次の場所へ行こう(旧 十人十色・宮城)

  • 宮城県石巻市の小学校教員です。 小中併設極小規模校で,「地域とともにある学校」について考えながら日々の仕事を取り組んでいます。 2016年の「教室『学び合い』フォーラム」 は宮城県・東松島市コミュニティセンターを 会場に行いました。2017年は,その後をつないでのミニフォーラムを白石で実施。2018年は11/23女川町まちなか交流館で実施。その後は、学校と地域コミュニティの間を行ったり来たりしながらの毎日を創りたい、と思っています。
  • 2010-09-23行きつ戻りつ

    うちのクラスはおそらく学校一の元気クラス。

    クラス目標は「最強!仲良し!世界一!!~明るく元気,やさしさ・思いやり・あたたかいあいさつ・しっかり学習~」。

    私自身がここをもう一度振り返ってみると,全体的には,子どもたちはなかなかよくやっているなあと思う。

    学習面の主に「理解力」という面に限って言えば,このクラスはかなりその幅がひろいと感じる。それは,例えば「読む」「書く」「話す」「聞く」といった言語面に対する個々の子どもたちの現在の発達の差に由来しているように見える。

     子どもたちは子どもたちなりに「みんな」を達成しようと,それぞれ自分にできることをしている。学習が苦手な友だちにまず声をかけていつもいっしょにやってくれている子,自分の課題を手早くすませ,男女関係なく声をかけてくれる子,なかなか課題に向かうことができずにいる友だちに「おい,早く始めろよ~」と声をかけてくれる子,そんなすてきな子たちがたくさんいる。

     問題なのは私自身で,そんな子がいるにも関わらず,みんなが課題を達成できないことが続いたりすると「う~む」と思ってしまう。「がんばっているか,がんばっていないか」「本気か,本気じゃないか」は私個人で断定できることではないだろうから,だから,結果で判断するしかない。言い訳みたいになると,これくらい理解力の差があれば,「この時間内にみんながこの課題を達成するなんて難しいんじゃないか…」と思ってしまうこともないこともない。(実はある…)が,それではいかんと思い「みんなを達成すること」を信じて求めねば,と思い語るわけであるが。

    授業の課題を「みんな」が達成できないことも,そりゃあある。むしろその方がうちのクラスの場合,多いかもしれない。でもやっぱり,私が説明して,教えるよりは,子どもたち同志でやったほうが数段いい。だって,黙って聞いているよりも数倍,話したり聞いたりしているんだから。

     でも,やっぱり「みんな」が達成できないときはつらいんだよな…。自分が一斉授業で教えていたときには,見えなかったことが見えるからだろうな。

    最終的な目標(うちのクラスの場合クラス目標)を達成することの必要性と意義を語り続ける力(思い,信念?)と,授業におけるその時間その時間の課題の達成と評価をどうつなげていくか,がどうやら私の課題なのかもしれない。その場その場の課題の達成に「だけ」目が行ってしまうと,大事なことを忘れてしまう。(ここが私の弱さと自覚…)

     できてないところに目を向けるより,子どもたちのよさに目を向けていこう。その良さをどんどん伝えていこう。やっぱり最後は「信じて任せる」「認め,励ます」しかないことに気付かされる。

     相変わらず行きつ戻りつ,である。