被災校から時期を異にして8名の転入がありました。

     そのような状況のもと,クラス運営には私なりに苦労もあったにはあったのですが,それでもなんとかやってきたのは,子どもたち一人一人が私の及ばないところをうまくカバーして,やってきてくれたからだと思います。まさに『学び合い』でよかったと思います。

     『学び合い』に出会ってからは,子どもたちが,卒業後も学び続けられるような環境,幸せな学校生活をおくれるような関係づくりが,担任が子どもたちにしてあげられる最大のプレゼント,と考えるようになってきました。もちろん,この子たちとの2年間もそれを意識したものでした。だから,あえて子どもたちとは一定の距離をとるようにし,自分が自分を「いい先生」と自己満足を得るための行動をついついとってしまいそうになるのを,規制するように努めていました。過剰に親切にするでもなく,手伝うでもなく。時には

    「自分たちで考えたらいいんじゃない?」

    と冷たく?してみたり。

     卒業式を今日迎えて,子どもたちにどんな力がついたの?といわれると正直分かりません。もっと言えば,私が,子どもたちにした指導で,彼らにどんなプラスがあったの?といわれても分かりません。してもしなくておなじなのかもしれません。自分のしたことがプラスだったのかどうかさえも分かりません。

    「成果は何?」

    と言われても

    「さあ?」

    と応えざるをえません。

    でも,それでいいじゃんか,と思います。だって,自分一人で出来ることなんてなにもなくて,一人一人に関わる様々な人の様々な関わりで変わってくるものであろうし,もしかしたら,そもそもその子はどんな要素があろうとも,そのように育ったかもしれないし,そんなことは誰にも分からないことなんだろうと思うからです。

    では,教師の役割って何?って話になりますよねえ。なんでしょうね。笑