次の場所へ行こう(旧 十人十色・宮城)

  • 宮城県石巻市の小学校教員です。 小中併設極小規模校で,「地域とともにある学校」について考えながら日々の仕事を取り組んでいます。 2016年の「教室『学び合い』フォーラム」 は宮城県・東松島市コミュニティセンターを 会場に行いました。2017年は,その後をつないでのミニフォーラムを白石で実施。2018年は11/23女川町まちなか交流館で実施。その後は、学校と地域コミュニティの間を行ったり来たりしながらの毎日を創りたい、と思っています。
  • 2011-07-31講演会

     昨日は,教員仲間でやっている研究集会に行ってきました。京都から,特別支援教育に長く携わっているいる先生をお招きしての講演会でした。

     ときに「扮装」して授業をする,まあ,変わった?といえば変わった先生です(?)(だって,その扮装ってのが半端じゃないんですから!。「なんのために?と思ったけど,その意味はあるみたいです。ちょっと説明してくれたけど,結論は“やってみなきゃ,分からん”だそうです。そうかも…)

     


    「良循環。いい循環をつくる。笑顔。今をいい状態に置く。それを続ける。それが 将来につながる」

     「今が,大事なの。将来にむけて今は我慢しな,ではないんだと思う。今を幸せに生きることが,将来を幸せに生きることにつながるはずだし,そういう世の中にせなあかん」

     「教育の目的は,幸せになること。幸せになることの術をつかめるようにしていくこと」

     そんな話に,そうだよな~と思って帰ってきました。

     

     特別な支援の必要な子は,時に図らずも,「注意されたり」「叱られたり」することも多いだろう。教師である自分が,例えばそういう時に,どう見て,どう行動するかは,その子やその子のみならずクラスの子の人生にかかわる問題なんだよな。結局,自分の在り方が問われるわけです。

     だから,いつも学び続けないとな。

     

    2011-07-30対話する時間を生み出したい

    いい学校とはどんな学校か。

    ・子どもたちみんなが,楽しく通えて,学ぶことを楽しめる学校

    ・保護者や地域と信頼関係を築いている学校

    ・教職員が楽しく,充実して働ける学校

     もっとあるだろうけど。子ども,親,地域,職員,どの立場の人もハッピー(いつも,は難しいかもしれないけど)であることは欠かせないと思う。

     で,その“ハッピー”は,誰かが作って守ってくれるものではなくて,その人たちがみんなで創るものである。ちょっとした不都合や,不満があれば小さいうちに,話して,そこそこ満足できる辺りで折り合いを付ける話し合いは欠かせないと思う。もちろん,今よりももっとハッピーにするにはどうする?もっとすてきな学校にするにはどうしたらいいかな?もっと楽しくて学べる授業にするにはどうしたらいいかな,なんてことも「会議」以外にもちょこちょこ,何度も話せたら,きっといい。

     考えて見ると,教師の仕事の中心は「子どもたちの教育」だけど,1日や1か月の中で,職員同士や職員や保護者と子どものこと,学びのことについておしゃべりする時間は意外に少ない。本校の場合,(たぶん)ほかの学校よりは比較的,休み時間や放課後に子どもたちのことや授業の事をおしゃべりして盛り上がる機会は多いとは思うけど,やっぱり,それでも少ないと感じる。

     学校というところが,授業が始まってしまうとそれぞれが担任する学級に入ってしまうし,それがどうかすると4時くらいまで続くので,仕方ないと言えば仕方ない。しかし,いい学校をみんなでつくる為には,やっぱり,その中心となる職員が学校のこと,子どものこと,授業の事を,日常的に継続的に情報交換を行い,進んで行かないといけないと思う。

     一番身近な,学び合うべき仲間を置いておいて,外部に出かけるのが「研修」では,ちょっと残念。

     学校をチームに。それをするには,同じ目標を共有して,一緒にやりながら取り組み・評価というサイクルを回すことなんだと思うし,それを一番しやすいのは「一緒に授業する」ことが一番効率的なんだと,分かっちゃいるけど,ね。

     でも,焦っちゃいけないな,と思う。自分ができることを一歩ずつやっていこう。対話する時間,機会を生み出す。夏休みは,そのプランをじっくり考えよう。

     

    2011-07-29教育課程説明会に参加して

     地区の「教育課程説明会」に出張として参加して来ました。

     何年か前にも参加したことがありましたが,今年は(以前は何時間も話を聞くだけだったので,正直眠くもなったのですが),非常に興味深く聞くことができました。きっと自分の中でもちょっとずつ問題意識をもってきたからでしょうね。

     

     総則の説明を受けて,質問したことは3つのことを質問してみました。

    ①PISA調査の結果を出してのお話だったが,それは「学力」とは(イコールではないにしても)PISA型学力をイメージとしては指しているのでしょうか?

    学習指導要領の改訂に当たって「“ゆとり”か“詰め込み”かではなく,基礎的・基本的な知識・技能の習得と思考力・判断力・表現力の育成の両方が大切」とされています。その場合の“ゆとり”というもののイメージは具体的にはどんなことか?そして“詰め込み”とはどんなイメージか?

     どちらも明確な返答は得られませんでした。確かに「学力」の明確な定義はいままで見た事がないし,そういうものはないのかもしれません。だから「学力とは何か…」は,私たちがすっと考えて,練って行かなくてはならないことなのかもしれません。

     でも,です。「学力向上が必要だ」とか「学力向上が課題だ」とか言われ,それについて成果をあげよ,なんて話になると,じゃ,そもそも

    学力はどうなったら向上になるの?」「だいたい,学力って何?」って話に戻る。だから,あえてPISA調査を出すなら,「簡単に言えばPISAテストで順位が上がればいいってこと?」

    と,思ってしまいます。だから,質問してみたのですが。

     「ゆとり」とか「詰め込み」にしたって,どちらもこの場合,よいイメージで使われていないようだから,その両方のイメージをなるべく共有しないとならないと思います。それと,今回話された「基礎的・基本的な知識・技能の習得と思考力・判断力・表現力の育成」は具体的に,どう違うのか,というイメージの共有。ううむ。

     でも,まあ,何百人も参加する会では難しいのかもしれません。質問する時間もほとんどなかったですし。

     話された理念や内容には納得できるし,そういうことを目指せればいいなあと思います。だから,あとは,今日,朝から夕方まで聞いた話や資料をもとに,職場の会議や日常会話のなかで,たくさん具体的な出来事でおしゃべりできる場を作るしかないわけです。とすると,職員会議や研究全体会では,「学習指導要領が目指すもの」をそれぞれが,具体的な行事や授業の取り組みを通して対話する場面がどうしても必要になります。日常的に,です。

     その時間をどう生み出すか,それを考えないと,「改訂はしたけれど…」になりますし,「学力」だって,結局なんだろ?という話になってしまうかな。

     

    2011-07-28やっぱり同じ

     今日で3日間の「教育相談」に日程は,ひとまず終了しました。

     家庭訪問から2か月,もう一度,保護者の方と子どもの話,クラスの話をするよい時間が過ごせました。

     あらためて,保護者の方々と一緒にやることの意味を感じます。

     「どんな大人に育って欲しいと思います?」

    そんな大元の所を尋ねたりもします。思うところはやっぱり同じであることを確かめ合うことができます。

    2011-07-27大事なコトって何かね?

    「結局,学校で大事なコトってなんだろうね?」

    学力って何?」

    「何の為に学ぶの?って言われたらどうこたえる?」

    なんて答えという答えがでない話を,職場の仲間と1時間以上も話すというすてきな夕方。

     夏期休業中だからこそできる,ともいえるけど,こういう話をつねにできるようだと,学校ってさらによくなる気がするけどね。

    2011-07-26うれしい

    いろんな大人(保護者・地域の方々など)に学校・教室に入ってもらって,子どもたちの学びにかかわってもらったり,子どもや私たちとおしゃべりをするといいんじゃないかと漠然と思っている。

     なるべくオープンにしていきたい,と思って私の学級では意識的にそうしてきたけど,今日,違う学年の先生からも

    「そういうのっていいよね~,いっしょにそんなことしていこう~」

    と言われた。

     うれしい。

    2011-07-25ありがとね

     「せんせー,今日誕生日でしょ。おめでと~,なんさ~い?」

    「59さ~い?そうでしょー,あははは」

    プールにきた子たちが,職員室をのぞきながら,そんなことを言っている。

    「59?なにいってんの!フザケンナー(笑)」

    まあ,そうはいっても,覚えていてくれたことに感謝。

    2011-07-24愛知県SCの派遣を受けて得したこと

     愛知県スクールカウンセラー(SC)さんのチームにⅠ期は週1回,Ⅱ期目からは週3回お世話になったことは,何度か書いてきました。

     合計7人のSCさんにお世話になりました。ちょうど私の隣がSCさんの席だったので,おそらく私が一番SCさん方とおしゃべりした時間が長かったと思います。

     これだけ長期に,それも多くの方々が,それも「教師」以外の「子ども(人間?)のプロ」が入っていただいたのは,本校にとってすごい財産になりました。何よりも,SCさん方はいわゆる「学校の常識・習慣」にあまり縛られていません。だからついつい,私たちが「教師臭く」見てしまうようなことにも,別な視点で評価してくださいます。

     幸い,授業研究会や研究全体会などがある日も来てくださっていたので,参加して頂き,自由に私たちのおしゃべりの輪に交ざってもらいました。それもよかった。

     学校に教師以外のいろんな大人をお迎えして,子どもたちについておしゃべりする,そんなところからこの学校をさらに,子どもにとって,保護者にとって,職員にとって,地域にとっていい学校にしたいなあ。


     

     

    2011-07-23教育目標

    うちの学校の教育目標は「心身共にゆたかで,自ら創造的に生きる子ども」。

     先日の1学期の,教育活動反省会では,学校で一番大事な指針について,職員間でイメージを共有する場をもっと多くしたい,と話題に出した。

     早速,8月の職員会議では9月の校内水泳大会を具体例にして,「校内水泳大会への取り組みにおける『心身共にゆたか』ってどんなイメージ?」「『自ら創造的に生きる』って,水泳大会では,どういう姿?」という感じでやってみようっと。体育主任の立場から。

     研究主任と体育主任をいっしょにやるとけっこういいなあ。共通の視点でやれること,けっこうある。

     本当は,教育目標を研究主題にすれば一番スッキリすると思うんだけどなあ。毎年提案しているけど,そこまではなかなかいかない。これは余談。ずっと言い続ければ,いつかは実現すると思うけど(笑)

    2011-07-21もしかしたら

    保護者も教職員も入り乱れての,フリートークみたいな,PTA総会?に校長先生が興味を持ってくれています。

     もしかしたら,実現に向けて動きだすかも。楽しみ。

     「いい学校ってどんな学校?」なんていうことをテーマに,おしゃべりしながら,みんなでイメージの共有が図れたら,いいだろうなあ。

    2011-07-18ありがとうございました

    この地域に,災害緊急派遣ということで,愛知県スクールカウンセラーの方々のチームが来てくださっていることは以前書いた。

     私の学校は,Ⅰ期目から引き続きⅡ期目も希望して,スクールカウンセラーさんに来ていただいている。Ⅰ期目は,週1回の,毎週,SCさんが入れ替わる形。Ⅱ期目は,週三回,同じSCさんにきていただけることになっている。それもⅠ期目に来ていただいた方々と同じなので,ラッキーであった。

     他校の方は,Ⅰ期目の時に

    「週1回,それも毎回SCさんが変わるのでは…」

    という人もいたけれど,私は聞きながら,

    (なんかちがうな~)

    と思っていた。だって,それが1週間まるまるだったとしても

    「1週間だけでしょ…」

    って話になりはしないか。週1日だったら,その1日をどうするかを考えればいい。幸い,うちの学校の先生たちは,その1日にSCさんといっぱいしゃべって,自分が学ぼうとしている。SCさんに子どもをケアしてもらうという発想じゃなくて,これから自分がすることに対してSCさんから直接アドバイスをもらえれば,その1日の派遣が今後も生きるであろう。

     そんな欲張り集団だから。Ⅱ期目も来ていただけるという恩恵にあずかった。ほんとうに良かったし,(失礼だろうけど)遠く愛知に本校の「仲間」が増えた気がしてなんか嬉しい。

     もしかして,SCさんもこのページも見てくださってるかもしれないのであらためて,

    「ありがとうございました」

    2011-07-10朝の番組から

     「全てを制御することは不可能。それを今回の震災から学んだはず。だから,ハード面でなくソフト面がこれからは大事になる時代だ」

     朝の番組を見ていたら,聞こえてきた言葉。

     どんな意味づけをするか。

     この石巻にしたら…,地域の学校群にとっては…,我が校にとっては,クラスにとっては…。

    2011-07-09どこで心を一つにするかなんだよね

    震災から4か月になります。

    この地の学校は,通常ではない状態が続いています。それがいつまで続くかも分かりません。

     中学校に小学校が何校も入っていたりとか,一つの校舎に複数校が入っていたりとか。やりようによっては,今までやれなかったことがやれることにもなりそうですが,従来のシステムを踏襲しようとすると,いろいろとひずみが出てきます。震災直後は気にならなかった部分が,今だからこそ,気になるとか,やりにくいとかあるようです。

     きのう,いろいろな学校の先生と話す機会があり,そのひずみも結局は

    「どこで心を一つにするかなんだよね」

    ということに落ち着きました。

     どこでも,どんな場でも,同じなんだなあ,と思いました。