次の場所へ行こう(旧 十人十色・宮城)

  • 宮城県石巻市の小学校教員です。 小中併設極小規模校で,「地域とともにある学校」について考えながら日々の仕事を取り組んでいます。 2016年の「教室『学び合い』フォーラム」 は宮城県・東松島市コミュニティセンターを 会場に行いました。2017年は,その後をつないでのミニフォーラムを白石で実施。2018年は11/23女川町まちなか交流館で実施。その後は、学校と地域コミュニティの間を行ったり来たりしながらの毎日を創りたい、と思っています。
  • 2014-03-14

    卒業式も『学び合い』

    20:47


    卒業式の歌の練習は、毎朝、1年生と一緒に。異学年やれることは極力異学年でやります。

    「大きな声、というよりも、おめでとう、ありがとう、気持ちを歌にこめればいいんだよね。」

    と伝えました。在校生の気持ちと、卒業生の気持ち。そして当日は保護者や教師の気持ち。そういうのを感じながら、一緒に創るのが卒業式。卒業式も『学び合い』なんだよね。

    「大きな声で歌う」とか「動かない」じゃなくて、「気持ちを込めて歌う」とか「真剣に向かい合う」ということ、みんなで共同できること、みんなとっていい卒業式を創ろうという気持ちをお互いに感じながら、できる精一杯をそれぞれの立場や役割でする、それが卒業式の『学び合い』なのかな。

       そんなことを、少なくともわたしが伝えられる立場にある子どもには、機会を見つけ、機会を作って伝えます。伝えたい先生には伝えていきます。

    卒業式を前に

    20:15

     来週18日は本校の卒業式です。

      今回の卒業生は、実は3,4年生の2年間受け持った子どもたちです。『学び合い』で2年間過ごしました。それも、震災を挟んで2年間です。

    3年生の3月に震災を経験し、その後引き続き4年生も受け持ちました。震災の影響で、4月から1年間のうちに8名の転入生を迎えました。もともとバラエティーに富んだ学年だったうえ、たびたびの転入生で環境がその都度変わる中、クラス経営についてもそれなりの悩みもありました。正直パンクするかも、と思ったこともありました。

     震災後、転出入にの多さで(聞くところによると)少なからずの学級で荒れや、不登校などの問題が増えたようです。しかし、彼らはむしろそれをばねにし、新しく加わる仲間を温かく迎え、その都度新しい関係を作りながら前に進んで行きました。子どもたちはやはりすごい。もちろん、その後も不登校や(けんかはあれど)いじめもない状態を保ちました。

     私は今回、式の前に写す、卒業生たちの6年間をまとめたスライドショーをつくる担当です。かつてたくさんとった写真をまとめながら、

    「ああ、そうだったなあ。」

    と思い返します。そして今日、夕方の体育館で、試写しました。BGMはいきものがかり。それにも意味をこめて。

     中学校でも、いい学校生活がおくれますように。このみんなで助け合っていけますように。そう願います。