次の場所へ行こう(旧 十人十色・宮城)

  • 宮城県石巻市の小学校教員です。 小中併設極小規模校で,「地域とともにある学校」について考えながら日々の仕事を取り組んでいます。 2016年の「教室『学び合い』フォーラム」 は宮城県・東松島市コミュニティセンターを 会場に行いました。2017年は,その後をつないでのミニフォーラムを白石で実施。2018年は11/23女川町まちなか交流館で実施。その後は、学校と地域コミュニティの間を行ったり来たりしながらの毎日を創りたい、と思っています。
  • 2013-03-15けんかしろ~(笑)

    朝,教室に行くとAさんがやってきて,○君と□さんが,どうやらけんかしていることを教えてくれました。

    (ふ~ん,そっか~,昨日,○君がジャーナルに書いていたこと,本気で怒っていたことなんだ~)

    と思いながら聞いていました。

     でも,私から(あくまで私から)見れば,□さんは別にまったく悪気はないことなんだと思うし,かえって○君がそんなことぐらいで怒っているのがおかしいんじゃないの~って調子で思っていました。

     それでも,さすがにそうとは言えないので

    (ま,ちょっと事情を聞いてみようか)

    と思いました。

     詳細は書きませんが,要は相手の話,言い分をしっかり聴くことの大切さを感じました。そこをいい加減にすると,誤解が生じるということです。しっかり聴くこと,もしくは間に入って聴いてあげる人がいれば,大概のことは

    (なんだ,そっか~。じゃあ,こうすればどうかな~)

    と考えられるくらいの心の余裕が生まれます。ところが,一方的に言われたり,もしくは相手にせず,みたいな態度をとられると,もめます。相手の言い分をまず聴く。それが大事なんだなあと。

     子どもたちをみていても,自分の言い分ばっかりを言い続ける人はトラブルが多いし,常に「言った,言われた」という関係の中にはまってしまいます。トラブルが起きず,常に誰とでも仲良くやれる子は,やっぱり上手に友達に話を聞くことができる。要は,相手を尊重するってことなんだなと思います。

     今回も,そうしましたが,私がけんかの仲裁を行わなくてはならないときは,クラスのみんなの前で公開で行います。それは,(私もじつはうまくないのですが,それでも)お互いの言い分を,しっかり聞けば,実はどっちもそんなに悪気はないのだ,ということや,人の話をしっかり聴くことのモデルをしましたいと思ってのこと。相手を責めるのではなく,どこに誤解の原因があったのかを,みんなで確かめて,次にはもう少しよい解決方法を自分たちが出来ることをねらってのことです。けんかは貴重な学びの場ですから。

     今日は,○くんと,□さんの話を聞いたあとは

    「あとは,君たちに任せるね。」

    といって,朝の職員打ち合わせに行きました。

     打ち合わせが終わった後は,どうやら二人で話はついたらしく,すっきりした顔をしていました。

     おまけに昼休みには,いっしょに秘密基地ごっこをしたらしい。

    「けんかは,悪いことじゃあないんだよね。けんかをして,それを乗り越えていくことがいいクラスやいい仲間になるこつだよね~。けんか,しろしろ!(笑)」

    とけしかけたりしちゃいます。