次の場所へ行こう(旧 十人十色・宮城)

  • 宮城県石巻市の小学校教員です。 小中併設極小規模校で,「地域とともにある学校」について考えながら日々の仕事を取り組んでいます。 2016年の「教室『学び合い』フォーラム」 は宮城県・東松島市コミュニティセンターを 会場に行いました。2017年は,その後をつないでのミニフォーラムを白石で実施。2018年は11/23女川町まちなか交流館で実施。その後は、学校と地域コミュニティの間を行ったり来たりしながらの毎日を創りたい、と思っています。
  • 2010-06-27無題

    読み終わりました。「カシオペアの丘」(重松清)

    (上)の方は,1か月近くかけてちょびちょび読み,(下)を今日一気に。

    よかった。

    2010-06-23理科では

     3年生の理科は今は昆虫の学習。モンシロチョウの幼虫もたくさん持ち込まれるわけだけど,なかには,アオムシコマユバチに寄生されていたものもあったりして,それはそれで,びっくりする。アオムシもそう簡単にはモンシロチョウになれない。その繭もそのままにしていたら,そこからまたまたアオムシコマユバチがかえったりして…

    「わ,先生,アオムシコマユバチがかえってる!」てなことになる。

    昆虫好きが多いので,とにかくいろんな昆虫がもちこまれる。ハサミムシやらオサムシやら,ハマムグリ,カミキリ,クワガタ…。先日はカマキリの卵が教室で孵ってしまい大騒ぎ。

     昨日は,畑の穴掘り部隊が,暑い中1時間以上も穴を掘りつつ,何かの幼虫やらさなぎやらをゲットしてきた。

    「これは多分○○のさなぎだ~」

    「いや○○じゃね?」

    とか,盛り上がっている。

    教室で飼っていたカブトムシの幼虫も今日さなぎになった。朝は白かったのに,昼過ぎには褐色に。すご~い。

    算数で入ってくれている先生が,教室に入るなり

    「この教室,あつい…。熱気?」

    といっている。ま,それもそうでしょ。まだまとまりはないけど,エネルギーはあるから!

    2010-06-12サークルで

     今日は私が所属しているサークルの例会の日です。

     今月は私がレポーターを務めました。テーマは「職場作りを目的にした校内研究~無理なく楽しく~」。

     今までは,私もレポ-ターになったら,たっぷり1時間くらいはしゃべっていたのですが,今回はまずはワールドカフェ風に始めて,参加者がそれぞれたくさんしゃべれることを目指しました。それから,本校の「校内研究」の実際を簡単に紹介し,またおしゃべり,という感じで。

     県内で今まで一般的とされていたやり方とは異なるスタイルですが,やっている者としてはなかなかいいと思っていますし,なによりみんなの意見で無理なくちょっとずつ進化している感じがいいです。日常のことをテーマにすることも。

     共有された大きな目的に向かって,自分たちがやりたいこと(主体性)を,やりたい・やれる方法で取り組んでいいんだ,というスタンスに立つことかな,と思っています。それを,職場のみんなで認め合いながら無理なく取り組んでいければ,そりゃあ私たちは楽しいし,そうなれば,子どもたちだって,きっと楽しく通える学校になるはず。そう思います。

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    2010-06-11交流

    この1週間は,朝の会に5年生教室にいって5年生といっしょに朝の歌を歌っています。

    今の5年生も3年生の時は,かなり「元気すぎる?」クラスで「野生の王国」と職員室で“賞賛”されていたぐらいのクラス。それがいまではなかなかいいクラスになっています。

    「うちのやんちゃクラスも,将来こうなるかな~」

    なんて話していた流れで,

    「じゃあ,いっしょにいろいろやっちゃおうよ!」

    となった。皮切りは「5年生にドッジビーの挑戦」。そして,今の朝の会の歌での交流。

    いまはまだ,みんなが馴染んでいるという感じじゃないけど,いろんな活動を他学年の中でやっているうちに,話してもなかなか通じない?,うちのクラスのみんなにも感じるところがあるでしょう!あはは。

    まあ,小中連携とかなんとか,近頃はよく聞くけど,小中連携よりもよっぽど簡単にできるなあ,と思います。5年生とは

    「次は,一緒にできる授業はやってみる?」

    という話もしています。楽しみ。

    2010-06-10「お手紙」

    「先生,お手紙~!」

    といって持ってきた手紙。

    「motoryou先生へのおねがい。

    1 あまりこわくおこらないでね。

    2 みんなにめがねをとった顔見せて!

    この2つをまもってね!」

    と…。

    う~む,たしかに近頃,しかりすぎだったなあ。いかん,いかん。分かるように伝えないとね。教師の声のトーンにも気をつけないと。伝えようとして言わないと伝わらない。

    2つめのお願いには,ホッとするけどね。

    2010-06-08毎年悩むこと

     今年の学級は,言ってみれば理解力の差が大きいクラスです。おそらく普通にテストして得点分布をしたら。ふたこぶになり,中間層は少ない形になります。

     じゃあ,いわゆる下位層(まあ,今の時点でのテスト点を基準とすれば,の)のやる気はないのか,といえば,やる気はあります。ただ,理解のペースがゆっくりだったり,言語の理解力がまだ不充分だったりして,教師の思うとおりには「伸びて」いかないという感じです。

     以前,そういう理解力の差が大きいクラスで,単時間毎の「みんな」を要求し続けて,かえって子どもたちを窮屈にしてしまったという思いがあります。今年は,けっこう長いスパンで見ていくように心がけています。ただ,そうすることが,自分の「みんな」意識が薄くなることにならないようにしないと,という思いはあります。つまり,スパンを長くすることで,自分自身の「こぼし」に対する危機感に鈍感になってしまうというか。

     「みんな」に対する気持ちが過剰に(違う方向に?)でると,結局は「勉強(強いて学ばせる)させている」という感じになってしまい,なんか違うなあ…と思います。結局,「みんな」を「みんなが」求めることで,子どもたちもそれぞれが,クラスの仲間の学習を保障し,いつでも支え支えられるという準備を保つ。そして困った時には誰もが,「ねえねえ…」と尋ねられる,そんなクラスになってほしいんだよな~,と思います。イメージとしては,学習が苦手な子が,得意な子から勉強させられる?と言うんじゃなくて,苦手な子も自分でおもしろい,やりたいと思って学べるようなそんな感じ。みんなが主体的にまなぶっていうか。そういうなかでだんだんと,自分で学ぶことの楽しさをそれぞれが味わえるような,そしてできないことがあったとしても(その分,クラスの『学び合い』の中で十分自分のよさに気付け,友達からも認めてもらっているという素地の中で,)「ぼくはダメだ…」なんて思わなくていいような,そんなクラスになってほしいと持っています。

     今のクラスの『学び合い』は,まだまだ情報の交流が滞っている感じ。言語能力,コミュニケーションの力が個々によって開きが大きいので,まだ話しやすい,話が通じる仲間との対話が中心です。「みんな」意識はまだ低いです。だから,ごく単純に子どもたちに要求するとなれば「テスト点をあげよ」となるんだろうけど。

     結局,私の中で「学ぶことを楽しむ」ことと「テスト点」の関係が整理できていないということなんだろうなあ。「みんなと楽しく気分良く学びなさい。そうすりゃいずれ点は取れるようになるから。」と言いたいものです。というか,それくらいいえるだけの自信をはやく自分が身に付けたいです。

    2010-06-06校内研究便り

     私は基本的に,通信を出すのが好きなので,クラスでもけっこう出す。もともと,「綴り方」に興味があったので。

     で,研究主任として,「研究通信」も原則週1で出している。話すとくどくなるし,なんて言ったか忘れてしまうし。みんなで常に協同的に,そして無理なく楽しく,ためになるという方針を守り続けていくためには,けっこう有効ではないの?と思っている。

    「みんなで,こっちの方向でいきましょうね。おかしいなあと思ったら声をあげてね」

    というのを常に発信しているつもり。

    今週の通信の冒頭にはこう書きました。

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    先月は第1回のWS,そして先日は第1回の授業研究会。本年度の校内研究も表面的に動いてきました。しかし,WSも授業研究会もそれは年間を通しての“アクセント”です。それをきっかけにして,自分のクラス作りや授業作りを捉え直したり,私たちのチーム力を高める機会にする,という意識が大切かと思います。WSも授業研究会もそこがゴールではなく,次のスタートのための“サービスエリア”みたいなものと捉えたらどうでしょう。本当に重要なのは,毎日できること,継続してできることで「いい学校」「いいクラス」を,職員みんなで共同して,つくることですから。無理なく楽しく,ためになる,でいきましょう。

     先日見えたカウンセラーのY先生が

    「この学校の,職員室の雰囲気,とってもよくてびっくりしました!」

    と話してくださいました。うれしいことですね。


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    派手さはなくても,みんなで進む一歩ずつを大切にしていきたいです。

    2010-06-05ゆっくり前に

    先日,隣の中学校に今年度から勤務することになったカウンセラーの先生が学校に見えました。一日,学校の中で過ごして頂いて,各教室なども回ってくださいました。

     昼休みに,その先生と立ち話をちょっとしました。

    「いかがですか?この学校?」

    と聞いて見ました。

    「先生方通しの風通しがとってもいいという感じがしました。職員室にいても先生方同士のお話が活発ですよね!」

    「子どもたちもとっても明るいし,授業での表情もいいですよね。」

    「先生方のカラーっていうんですか,クラスによって授業の雰囲気は違うんですけど,どのクラスも子どもたちは明るくやっていますよね。なんか,いい学校だなあと思いました!」

    と言ってくださいました。初対面だし,多少のリップサービスはあるのかもしれないけれど,私から見ても,学校がいい感じに動きだし始めた気がするので,そのまま受け取ることにしちゃいます!

     昨日は授業研究会の事後検討会がありました。授業者の先生は

    「真面目な雑談クラブでみんなでしゃべったことで,いいアイデアをいただいたし,楽しかった。」

    と言ってくださいました。今年度から転入された先生も

    「こんないい雰囲気で事後検討できるんですね~」

    と。

    職員室の空気が温まってくれば,学校としてはゆっくりでも確実に前に進むはずです。いや,ゆっくり進むことを大事にすることなんだと思います。子どもたちも私たちも人間なんですから,急には変わらないですからね。