次の場所へ行こう(旧 十人十色・宮城)

  • 宮城県石巻市の小学校教員です。 小中併設極小規模校で,「地域とともにある学校」について考えながら日々の仕事を取り組んでいます。 2016年の「教室『学び合い』フォーラム」 は宮城県・東松島市コミュニティセンターを 会場に行いました。2017年は,その後をつないでのミニフォーラムを白石で実施。2018年は11/23女川町まちなか交流館で実施。その後は、学校と地域コミュニティの間を行ったり来たりしながらの毎日を創りたい、と思っています。
  • 2012-01-26暇じゃないけど ひま

     きのうから、学級閉鎖です。今日は2日目。

     やることは、確かにあって、暇ということはないんですが、それでもやっぱり「ひま」です。

     ああ、やっぱり、教師は、子どもたちがいるから、教師をやれているんだなあ、と思います。

     出張の先生がいたので、5時間目の後半と掃除のときに1年生の教室にお邪魔しました。

     ちょっと、いつものペースになりましたが、やっぱり4年生の彼らがフィットするね。

    2012-01-25同じ

     いろんな本を読む。プロスポーツ選手,科学者,職人,宗教家,経営者,教師,芸術家…。ドキュメンタリーを見る,様々な分野で活躍する人,ボランティアで働く人たち…。

     それぞれ活躍する場は違うけど,言ってることは,根本的に同じことが多い。当たり前といえば,当たり前かもしれないけれど,そんな当たり前のことに気づけるようになってきたかな。

     でも,たぶん,まだほんの入り口しか分かってないとは思う。自分の行動とバランスがとれないと,きっと,本当に分かったことにはならないだろうな。まだ,うわべだけ。

    2012-01-24毒をはいても

    「ほら,みてごらんよ。勉強が得意になる人はここが違うんだよ。始まったら,すぐエンジン全開になるんだよ。見ているだけでも真剣さが伝わってくるでしょ。□くんは,いつまでもうだうだやっていて,始まらないから,勉強が得意にならないわけよ。頭が悪いから?いやいやちがうよ。だって,○○の時は,□くんも,ずっと練習したじゃん。そしたら,できるようになったでしょ。そういうもんなんだよ。やる気になって,それで本当にやり続けたら,けっこうなんとかなったでしょ。やっぱり,勉強が得意な人にくっついて,その勉強のやり方をまねするといいんじゃない?いつまでも楽してるようじゃ,もったいないよな~」

     こんな毒をはいても,大丈夫なようになってきたのは,よいことだと思っている。

     勉強が苦手な子たちが,一生懸命やりだすと,いい歯車が回ってくる。でも,それは,勉強が得意な子たちがやる気オーラを出しているからなのかもしれないな。

    2012-01-23きたか

    朝,登校(出勤か…)したら,子どもたちの欠席の連絡がわんさか。

     一気に8人。きたか,インフルエンザ…。

     給食の肉団子は,本当は2このところ,みんなに3個。

    2012-01-22本屋で

     本屋をぶらぶら歩くのが好きである。

     今日,目にとまった本はこれ。

    笑う、避難所 石巻・明友館 136人の記録 (集英社新書)

    笑う、避難所 石巻・明友館 136人の記録 (集英社新書)

    立ち読みした,次の文が印象的。

    『「うんこをしたら流す」これが唯一のルール』

    正確ではないけど,内容はこう。つまり,人間らしい生活をみんなで守る,ということ。ルールって,本当はシンプルなほうがいい。このような極限状態に,偶然にも集い,共同生活をするようになった記録から学ぶべきことは多いはず,と思った。

     読みたい本が(積ん読本)がたまってきたので,今日はがまんして,店を後にしたが,やっぱり買っておくべきだったか?と今,思う。近いうちにまた行こう。

     あともう1冊はこれ。

    子どもの命は守られたのか―東日本大震災と学校防災の教訓

    子どもの命は守られたのか―東日本大震災と学校防災の教訓

    私が勤務した学校もだし,その中で奮闘した先輩や元同僚,そして命を落としてしまった,尊敬すべき先輩や友人。この震災の悲劇を学校現場は今後どう生かすか,ということ以外にない。

     被災地からのメッセージ。本文中に出てくる多くの教員は私の先輩や友人も多い。

    2012-01-19なるほどね-

    ある本を読んでいて,

    「親が書く学級通信があってもいいんじゃない?」

    というのがあって,

    「なるほどね~,おもしろいなー」

    と思いました。親の視点からみたクラスレポート,とかね。

     学校便りだって,同じだよね。

     おもしろいP新聞になるかも。

    2012-01-18あいさつ

    毎朝,子どもたちは,職員室の前の廊下を通りながら,あいさつをしていきます。わたしたちも,当然,あいさつを返します。

     子どもたちは,よくあいさつをしていると思います。きょう,

    (ああ,そうか,このこと子どもに話そう!)

    と思ったことがあったので,明日の通信にこう書きました。

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     毎朝と帰りに,多くのみなさんは,職員室であいさつをしているよね。それを見ながら,気がついたことがあったので書いておきます。

     みんなは,よくあいさつを「しています。」よく見ていると,君たちのあいさつにたいする,先生方のあいさつの返し方は,「いろいろ」です。どういうことかというとね,職員室の先生方が,ほとんど全員返事を返してくれる場合と,そうでもない場合があります。

    「え,そんなの,えこひいきだ!」

    といいますか?私はそうは思いません。先生たちも,職員室では,けっこう忙しく仕事をしていて,気がつかない場合もあるのです。悪気はないんだけど。でもね,それでも,先生方全員からあいさつを返してもらえるような人も,なかにはいます。そういう人は,まずは,「声が明るく,元気がいい」「先生方の顔を見て言っている」「先生の名前をいいながらあいさつしている」「笑顔であいさつしている」など,相手に気持ちが通じるような,やり方をしています。つまり,相手に対して心を伝えることをゴールにしているようです。残念ながら,あまり,あいさつを返してもらえないような場合は「声が小さかった」り「顔も見ずにいったり」など,「あいさつをする」ことがゴールになってしまっているのかもしれません。

     人と仲良くなる,おたがいに気持ちよくすごすためにあいさつがあるのですから,「あいさつをして,よかったな!」「あいさつをして,うれしかったな!」と思えた方がいいよね。「あいさつしたのに,無視された!」なんて言って,ふてくされていても仕方がありません。それより,「よし,あいさつがたくさんかえってくるような,そんなあいさつにチャレンジするぞ」とか「あの先生から,笑顔がもらえるようなあいさつにチャレンジ!!」なんて気持ちでやったほうが楽しいし,自分のあいさつも上手になるし,いろんな人と仲良くなれるし,いいことだらけでしょ。

     もちろん,私自身も「あいさつしなさい」なんて,みんなに言う前に,みんながあいさつを元気に返してくれるような,あいさつにチャレンジするよ。おたがいに,いいあいさつができるようになろうぜ!

    2012-01-16さ,やりましょう

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    弱音を吐かないということは、環境のせいにしないということです。

    弱音を吐かないということは、人のせいにしないということです。

    弱音を吐かないということは、覚悟が決まっているということです。






    人のせいにしない人に失敗はない。

    これは例外のない宇宙法則です。

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    そうかも,と思う。

    私も,がんばろっと。一人で背負うわけでないしね!

    2012-01-15「志教育」

     宮城県の教育振興基本計画の中の取り組みの一つ。「社会人としてよりよく生きる」力を育てるために「かかわる」「もとめる」「はたす」という3つの視点で取り組んでいこうというもの。

     教科指導の中に,特別活動が目指すものを重ねていくことが,必要だと思っているんだけど。教科は教科,特活は特活,でなくて。

    2012-01-14やっぱり努力だね

    子どもの,学習に対する意識を変えるしかないんだと,思っています。どの子も,その子にしかない力があるし,きっとあるはずなんだけど,それに気がつく前に自信を失ったり,自分を見限ったりしてしまうような子がいます。私からみると,自分より,よっぽどこの子の方が人間的にすばらしい,と思う子がたくさんいるのに。

     だから,学ぶことに対する意識を,教師も子どもも,親も少しずつ転換していく必要もあるのではないかな,と思っています。

     でも,結果もでていないと,そんのだれも認めません。「楽しんで学び続けること」と「点数もふくめた,できるようになること」の結果の,融合を自分の中でうまくすりあわせできずに,苦しんでいました。でも,近頃は,うまく言葉にできませんが,なじんできた感じがします。

     「一人ひとり,ちがっていてあたりまえ」そういうことを,素直に受け入れられるようになってきたというか,でも,それは,「違うんだから,このくらいでいいじゃん!」とあきらめるのとも違う,そんな感じ?うまくいえませんが。

     月曜の通信には,こう書こうとおもいます。あ,坂内先生,記事を使わせてください。

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    私がそんけいする学校の先生の一人に,福島の坂内生という先生がいます。あの赤木小学校の先生です。そ先生が言っていたことで,なるほど,その通りだと思っので,みんなにも紹介します。



    『 私は普段から、人はみんな「同じではない」ということをよく話します。勉強をやるにも身長のように成長の早い・遅いがあってすぐに分かる人もいれば、時間がかかる人もいることを話します。しかし、大人になるまでにはその差はとても小さくなっていくこと、だから学び続けることが大事であることを話します。』


    勉強がよくできるようになる,いい方法なんて実はありません。学校でも家でも,勉強するときには本気で勉強する以外に,やっぱりないんです。みんなはまだ10才で,まだ成長途中ですから,とくいなことやにがてなことの差が,一人一人に大きいのは仕方がありせん。それは,坂内先生がいう,身長の差みたいなものです。

     だから,「ぼくは勉強が苦手だから,どうせやったって分からない」と思って勉強しかったら,どうでしょう?これからゆっくり伸びるはずのあなたの大事な力が,伸びくなくなってしまうかもしれません。もったいないよね。あきらめる前に,勉強ができる人の勉強の仕方をまねしてみる方がいいじゃない?

     勉強ができるようになるには,努力するしかないんです。一人で,努力し続けるのは時々つらくなります。だから,「みんなで,勉強しよう!」なんです。楽しくなくちゃ続きませんから。あ,念のため言っておきますが,「楽しく」は「おもしろ半分」ではりません。「自分の力がすこしずつ,のびてきているぞ!」とか「みんなで,どんどんきるようになっているぜ!」という楽しさです。分かっているとは思うけどね!

    赤木小の友達が,あんなにばりばり勉強するのは,きっとそういうことが自分たちでわかっているからだと思いますよ。

     付け足すけれど,「努力の仕方」を身につけた人は,将来どんなことをやっても,楽しくやれるとおもうよ。勉強のゴールの一つは「努力の仕方を身につける」かもしれないなあ。


     フェスブックでの紹介で知った,内田先生の文にも学ばせていただきました。(これ,通信のうらにつけちゃった。読んでくれた,同僚の先生が,「この文,いいね!」といっていただいたのもうれしかったです)

    http://blog.tatsuru.com/2012/01/09_1228.php

    2012-01-13大人になるってどういうこと?

     自分自身も,まだまだ大人になりきれないなあ,と反省することも多い。私自身も成長したいと思いつつ,です。

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    (通信で)

    ぼくらの成長は,一言で言うと「大人になる」ということ。では,どういう人を「大人」というんでしょうね?

     この前の1月9日は「成人の日」でした。日本の法律の上では20歳になれば「大人」ということになっています。でも,「大人」とはどういう人のことを言うのでしょうね。20歳になれば,だれでも,「大人」といえるのでしょうか?成人の日にラジオを聞いていたら,「大人とは何か」という話を,していました。その中で,「私がなるほど,そうだなあ」と思ったことは,「大人とは,「自分が周りの人のために,何ができるか,考えられ,行動できる人」という言葉です。

    確かに,赤ちゃんのうちは,自分のことでも自分だけではできませんよね。それがだんだん,自分のことは自分でできるようになります。そしてだんだん自分の力がついてくると,自分の力を人のために役立てたいと思えるようになります。よく大人の人が「世の中の役にたつ人になりたい」」とか,「だれかの役にたつ人になるたい」とかいているでしょう?一流の選手が「自分のプレーで,見ている人に勇気をあたえたい」といているでしょう?今回の震災で,多くの人が自分のことだけじゃなくて,困っている人のため,悲しんでいる人のために,働いていたでしょう?そういうことです。自分のことだけじゃなく,人の役に立つことが,自分の喜びになる,そういうことなんだと思います。みなさんはどう思いますか?

    ある日,突然,大人になれるわけじゃありません。20さいになったからといって,中身も大人になるわけじゃありません。年齢は子どもでも「大人」の行動が取れることもいれば,ぎゃくに年齢は大人でも,「子ども」みたいな行動をとってしまうこともあります。

    「大人とはどういう人?」というイメージがないと大人にはなかなか近づけません。そして,「大人になりたい」と思わなければ,大人になれません。だから,自分からみて「こんな人になりたいなあ!」と思う人のまねをしてみることから,まずは始めてみたらどうでしょう。つまり,なりたい自分のモデルを見つけるということ。その人が,どう勉強しているか,(していたか)どういうふうに友達や人と接しているか,どのように仕事をしているか,などをよく見て,いいと思うことはまねをしてみる。

    「大人になる」努力は,みんなだけでなく,もちろん私も,みんなのお父さんお母さんも,世の中の人すべてが,いつもやっていることなんですよ。

    2012-01-11通信で

     最後は,子どもたちが,学ぶことが楽しいと思って,本気になって学び出してほしいと思います。子ども自身にエンジンがつかないと,やっぱり長続きはしない気がします。

    ほぼ毎日出す,通信には時々,いつか機会があったら子どもたちに話したいことを書くことがあります。その日の通信に書いたからといって,必ず話すとも限りませんが。話しても伝わりそうな状況であれば話すという感じですけど。でも,書いておくとその機会をみつけることができます。それ以上に,通信に書くことは。子どもたちの背後にいる保護者に伝えることでもありますし,校長先生やほかの先生にも読んでいただいていますので,いろいろとご意見やご感想をいただけることもあります。そういうこともあって,「通信」としては,あつくるしいいかなともおもいつつ明日の号にはこう書いてみました。

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     大人になると,学ぶことがもっとおもしろくなります。もっと,もっと勉強したいと思います。自分でお金を払っても勉強する大人は,た~くさんいます。なぜでしょう?

     かんたんです。自分が学びたいことを学ぶのは楽しいからです。自分が知りたいこと,できるようになることは楽しいからです。自分が成長するってうれしいことだからです。成長することと勉強することがつながっているからです。

     学校でみんながしている勉強はどうでしょうか?楽しめていますか?楽しめていればそれは大変すばらしい!きっと成長につながるね。ハッピーな毎日が送れるね!!これからもその調子で!

     え?あなたは楽しめてないの?それはざんねん。早く自分が楽しめ,ちょうせんしたくなるような目標が立てられるといいね!そのためのお手伝いを私ができるといいな。

     きみたちに,目標を示してあげること,「どうしたら,目標がたっせいできると思う?」とたずねること,目標まであとどれくらいかを教えてあげること,目標からずれそうになったら,「ずれてきたよ」と伝えてあげること,目標までとどいたら,一緒に喜ぶこと,そして次の目標をいっしょに考えること,目標の先にあるゴール「どんな大人になりたいの?」としつこくたずねること,そんなことが私の仕事,と思っているんだよ。

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     今のこのときは,こう思っています,ということで。




     

    2012-01-10

    http://project-yui.org/

     石巻地区の学校を中心に,様々な形で,それも長期間にわたって支援していただいています。

     石巻は学校ごとに,置かれている状況は本当に千差万別です。おまけに流動的です。柔軟性が必要です。こういうときに,このような形で支援を続けていただけるというのは本当に感謝です。学校では柔軟に動けないところも,「結」さんなら,といいうのはあるのではないかと思います。

     学校同士,教員同士,学校と地域,団体と団体…。結さんのおかげで,何か新しい動きがでそうな,そんな予感がしています。

     ちなみに「結」の理事長は,学び合いフォーラムでも講演経験のあるNさんだし,理事には,アソビジのNさんなんです。なんてことでしょうね。

     震災が結んだご縁です。