次の場所へ行こう(旧 十人十色・宮城)

  • 宮城県石巻市の小学校教員です。 小中併設極小規模校で,「地域とともにある学校」について考えながら日々の仕事を取り組んでいます。 2016年の「教室『学び合い』フォーラム」 は宮城県・東松島市コミュニティセンターを 会場に行いました。2017年は,その後をつないでのミニフォーラムを白石で実施。2018年は11/23女川町まちなか交流館で実施。その後は、学校と地域コミュニティの間を行ったり来たりしながらの毎日を創りたい、と思っています。
  • 2010-04-14文化を醸成,できるといいな,いやそこを目指そう

     3年生。ギャングエイジのはしりだから?わがクラスにもやんちゃ君はた~くさんいる。

     はじめの2~3日は,正直,けっこう体力を使った…。昨年度の5倍?はしゃべった,というかしゃべらずには進まなかった。いまではだんだん慣れたけど。私も彼らのペースになれ,子どもたちも私のペースに慣れてきた,という感じかな。今では,その疲れも心地いいくらいになった(笑)

     やんちゃ君の行動は,時として。いわゆる「教師」から見ると「問題行動」みたいに映ることがある。ましてや,『学び合い』の考えをベースに,子どもたちにかなりの部分,自己判断と決定の機会を与えていると,それが際だって目立つこともある。それでも,その行動には,それなりの事情があることに気付けるようになった,もしくは

    「もしかしたら,なんか事情があるんだろう…」

    と一呼吸おけるようになったのは私のこの2年くらいの成長。それでも,クラスの,多くの子は,そんな友達の「問題行動」を私が,何でしからないの?という目とか,雰囲気,とか時には言葉で伝えてくる。

    「○君,どうしたの?」

    「なにかあったの?」

    「あ,今,△だから,ちょっと席に戻ってくれる?」

    なんて尋ねたり,促したりすれば大概は,時間はかかることもあるけど,納得すれば,その通りにしてくれる。

     この間,M先生のブログ?(だったと思うが)にあった文をみて,ああ,そうか~と思ったんだけど,こういう時って,実は,当の対象の子どもよりも,その周囲にいる子ども,つまりクラス全体に与える影響のほうが大きいんだなあと気付いた。

    (ああ,この先生は,とりあえず事情は聞いてくれそうだ)

    (話せば分かると思っているみたい)

    とか。

     今年のクラス目標は「最強!仲良し!世界一!!」(う…,すごい目標…)なんだけど,その要素として「お互いに認め合う」というのもある。ならば,まず教師自身が,子どもたち全員を,本当の意味で,一個人として尊重し認めることの手本とならなければなるまい。きっと,その積み重ねが文化となりクラスが育って行くはずである。きっと,そういう目に見えにくいところに,クラス作りの胆ってあるんだと思う。(それも,この『学び合い』グループの方々や,そこからのつながりでお知りあいになった方々からの教えがあったからこそですけど)

     ギャングエイジのやんちゃクラス。いいねいいね。その溢れるばかりのエネルギーを,みんなの意志で「なりたいクラス」の方向に向けていけば,本当に「最強クラス」になれるかもよ~。

     クラスの文化を醸成する…。そんなことを考えて,やっていきたいと思っている。