次の場所へ行こう(旧 十人十色・宮城)

  • 宮城県石巻市の小学校教員です。 小中併設極小規模校で,「地域とともにある学校」について考えながら日々の仕事を取り組んでいます。 2016年の「教室『学び合い』フォーラム」 は宮城県・東松島市コミュニティセンターを 会場に行いました。2017年は,その後をつないでのミニフォーラムを白石で実施。2018年は11/23女川町まちなか交流館で実施。その後は、学校と地域コミュニティの間を行ったり来たりしながらの毎日を創りたい、と思っています。
  • 2010-12-19お楽しみ会で

     クラスは,相変わらず「まとまり」という面ではまだまだです。(笑)でも,その中にも,クラスのいいところを見つけようと思えば見つけられるなあ,と思いました。

     先日は,2学期末のお楽しみ会。教室での出し物,ゲームが終わって後半戦の会場の体育館へ。まずはじめに,ドッジビー。係の子どもたちがみんなを集めて簡単にルールやチームに付いて説明してゲーム開始です。しばらくすると,A君が何か納得できないことがあったのか,一人肋木の裏に入っています。「どうしたのかな~」と見ていたのですが,他のみんなは,A君が一人ドッジビーから外れていることを気付いているのかいないのか,そのままゲームに夢中です。

     (う~む,ここは声をかけるべきか,待つべきか…)

    とちょっと悩みつつ,ちょっとしてから

    (私)「ねえねえ,A君が参加できていないけどいいの?」

    と声をかけました。そうすると,近くにいた数人がかけより,それを見た残りの全員がA君にかけ寄りました。なにやら10秒ほど子どもたちのなかでやりとりがあり,その後はA君もドッジビーに参加。よかった,よかった。

     続いてのケイドロ。「けいさつ」が6人でスタートしたのですが,その「けいさつ」足が速いメンバーに加えて,6人と多かった?のもあって,あっというまに全員「逮捕」。「どろぼう」チームから不満続出。

    「6人じゃ多いし!!」

    「タッチしてないのにつかまえたっていうし!!」

    「う~,つまんね~!!」

    「ずるいよね~」

    「先生!6人じゃ多いですよね!」

    あっちこっちの小グループでなんだかんだと言っています。


    (うわ,お楽しみ会なのに,雰囲気わる~)

    しばらく見ていると,なんとか事態をまとめようと,活発な子たちで集まってなにやら相談し,大きな声で

    「じゃあ,こうすっから!」

    と。

    私「ちょっとまって。今の話し合い。みんなが参加した?あっちのはしやこっちのはしにいたひともいたよね。みんなが話し合いに参加した方がいいと思うけど。」

    そういうと,子どもたちは

    「みんな集まって~」

    と声をかけ合い,サークルをつくってごにょごにょと1分ほど相談。「けいさつ」の人数を減らすことで合意した模様。その後は,前回「6人じゃ多い!」と言っていた子も楽しくやれたようだしめでたしめでたし。

     何かするたびに,何かしらのもめ事が相変わらずあるわけで,「なんでそうなるかな~」と思うこともあるんだけど,ドッジビーでも譲り合って投げる姿や,サークルになって話し合う姿,転んだ子に「大丈夫?」って駆け寄る姿なんかを見ると,やっぱりいいなあと思います。そういうよい姿をたくさん見つけて,嬉しい気持ちを伝えていかないとな,と思います。