次の場所へ行こう(旧 十人十色・宮城)

  • 宮城県石巻市の小学校教員です。 小中併設極小規模校で,「地域とともにある学校」について考えながら日々の仕事を取り組んでいます。 2016年の「教室『学び合い』フォーラム」 は宮城県・東松島市コミュニティセンターを 会場に行いました。2017年は,その後をつないでのミニフォーラムを白石で実施。2018年は11/23女川町まちなか交流館で実施。その後は、学校と地域コミュニティの間を行ったり来たりしながらの毎日を創りたい、と思っています。
  • 2011-05-31初めてだ~

    今年は持ち上がりということもあって,家庭訪問では

    「子どもたちの,学校では知る機会の少ないよさについて教えていただけるとうれしいです。」

    と通信で,保護者の方々に伝えていました。

     今日の,ある家庭での家庭訪問は,今までで初のパターン!

    なんと,家庭訪問で。子どもとオセロ対決!!

     こういうわけです。この度の震災で,停電だったり学校の長い臨時休業だったりで,そのご家庭では,オセロをたっくさんやったそうです。それで,その子も実力アップ!というわけで,本日,お父さんが

    「オセロで対決してみるってのはどうです?」

    ということに。

     本気でやりましたよ~。ほとんどしゃべらず無言で!

     押され気味だった私の様子をみて,私が手加減していると思ったのか,お父さんは

    「先生,本気でやったほうがいいですよ~」

    というんだけど

    (本気っすよ~)

    と思いながら

    「そ,そうですか~」

    などといいながら,目は盤からから離さず…,といった感じ。

     終盤まで,4つ角はなかなかどちらも入らず仕舞いだったんだけど,結局4つとも角を押さえられてしまった…。で,ゲームセット。

     見た目,勝負の行方はビミョー…。数えてみたら33対31で辛くも逃げ切り成功!!あ~よかった~。

     オセロに勝ってこんなにうれしかったのは初めて~!!(オトナゲナイ…)

     こういう家庭訪問でした。コレってあり??

    2011-05-30家庭訪問始まる

    台風の影響で,今日は朝から暴風雨でした。

     そんな中,今日から家庭訪問期間です。

     とにかく,おうちの方々からその子その子の,学校では見逃しているかもしれない良さをたくさん伺ってきたいものです。

     しっかり耳を傾けてきたいと思います。

    2011-05-28一人も見捨てないこと

    もともと私は教員になってしばらくしたころに出会った校長先生の影響で,作文教育(綴り方教育)に興味をもって,そこを中心に取り組んできました。作文教育では,子どもを丸ごととらえる,ということを大事にしてきましたし,未熟ながらもそこを考えて来たので,『学び合い』の考え方にも(西川先生には今でも「あんたは懐疑的だった!」と言われますが)わりとフィットしやすかったと思います。

     で,作文教育中心だった時代,子どもたちの日記や作文を読み合うため

    一枚文集は「十人十色」。これで十年以上やってきました。そのタイトルに近い本。

     子どもたちは,というより人間は本当に多様。教師として自分一人で集団を管理しようとしたら,その多様さの幅は,なるべくせまいほうがやりやすいわけです。だけど,実際にはそうではありません。だから,どうかすると,その多様さに目をつぶり,その気はなくても「特別なやり方が必要な子どもたち」を置いてきぼりにしてしまうこともあるかもしれません。いや,あるでしょう。

     「一人も見捨てない」という言葉は,ぱっと聞くと,耳に引っかかります。こんな言葉特に「見捨てない」という言葉は,教育現場では刺激が強すぎます。「見捨てない」ということは「見捨てている現状がある」ということですから。私も,公に口にしたことはたぶんありません。きっとそこまで言い切る自信がないからでしょう。

     しかし,やっぱり,この「一人も見捨てない」という言葉をもっとかみしめないといけないんだと思いました。

    2011-05-27こんな日もある…

    きのう,あんなふうに書いたはずなのに,今日は朝から説教スタート…。

    だからかどうかわからないけど,(たぶんそう?)どうも今日はトラブル続きの1日。

     う~む,いかんな~。

     それでも子どもたちは,

    「サヨーナラー!」

    と帰って行く平和さ…。

     かみ合っていなかったのは,わたし???

    2011-05-26悟りの世界?

    いらいらしたり,怒りたくなるときは,全て「自分が中心」の思考になっているとき。そのことが分かっていると,そうなりそうになっても,自分に(ちょっとまてよ~)

    とか

    (お,いらいらし始めたぞ~)

    という,もう一人の自分が,もの申す。そういうときは,下手なことで怒ってしまって失敗しないで済む。

     怒らないことを自分に決めていると,けっこう毎日がハッピーである。

     たまに,もう一人の自分が出てくる間もなく,そうなってしまうときもあることはあるんだけど,

    (あ,失敗した…)

    と思えるだけ,次はもうちょい,なんとかできそうな,気がする(笑)

    日々,精進。

     そんな話を同僚としていると,

    「悟りの世界だね~」

    とからかわれるけどね~。

    2011-05-25学力向上だって,人間関係づくりからだと思う

    運動会も無事終わり,先日は今年度初めての校内研究のワークショップ。今年は県の学力向上施策の指定にもなっていることもあり,「生き生きと学ぶ子どもの育成」という主題に「表現力」に関する副題も付けることになりました。個人的には,学力の多くの部分は学習意欲だと思っているんですけど,「指導」的な文言も主題の中にあったほうがいいのでは,という意見もあって,このように。

     今回のワークショップは,

    「主題の達成に向けて,自分が今年度どんなことを取り組んでいくかだいたいの見通しが持てるようにする」

    ということを目標に行いました。それぞれ,事前に簡単なレポートを作成しておくのですが,当日は3~4人のグループに分かれて,おしゃべりしながら,だんだんと自分の取り組みの方向性を探っていくようにしました。

     学力の向上を「表現力」の視点から見ていこうとする取り組みですが,やっぱりしゃべっていると,大切なのは「クラス作り」であり「人間関係づくり」であるとう方向になっていきます。安全・安心な環境の中でこそ子どもたち(大人も)は学びたくなり,表現もしたくなり,学ぶ楽しさも味わえるのではないかと。それがあっての学力向上ではないか,と。

     学力向上をクラス作りや人間関係作りから考えていこうとする方向になる感じです。ま,今までと結局同じです。

     私たちの職員室も,安全安心な環境であり,お互いの関係性が良好で,私たち自信が学び続ける集団であること…。それを目指せば,自ずと子どもたちもそうなるかな~,と思っています。

     無理なく,楽しく,を目指しま~す。楽しさの質は,自分たちで高めていけるものですからね。

     私たちの,今回のワークショップの振り返りも職員室に可視化してみました。えへへ。共有,共有♪

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    2011-05-22運動会がおわりました

    「先生!次は何を目標にする?」

    運動会をみんなで楽しんだ後に,これ。やっぱり「若者」は常に前に向かって進んでいるんだな~。

     朝のうち,雨が降ってちょっと心配された天候も開会時間には好転し,無事に実施できました。

     そして昨日の晩は,職場のみんなと,そして前任の校長先生も入れての飲み会。楽しかった。学校としても次に向かって進んでいるな~と思いました。

    2011-05-20ちょっと,自慢…

     この度の震災の関係で,県には遠く愛知県からスクールカウンセラーの先生方が交代で見えています。本校には先週から毎週金曜日にきていただいています。

     その先生と放課後おしゃべりしていてうれしかったこと。はっきりいって自慢です(笑)。

    ○子ども同士の関係がとても柔軟。個性的な子がいても全体で受け止めている感じ。

    ○ここの学校の子どもたちはとってもかわいい。初めてきた大人にもすぐ寄ってきてくれる。人なつっこくてかわいい。

    ○学校全体の雰囲気が温かい。どの先生も温かく子どもと接していて,だから子どもたちも大人に対して構えず接することができるのだろう。

     「なんか理想的な学校ですよね~」(とおっしゃたと思う…。たしか…)

    子どもたちを褒めていただくのはやっぱりうれしいな~。「いい学校をつくりたい」という私たちの願いがちょとずつでも前に進んでいることが実感できます。

     そして明日は運動会!子どもたちのジャーナルには明日への意気込みが満載!きっと盛り上がる楽しい運動会をみんなで創り上げることでしょう!

    「うわっ,先生,おい(おれ),今日ねむれね~!!」

    と大騒ぎで帰っていった子どもたちでした。

     明日が楽しみだな~!

    2011-05-19コレってあり?

     職員がそれぞれ,お勧めの本を持ち寄って,職員書架をつくる。

    そして,興味のある本についてお互い貸し借りしたり,おしゃべりしたりする。

     たとえば,学びあう環境だけをどんどん充実させて,仲間でおしゃべりする時間と空間を整える。案外,校内研究ってこれだけでいいんじゃない?これがけっこういいんじゃない?ってふと思い,しゃべってたら結構賛同してもらえた。

     じゃ,やる?

    2011-05-18本日は…

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    今日は1年生のアサガオ植えのサポーターとして,4年生が出動!

    普段やんちゃな子も,とっても優しく1年生に接してくれて,子どもたちのよさがたくさん見られてとっても言い時間でした。

     1年生の担任の先生と

    「癒されるね~」

    と二人で,ずっとにこにこしていられる時間でした。

     子どもたちのいい姿を,いっしょに見て

    「いいよね~」「あの子たち,いい子だよね~」

    といっしょに思いを共有しあう,学校作りってそれだけでいいような,そんな気がしました。

     午後からは,今度は,3・4年生の総合で行う畑作り。こちらは子どもたちの祖父母の方々を何人かを師匠としてお迎えしての時間。サトイモ,トウモロコシ,カボチャ,枝豆,スイカを植えました。

     これまたとても楽しい時間!

     そして,今週末は運動会。わお!

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    2011-05-17言葉よりも

     言葉の内容よりも,表情や声のトーンが,より伝わるものだな,と思う。

    笑顔でいると,なんとなく物事スムーズに気持ちよく運ぶ。その反対もあるしね。そういうもんだな,と思う。

     こころがけないとね。

    2011-05-16体育主任っていいよね

    今週末は運動会だ。仲間に

    「今度の土曜日,運動会なんだよね~」

    と言ったら

    「運動会,やるんですか?やれるんですか?」

    といわれた。たしかにこのI市で,運動会がこの時期,通常にやれるところはきっと少ない。だからこそ,僕らにとって,元気のでるフェスティバルにしたい。

     まあ,いつもなんだけど,今年はとくに子どもたちのやる気が素晴らしい。運動会の練習も,わいわい楽しそうにやっている。

     今日は全体練習をしたんだけど,開会式というつまらない内容ではあっても,子どもたちはそれはそれではりきってやっている。運動会の歌も,凄いパワーで,こっちも元気をもらえる。

     「子どもたちのがんばりやよさ,いい姿や笑顔をどんどん見つけて,全体に返し続ける」ことを心がけている。これは体育主任の役得。

     私は子どものころ,運動会の練習がきらいだった。なんのために,こんなに叱られながら行進しなきゃならないんだ,と思っていた。何度も入退場ばかりやってなんになるんだ?と思っていた。だから,練習自体が楽しい,という運動会にしたいと思う。だからやっぱり,全校に向かって,「どんな運動会になるとすてきかな?みんなで楽しい,心に残る運動会をつくろう!」って毎回話す。

     う~ん,やっぱり,体育主任っていいかも!だって,教科主任で唯一?全校向かって一定期間語れる場面があるからね。

     

    2011-05-15さて

     震災の影響で,多くの学校が被災し,学校によっては,一つの校舎に複数の学校が入っているところがあります。

     先日は,私の入っているサークルの例会があったおり,いろいろその状況を聞きました。一つの校舎に3小学校がはいり,1つの学級に3人の「担任」がいるところもあります。

    「3人で1クラスをもつから,心強い面もあるけど,それなりに遠慮もあるかなあ…」というところあるみたいです。

     また,あるところは中学校の校舎に小学校が入っているところも。

    「へ~,じゃあ中学生と小学生がいっぱいかかわれて,それはそれでいいかもね~。」

    といったら

    「でも,ほとんど交流ないっすよ。中学校と小学校ではタイムテーブルが違うからか,小学校のほうが何か遠慮して,休み時間も外に出てませんから…」

    と。

    「ふ~ん…」

     今はまだ,そういう状況にお互い慣れていないだろうから,そうかもしれないけれど,そんな窮屈な状態は長続きしないはず。今にきっと新しい展開になってくるだろうなあ,と思います。その時はいつか。

     「小中連携」とか「小小連携」は震災前から,地教委が中心となって取り組もうとしていたことです。こんなことになるなんて,誰も思ってはいなかったことではありますが,今は必然的にそれが必要になっている現状なんだと思います。

     さてさて…う~ん…。考えます。

    2011-05-11やる気ならできるよね

    保護者の方々が自由に教室に出入りし,子どもたちの学習に関わりながら,保護者同士もお互いのつながりを深めていく,そんな感じに徐々になるようにするには,常にクラスを開いていればいいだけだ。けっこう簡単できそうだよね。

     

    2011-05-10こんな運動会を創ろう!

     「どんな運動会だとうれしい?」「どんな運動会にしたい?」

    と子どもたちに問いかけながら,運動会の成功イメージをみんなで。

     石巻地域で,通常通り運動会が実施できる学校は,数少ないはず。その幸せを感じながら,笑顔あふれる,そして一人一人やクラスが思う存分チャレンジできる運動会にしよう。

     今年度は,被災の大きかった学校からも十名を越える転入生を迎えている。今のところいいスタートを切れている。こんな時だからこそ,みんなでこのフェスティバルを盛り上げて,

    「あ~楽しかったねえ!!」

    「よ~し,運動会の次には・・・にチャレンジだ~!」

    って感じにしたいなあ。

     体育主任もやらせて頂いているので,とっても楽しみ~

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    2011-05-05これから

     連休中は,東京の実家に行っていた。それで,今日東北道を宮城に向かって北上していた。

     途中,時々,消防車の車列や警察の車列,自衛隊とすれちがった。また,「●●災害ボランティア隊」と表示してあるバスともすれ違った。きっと,務めを終えられ,地元に戻られるのかもしれない。本当に長い間,ありがとうございます,という気持ちである。

     自分を振り返ってみると,「被災地」にいながら,何かあまり地元に役立っていない気がするのも正直なところ。

     震災後2か月を迎えようとしている。大きな被害を受けた地域以外は,見た目,「通常に」街も動きだしてきた感,がある。きっと,ここからが,地元にいるものしかできないことがきっとあるに違いない。そう思いたい。そして,それは,きっと自分の目の前の仕事や役割を一生懸命することなんだと思うし,それしかできない。 

    2011-05-01連休明けは

     連休明けには学習参観とPTA総会と学級懇談。子どもたちのサポーターがこんなに集まるんだから,この機会をもっとよくできないかなあ,と思っています。

     学習参観は,私と子どもと親でみんなで学ぶ,子どもにとって「うれしい」「楽しい」が溢れるように。緊張,とかじゃなくて。参観,じゃなくて参加,がいかな。

     PTA総会は,学校の願いと親の願いをすり合わせて,同じ方向でいっしょにがんばろう!オー!って感じでしゃべれるといいなあ。これがあって初めて「学校評価アンケート」ができると思うんだけど。でも,これは今のところ私個人の思いだけではできないので,もう少し時間が必要かも。なにもPTA総会でしかできないわけではないし。

     学級懇談では,子どもの願い,私の願い,親の願いが共有できる場になるといいな。24人の子どもとその親,祖父母,そして私で,みんなで1年を進んで行くイメージ。時々トラブルもあるけれど,それをみんなの知恵で乗り越えていく,そんな1年のスタートが切れることを目指して。