次の場所へ行こう(旧 十人十色・宮城)

  • 宮城県石巻市の小学校教員です。 小中併設極小規模校で,「地域とともにある学校」について考えながら日々の仕事を取り組んでいます。 2016年の「教室『学び合い』フォーラム」 は宮城県・東松島市コミュニティセンターを 会場に行いました。2017年は,その後をつないでのミニフォーラムを白石で実施。2018年は11/23女川町まちなか交流館で実施。その後は、学校と地域コミュニティの間を行ったり来たりしながらの毎日を創りたい、と思っています。
  • 2011-01-30わかり合おうとする姿勢

     昨日は教育研究集会が仙台であり,参加して来ました。一つの目玉として,大阪大学大学院教授 小野田正利先生の講演がありました。

     演題は「保護者との関係作りに悩む教職員の皆さんへ~「モンスターペアレント」論を超えて~」というもの。

     小野田先生,とにかく「ここを難波花月と思ってね!!!!」というくらい,エンターティナ-性抜群でびっくりしました。ど派手な上着,そして

    「顔は車団吉,語る調子は綾小路きみまろ」というぐらいの!!とにかく2時間ほど,まったく飽きることなく参加者を引き付けていらっしゃいました。

     内容的にも,実は学ぶことがたくさん。いろいろあったけど私の心に残ったことをあげるとすると 

    ①「モンスター」ではない。モンスターと呼ぶな,ということ。

    私が今まで勤務校した学校では,そう感じたことはないのだけど,新聞やテレビの報道なんかでは,この「モンスターペアレント」なる言葉が出てくることがあります。

     少なくとも,どういう事情であれ,人を「モンスター」呼ばわりしては底から先の対話の糸口がたたれます。意見の食い違いが起こったときに「あなたが悪ぃ」「いやそっちが悪ぃ」では物事うまく進みませんもんね。

    ②職場に白い丸いテーブルを!

    もちろん白でなくても、丸くなくてもいいのですが。ようは職場の中にゆったりお互いに雑談できる場と時間を,ということです。今,多くの学校で精神的に追い込まれて病気休職したりする方も増えてきています。職場の中に良好な関係が気付かれていれば,防げる場合もあったことでしょう。

     クラスでも職場でも,どこでも,ほんのちょっと相手の立場や思いを分かろうとする気持ち,姿勢さえあればそれでいいのだと思います。そうできないときは,きっと自分や自分たちに余裕がないのでしょう。そのことが認識できれば改善はできるのだろう,と。

     M県が打ち出している「志教育」。実現するには,県内の「全ての学校に『白い丸いテーブル』」だけ(本当に,“だけ”)でいいと思っています。

    「いや,そんな時間がない」というのなら,優先順位を上げればいい。

     講演のあと,中学校の先生の「超多忙な実態」を聴いて,余計そう思いました。