次の場所へ行こう(旧 十人十色・宮城)

  • 宮城県石巻市の小学校教員です。 小中併設極小規模校で,「地域とともにある学校」について考えながら日々の仕事を取り組んでいます。 2016年の「教室『学び合い』フォーラム」 は宮城県・東松島市コミュニティセンターを 会場に行いました。2017年は,その後をつないでのミニフォーラムを白石で実施。2018年は11/23女川町まちなか交流館で実施。その後は、学校と地域コミュニティの間を行ったり来たりしながらの毎日を創りたい、と思っています。
  • 2013-05-17子どもの力を借りる

     子どもたちの力を借りればいい,というか借りるべきだ,というのが私が『学び合い』で学んだことの一つ。

     もうすぐ本校でも運動会です。1~3年生でYOSAKOIソーランを踊ります。ここ数年,ずっとそれに取り組んでいるので,3年生にとっては3年目です。昨年も今年も,縦割りグループごとに見合ったりアドバイスしたりしながら練習をします。

     3年生が1年生にやさしく声をかけながら教える姿は見ていて,とっても嬉しいものです。

     練習中は,3年生をうんと褒めます。2年生には

    「今の3年生の動きや,振る舞いをよーく見ておきなさいね。来年は君たちの番だよ。」

    「2年生も,3年生のまねをして,動いてご覧ね。そうそう,そんな感じで!」

    と2年生にも声をかけます。

     体育の時数を使って,特別活動の運動会をするのですから,両方のねらいを考えなくてはなりません。教師が一つ一つああだこうだと指示や命令?をしていては,ねらいが達成できません。

     いつもこの時期に思い出すのは,私は子どもの頃,運動会の練習が嫌いだったこと。開会式の練習なんて「そろってない!」とか言われて何度も怒られたり,ちょっとでも動いたりすると,やり直し!とか言われて,げんなりしたことを思い出します。

     教師が教えたり指示したりすることを否定しているわけではありません。それも必要なことです。しかし,目指したいことを率直に語りそれが子どもにとってどう大切なのかを伝えること,伝えようとすることが大切であり,その達成への過程で子どもたち同士のかかわりをくぐっていることってやはり必要なことだと思っています。

     子どもたちの力を借りる,とは子どもたち同士のかかわりをくぐって,主体的な学びを作っていくのに必要なことだと思います。それは例えば,運動会の開会式の練習だって,そうだと思います。