次の場所へ行こう(旧 十人十色・宮城)

  • 宮城県石巻市の小学校教員です。 小中併設極小規模校で,「地域とともにある学校」について考えながら日々の仕事を取り組んでいます。 2016年の「教室『学び合い』フォーラム」 は宮城県・東松島市コミュニティセンターを 会場に行いました。2017年は,その後をつないでのミニフォーラムを白石で実施。2018年は11/23女川町まちなか交流館で実施。その後は、学校と地域コミュニティの間を行ったり来たりしながらの毎日を創りたい、と思っています。
  • 2012-07-31プール「監視」

     ここ2,3年,夏休みのプール監視,というかプール当番というのが意外と好きな自分がいます。

     このプール当番,厳密に言えば,教育課程外であるし,本来の「職務」とはちがうものです。どっちかというと社会教育にあたる部分なのでしょう。

     ですが,今の私にとってはとっても貴重な場面です。2年生の受け持ちである今は,上級生の泳ぎを見させ,まねさせたりイメージを持たせたりするのに格好の場です。そして何より,これだけみっちり練習できる時間は,日常の授業時間にはありません。そして,それは2年生に限らず,どの学年であってもおなじこと。

     以前の私は「プール監視」ですから,子どもたちは,ある意味好き勝手に水遊びを楽しんでいました。私は危なくないように見ているのが役目。でも今は,毎日変わるメンバーを,どうやって練習の楽しさに引き込もうかなあ,と考えています。

     今心がけているのは,この夏のプール解放の場を,9月の校内水泳大会に向けての練習の場にする,そういう雰囲気を作るということ。まあ,夏休みのことであるので,「水遊び」を完全否定はしません。ただ,水遊びの場所と目標をもって練習する場をわけてみました。そして,練習しながら自分のきろくをのばしている子を,拡声器でじゃんじゃん励ましたり,応援したりすること。

    「お~,すごいぞ!もうそこまでいけるようになったね~」

    「そうそう,リズムをくずすな~,あと少しだ~!!」

    「やったー!ブラボー!!!!」

    なんてやっていると,遊びチームの子もだんだん,練習コースに混ざってきます。

    「お!君ならできる!チャレンジだ!」

    なんていって励ましながらやっていると,いろんな学年が入り交じりながら練習する雰囲気がだんだんできあがってきます。これが楽しい。

     ただ,無理強いしないこと。遊びの場所も残してあげることも必要かな,と思います。目標がはっきりしたり,一緒にがんばる友達が見つけられたら子どもは,遊びと同じかそれ以上に練習することが楽しくなることが,プールサイドからみていて分かるようになったので(笑)

     今日も,プール半分もいけなかった3年生の子が25m成功したり,2年生でも25mいっちゃったり,いままで遊んでばかりだった(失礼!)5年生の子が25mクリアして,50mにもばりばりチャレンジする姿に出会えてハッピーでした。