2013-05-19「子どもに学びを委譲していく。」
私は基本的に人に指示をしたり命令?をしたりするのが苦手というか、嫌いというか、そんなところがあります。それは、つまり、自分があれこれ細かく指示されたり命令されたりすることが嫌い、ってことなんだろうと思います。
自分がすることは自分が納得した上で行いたい。自分の意にそぐわなないことだとしても、自分が(いまはそれも必要)と自分で決断しないことには、どうしてもいやなのです。そういう性分です。くそまじめとも思うし、頑固とも思うし、融通がきかないとも思います。まあ、長所でもあり短所でもあります。なおりません。たぶん。
昨日は、ちょんせいこさんのホワイトボードミーティングの講座に参加してきました。東北青年塾のあべさんと、せいこさんが「東北支援」として、震災後継続しておこなっているものです。
講座の中で印象に残った言葉の一つに、
「子どもに学びを委譲していく。そのためのプロセス」
というのがありました。学校にはいろいろな子どもがいます。私みたいな頑固な子もいるだるし、一言いえば先の先まで理解できる子もいるだろうし、丁寧に説明して欲しい子もいるし。一人残らず成長の道筋にのせ、自分や自分たちのもつ力に自信をもち、足りないところはお互いに補い合って協働して進んで行く。そうやって進んでいける!、そういう自信を毎日の学校生活とりわけ授業でつけさせていきたい、そういう願いがそこにはあるのだと考えています。
一人も見捨てない、という『学び合い』のスタンスと近いものを私は感じています。指示、は必要。指示、の中身とその先にあるものをぶれずに意識したいなあと思いました。