次の場所へ行こう(旧 十人十色・宮城)

  • 宮城県石巻市の小学校教員です。 小中併設極小規模校で,「地域とともにある学校」について考えながら日々の仕事を取り組んでいます。 2016年の「教室『学び合い』フォーラム」 は宮城県・東松島市コミュニティセンターを 会場に行いました。2017年は,その後をつないでのミニフォーラムを白石で実施。2018年は11/23女川町まちなか交流館で実施。その後は、学校と地域コミュニティの間を行ったり来たりしながらの毎日を創りたい、と思っています。
  • 2012-08-06夏休みプールは楽しい

     今日も,プール当番です。いろんな学年の子が,まるで教師の思惑なんて関係無いところで,勝手に泳いでいたり水遊びをしていたりする雰囲気が好きなんだろう,と最近なんとなく分かってきました。(堂々異学年!)

     いつもと同じように,スタートは,

    「ちびっ子たちは,ビート板使ってキック100mね!3年生以上は200mね~」

    指示するのはこれだけにしています。あとは,

    「遊びたい人は1,2コース。3~5コースは練習コースだよ~」

    といっています。低学年用の浅いプールは仕切りがあって別にあるので,スペース的には十分。

     今日はすごかった。

     6年生のMくん。ずっと水が怖くて,顔を水に付けられなかったのが2年前。今年になって,友達の半ば強引な,引っ張りにあって,頭のてっぺんまでなら一瞬潜れるようになりました。でも,とにかく顔に水がかかるというのがいやな感じです。それでも,H君は,なんとか泳げるようになりたいと,私が座り込んでいる4コースのスタート台の下あたりから,何度も壁をけってまえに進もうとしますが,やっぱり,水の中に体を投げ出す,というのは怖いようで(そりゃあそうですが)けったすぐあとに,頭を上げちゃうのですぐ立ってしまいます。まあ,それでも,以前の様子から考えると,水中に身を“投げだそうとする”だけでも,かなりの進歩なんですけど。

    「お~,そこまでいったじゃんか~!」

    「いい感じ~」

    「そこまで,いけたらさ,今度は頭あげないで,両腕で耳はさむようにしてさ,びゅーんって。」

    なんて言っているうちに,何人か他学年の子も,集まって

    「こんな感じ!」

    なんて手本を見せてくれます。そうこうしているうちに,体がほんの一瞬,水中で底と平行(まではいかないが)になるようになってきました。

    「お~,M!!壁をこえた~,それだそれ、その感覚が身に付けばいけるぜ~」

    なんて言いながらずっと励ましていました。すぐにできるほど,甘くはありませんでしたが,M君はそれからずーっと練習をし続け,とうとうバタ足で5m泳げたのでした!!

    そして,その後の彼の一言がすごい!

    「よっしゃ!これであと,呼吸ができたら25mいけるかも!」

     M君が、ずーっと5mバタ足チャレンジしていた,その横の5コースでは,この間まで25mにチャレンジしていた4年生の男の子が,

    「このまえ,400mできたから,今日は,それをこえる!」

    とかいって,結局950m(本人は,1000mだと思ってやめたらしいんですが)をひたすら泳いでいました。

     それぞれが,それぞれの目標を持って、お互いにそれを尊重しながらごちゃごちゃと練習する,っていうのがいいなあ,と思います。ここまで書いて

    (bun-bunさんのスポーツクラブも,もしかすると,こういう感じなのかしらん?)

    と思いました。

     ま,国語や社会,算数だって同じ感じでやれるよなあ,と思います。というか,

    (やってごらん!)

    って言えばいいんだよね。