次の場所へ行こう(旧 十人十色・宮城)

  • 宮城県石巻市の小学校教員です。 小中併設極小規模校で,「地域とともにある学校」について考えながら日々の仕事を取り組んでいます。 2016年の「教室『学び合い』フォーラム」 は宮城県・東松島市コミュニティセンターを 会場に行いました。2017年は,その後をつないでのミニフォーラムを白石で実施。2018年は11/23女川町まちなか交流館で実施。その後は、学校と地域コミュニティの間を行ったり来たりしながらの毎日を創りたい、と思っています。
  • 2012-02-283月を迎えます

     3月を迎えます。

     これから何年も「3月」は特別な意味合いをもつこととなります。

     クラスには,大変な思いをして転入した子どもが7人います。また,親族を失った子どもいます。

     本当の意味で,その子たちの思いを理解することはできないと思いますし,分かったふりもできません。でも,せめて,「思っている」ことは伝えたいと思います。悩んだ末に,明日の通信にはこう書きました。

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    早いもので,あすから3月です。

     その3月は,石巻地域にすむ私たちにとって,「3月」という言葉は,これから何年も特別な意味をもって,心に

    ひびいてくるでしょう。

     以前にも書きましたが,私の最も尊敬する教師としての先輩や一緒に学んできた仲間もこの度の震災で命を落としました。それ以来,事あるごとに「こんなとき,あの先輩ならどういうだろうか,どう行動するだろうか」と思うことがあります。そして,その方に恥じないようにありたいと思います。それでも,失敗したり,もっとああすればよかったかも,と悔やむことばかりですが。

     子どもたち自身も,毎日学校では元気に過ごしているように見えますが,心の中には,きっと様々な思いを抱えたまま,この1年を過ごしていたんだろうと思います。3月を前にして,それを思うと,本当に子どもたちのがんばりには頭が下がる思いですし,その健気さに感じるものがあります。

     4年生としての1年も残すところあとわずか3週間ばかりです。しかし,子どもたちの未来は,これからまだまだ続きます。一人一人の,その限りない未来に幸あれ,という思いで,私自身子どもたちに接していきたいと思いを新たにしました。