次の場所へ行こう(旧 十人十色・宮城)

  • 宮城県石巻市の小学校教員です。 小中併設極小規模校で,「地域とともにある学校」について考えながら日々の仕事を取り組んでいます。 2016年の「教室『学び合い』フォーラム」 は宮城県・東松島市コミュニティセンターを 会場に行いました。2017年は,その後をつないでのミニフォーラムを白石で実施。2018年は11/23女川町まちなか交流館で実施。その後は、学校と地域コミュニティの間を行ったり来たりしながらの毎日を創りたい、と思っています。
  • 2010-04-29長なわ跳びっていいな

     我がクラスのクラス目標は「最強!仲良し!世界一!!」なんですが,まだまだ前途は多難です。誰が何した,誰がどういったとかで,もめ事がけっこうあります。なんだかんだで,一日一回は誰か泣いています。長引いたりはしないで,すぐ復活してまた遊んだりしてはいるのですが。ま,それだけ,お互いにかかわり合っているからだなあ,とは思っています。相手との間合いをつかむ経験と思い,ある意味,この時期に必要な経験とも思っています。

     で,その経験を積み上げながら,だんだんクラスとしての成長を目指していく必要が在ります。先日のクラス通信の表題は「目指せ!一人も泣かない日!!」(苦笑)

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    ○今日,私はおもしろかった教科があります。それは国語です。じてんで,「アコーディオン」とかの,むずかしいのをさがしました。つかいかたはだんだんなれてきて,つかえるようになりました。それで,じてんにはいりきれないりょうの,ふせんをはりたいと思います。

     今日はいっぱいないた人がいましたね。先生の言うとおり,いつ一人もなかない日がくるのでしょうか?私は,その日を楽しみにまっています。たぶん,みんなそう思っていると思います。(振り返りジャーナルより)

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     そして,一人も泣かない日を目指す毎日が始まるのであります。ここからのスタートですから,3月が楽しみです。どんなすったもんだがあるものだか。

     で,何で「長なわ」かというと…。もうすぐ運動会ですが,3/4年生の団体競技は「長なわきょうそう&フラフープリレー」にしました。単に勝った負けたでなく,みんなが常に参加でき,仲間同士の協力や作戦がいかせるもの,そして練習自体が楽しくて,やりがいのあるもの,とおもって決めました。

    単純ですけど,長縄っていいですよね。練習初期のころは,

    「こんなんで,運動会でやれるのか????」

    と思うくらいへたっぴだったかれらです。とにかくバラバラ。でも練習していくうちに,リードする子が出てきたりアドバイスしあったり,プラスの言葉をいっぱい使って,チームの雰囲気をよくする子が出てきたりと,どんどん上達してきました。

    「運動会はね,心を育てるためにやるんだよ~」

    とも子どもたちには、様々な場面で話し,子どもたちのよい姿をフィードバックするようにもしています。

     5時間目には,子どもたちが「ぜひやりたい!」というので,3年生だけでもながなわ練習をしました。跳ぶ人もそうですが,縄を回す人も,相手とのタイミングや思いなどを言葉以外にも感じ取らないと,うまくいきません。3年生だけでも(とちゅう,若干のもめ事はありましたが笑)わいわいと笑顔で練習していた姿をみて,

    「長なわって,いいかもな~!言葉でいうことも必要だけど,こういう体験を通して,相手との合わせ方,合わせることの楽しさ,そこから得られる達成感を学べるよね。」

    と思いました。

     クラスはそうやって一歩ずつ進んで行くのだなあ,とふと思ったのであります。

    2010-04-25初授業参観&懇談会

     昨日は,今年度初めての授業参観&懇願会でした。

     授業参観は国語国語じてんのつかいかた」。

     「今日とこの次の2時間で,みんなが国語辞典で言葉が調べられるようになろうね。いろんな勉強で使うようになるから,やっているうちにだんだん分かるようになるから,まあ,みんなで楽しくやりましょう。」

     学習に自信を失いかけている子,「できる,できない」に神経質になっている子が数名いたり,いわゆる「見える学力」差が大きいクラスでもあるので,今年度は子どもたちをゆったり学ばせながら,少なくても勉強嫌いにはしないように進めて行きたいと思っています。

     子どもたちに黒板の前に集まってもらって,ちょっと教えました。

     50音順に言葉が載っていることを,例を挙げて話しました。

     その後は,私が指定した言葉を探してみる活動です。

     「かい」「かめ」「つくし」「つくつくぼうし」「かいじゅう」「きょうりゅう」「だんご」「たんこぶ」

     

     子どもたちがそれぞれ調べ始めたので,教室のお母さん,お父さん方に

     「どうぞ,子どもたちの中へ…」

    と声をかけたら,さっそく,親子での学習に。マンツーマンです。子ども同士の『学び合い』にはあまりなりませんでしたが,親子での学習ができたことはよかったです。

     お母さんの中にも,子どもがじっくり言葉を探すのをじっと待ちながら励ましている方も多く,私も「それ」を可視化しました。

     「お母さん,うまいですね~,○ちゃんが見つけるのを,じっと待っていますよね!待ってあげるのってなかなかできないんですよね~」

     教師もついつい待てずに,

    「ほら,ここ,ここ」

    とか言っちゃいそうな所をじっと待つ。すてきなお母さん,お父さん方でした。

     

    私の方が子どもにたくさん教えられました。お恥ずかしながら…

    子「せんせ~い!“かい”って何ですか?」

    私「かい?かい,知らないの?ほら海にいる…」

    子「あ,その“かい”ね!」

    私「あ~,そうか!“かい”にもいろいろあるもんね!すごいなあ,お~い,みんな!同じ言い方でも,ぜんぜん意味が違う言葉も調べられるんだね,国語じてんって!そうすると,“かめ”もだよね!」

    子「ツクツクボウシ,ありませ~ん!」

    子「これにはあるよ!」

    私「へ~,みんなはどう?」

    私「じてんによって,同じ言葉でも載っているのと,載っていないのがあるんだね~」

    子「“たんこぶ”ってのってる??」

    子「のってないよ~」

    私「みんなはどう?」「どうやったらしらべられるかな?」

    子「あ,せんせ~い,“こぶ”に載ってた!!」

    私「うわっ,すごい。よく気が付いたね~」

    どの言葉も,載っていると思った(なんて勉強不足…)のですが,そのおかげで??それはそれでおもしろい学習ができました。

    最後はいつも通り,漢字5問テスト。子どもたちが自分で籠から用紙を持っていき,私はくり返し漢字ドリルの決まったページから問題を出します。

    「忘れちゃったら,調べて書いておいで。覚えて,忘れて,覚えて。そのくり返しで人は学ぶからね。最後には自分だけで書けるようにね!」

    といってやります。

     授業では私が何を大切にしたいかを,お家の方々にも感じてもらえるような言葉かけを意識しました。懇談資料にも,それが分かるように丁寧に記述し,数日前に事前配布しました。クラス通信でも,回数を分けて説明しました。そのためか,この学校も3年目になったからか,分かりませんが,懇談会では,私のスタンスを概ね受け入れて頂いたような感触を得ました。『学び合い』は「方法」ではなく「考え方」であることを忘れずに,とにかくクラスの子どもたち,学校の子どもたちにとってよいことを,保護者の方々との共同の中で目指して行きたいです。さあ,がんばらなくっちゃ!

    追伸:懇談会では,保護者の方々どうしで「3年生,こんなクラスに育って欲しいな!」というテーマでおしゃべりしてもらいました。明日子どもたちにも見てもらおうと思います。

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    2010-04-23願いの共有・対話・みんなで支える

    うちの職員室は,けっこう笑い声が多い方だと思います。それはじつにいいことです。忙しいながらも,ある程度の働きやすさが保障されているからでしょう。

     自分としては,ですが,4月初めに行った「運動会のビジョン作り」や「こんな学校にしたいね」の話し合い(「まじめな雑談」)をしたこともよい方向に作用していると感じます。教え方のスタイルや考え方がちがう(と見えていた)方々とも,お互いリラックスして話してみると,同じ事を目指しているんだ,という部分で共有が図れるきっかけになったかなあと思います。私たち教員って,結局各教室に散ってしまえば,それぞれの空間の中での,「個別」の仕事になりがちです。放課後は,というと,たっぷりの事務仕事や会議で,ゆっくり談義している暇もあまりありません。

    「お互いに話し,わかり合う,尊重し合う」

    この単純な,当たり前のことの大切さに気付かされる気がします。

    今日の縦割り顔合わせ会では,私が体育主任として「みんなと,こんな運動会を作りたいと思うんだけど」という願いを話しました。

    明日は学習参観です。学級懇談では,「いいクラスだなあ,と思うのはどんなクラスですか。3年生のクラスがどんなクラスに育って欲しいですか?」というテーマで,ワールドカフェ風に保護者と一緒,保護者同士でおしゃべりします。文字通りの「懇談」になることを目指します。そうして,保護者の方々と,本気で共同したクラス作りができることを目指したいです。そして,その先には,学級懇談じゃなくて,体育館で教職員全員と保護者があちこち動きながら「よりよい学校って?」とか「○○小のいいところ,もっとよくしたいところ」などといテーマであれこれリラックスして話せる「学校懇談」になるといいなあ,と思っています。そうなると,文字通り,「地域の願いをつかむ」場になるんじゃないかなと思うし,学校としての考え方もきちんと対話を通して(一方的にならず)伝えられる場として機能するのではないかと思います。そして,お互いに,共に共同して子どもを育てる立場に立てるとおもいます。だって,共に願いは「子どもたちの幸せ」なんですから。

    「学校評価アンケート」なんかでは,学校は学校,保護者は保護者みたいな余計な線引きしちゃうみたいになりませんかね?そこには対話がありませんから。線引きすると,ここからここはあなたの責任範囲ってことになり,M先生がお話ししていた「役割の分担」になってしまい「責任の分担」にならなくなってしまいますよね。

     あれ?なんか話がずれてきたかな…。

     とにかく明日は学習参観・学級懇談。クラス作りの方向性について,子どもたちの願いと私の願い,そして保護者の願いを合わせる大事な時と位置づけています。

    2010-04-22よもぎ団子作り

     3年生の総合は,地域の自然をフィールドにした学習。学校の前を流れる小川,田んぼ,山,沢,畑…。近くの山にはカブトムシやクワガタムシもけっこうとれる。畜産農家もある。う~ん,楽しみ。理科や社会科とも絡ませていろんなことがやれそうです。

     先日,理科の野外観察で生き物探しをしたおりに,子どもたちとヨモギを見つけて,よもぎ団子の話になりました。

    「じゃあ,つくってみよう!」

    ということで,今日はそのよもぎ団子作りの日。

     朝,みんなでよもぎを摘んで,4時間目にゆでてすりこぎですりつぶす作業を行いました。それで,午後からは,団子の粉をこねてヨモギをいれ,ヨモギ団子を作りました。お母さん方,おばあさん方合わせて5人のお手伝いも頂き,とっても楽しくやれました。

     しょっちゅうもめている?彼らも今回は,ずいぶんと協力的。

    「なんかさ~,今日はもめないね~」(笑)

    と言ったら

    「だって,ケンカしてたらおいしくないジャン!」

    だって。分かってらっしゃる。(苦笑)

    ま,こんな経験を積み重ねながら,力を合わせることの心地よさやうれしさ,それぞれの持ち味で役割を分担したり,頼り頼られのお互い様の感覚なんかをつかんでいって欲しいなあ,と思います。

     関係ないかもしれないけど,この数年教育界全体で「時数,時数」で,子どもたちが本当に楽しめて,かかわり合いながら本当に楽しめ,協力性や社会性を実感を通して学べる機会が少なくなっているなあ,と思います。だからこそ,そういう時間,機会をどう生み出すかを考える,コーディネーター?プロデューサー?みたいな教師像を求めたいものです。

    2010-04-21へ~,やるじゃん!

     我がクラスはm「超元気集団」なのはいいんだけど,しょっちゅうもめ事がある。誰が何したの,なんだのかんだの…(笑)あんまりしょっちゅうやっているから,何でそうなるのかな~と見ていたら,やっぱり言葉がいけないんだね。なんだっつっうと,ケンカを売るような言葉を言う。すると,その言葉を「買っちゃう」うんだよね~。すると,ケンカの始まり始まり~!それで,私の所にいいに来る子あり,どうかするとバーゲンセールのように,その渦中に「参戦」しちゃう子ありで,バトルの輪が広がっていく(苦笑)

     「ちょっと,きみたち。ケンカ屋本舗かい?そんな言葉使って『え~ケンカはいらんかね~』って売って歩いてるみたいだね~。売れなきゃそれでケンカははじまんないんだけど,すぐ買っちゃう子がいるんだよね~。毎度あり!だね~。どうかすると何人も買っちゃうからね~。大安売りだな,こりゃ。でもさ~,よ~く見てごらんよ。ケンカの売り買いをしている人って大概同じ人じゃないのかな~,ケンカが趣味なら,その人たちだけで,どこか別な場所でやってくれないかな~」

    なんて,「お話」も。

     そんな感じだから,今日の1年生を迎える会の我がクラスの出し物「大根抜きゲーム」はちょっとしたチャレンジなのである。なんてったって,背中合わせに輪になって座り,腕を組んだ3年生の子どもたちの足を,1年生が引っ張って「抜く」というもの。1年生に足を引っ張られて,怒ったり文句言ったりしないかな~と。職員室でしゃべったら

    「お~,そりゃあチャレンジャーだなあ。何かが起きる!?」

    だって…。

     でもね,このゲームは私が子どもたちに提案してみたんだけど,それなりの意図はある。まだ自分が自分が,感の強い子どもたちに人を楽しませる感覚を味わって欲しいこと,みんなで一致団結する面白さを味わってもらうこと,である。それを全校の前で行うこと,である。

     で,今日はその1年生を迎える会。大成功!。ちゃんとにこにこ顔で1年生を楽しませることができました。自分たちも「楽しむ」こともできました。1年生が相手だとちゃんと,持ち前の優しさも照れなく発揮できることも分かりました。へ~,やるじゃん!

     3年生。まだまだ友達はイコールライバルでもあるのかもね。これから,様々なことをみんなで取り組んでいき,そのライバルが「仲間」「チームメート」という関係に進化していけるようにみんなでやっていきたいね。

    (あ…,この子たちならできそう。このスーパーなエネルギーを活かせばきっとすてきなクラスになるなあ…)

    そんな風に思った。

     よし,次はもっと「みんな」を意識した学習と,運動会だ。

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    2010-04-20楽しみたい

     3年生の学習は楽しいなあ。社会でも理科でも,総合でも外に出かけたり調べたりと,この辺りのまちや自然を対象にしているから。

     3年生の超元気集団と楽しみたいと思っている。

    2010-04-18重松清

     この半年くらい,いろんな本を読む間に重松清さんの本を読んでいる。いま一番夢中になって読める本。

     心の奥にある,自分には気付かな部分,いや気付かないふりをしている部分を,つつかれる部分がたくさんある。

    (う~む…)

    と思いながら,読む。

    1冊読み終わると,ちょっと自分がまえよりましになった気にもなる。

    ・「誰かのため」に「何か」を我慢する・我慢している,と「言う」「きかせる」「気付くように示す」のは,アリガタメーワク。あなたもよい,私もよい,の立ち位置をどう探るか,生みだそうと努力するか…。そこかもね。

    2010-04-17原則はやっぱり

    4月に入ってすぐに,職員みんなで「どんな運動会にしたいか」をテーマにワールドカフェ風(シロートなので,風と…)に「まじめなおしゃべりの時間」をとった。(それが職員会議!)その時に書いた,模造紙を廊下にはって,子どもたちにも見てもらうことにした。「こんな運動会にしたいな~先生たちの願い~ みんなはどんな運動会にしたい?」というタイトルをつけてみた。各クラスでも,そういうテーマで話し合ってもらって,職員も子どもも(そして親も)願いを共有して,理想の運動会を目指したいなあ,と思う。みんなが,どんなものを目指したいと思っているのかを共有できれば,それを達成する道筋は見えてくる。それに何より,みんなで創るという意識が生まれる。責任の分担が生まれ,安易な批判は生まれない。

     きのうは,宮城の会の4月例会。いろいろと話をしてとてもおもしろかった。で,その話の続き?をそのうちの一人F先生と,今日電話での会話になった。会話をしながら気が付いたこと…

    ○PTA総会をワールドカフェみたいにできたらステキだということ。「○○小がこんな学校になるといいな」とか「理想の学校とは?」とかいうテーマで,保護者や教員できれば子どもたちも参加して,自由にあれこれ話す,っていうのは?そうすれば,「地域の願いに応えた学校経営」とか「教育計画」にあるような言葉も,現実にその準備ができるはずですよね。だまってじっと座って,話を聞いているばかりではPTA総会よりもいいのでは?

    ○そうやって地域の方々や保護者のが自由に願いを語る場があり,私たち教員も「対話」のなかでそれを受け止め,返すことができれば,それは継続した学校作りへとつながるはず。対話ができる関係があれば,「学校評価アンケート」なんて必要なくなるのでは?(だって,家庭内で「○○評価アンケート,なんてしないでしょ?)

    ○PTA総会をワールドカフェでやったほうがいいとは思うけど,今年度はたぶんムリ。でも,学級懇談ならできるなあ。「こんなクラスになってほしい」とか「理想の3年生教室とは?」って感じで。そうなれば,保護者の願いと私の願いを両方実現する方向で,クラスを育てていくことができるな…

    ○そうなると,学級懇談は兄弟姉妹の関係で,保護者の出入りがあるのが難点…。あ,学級懇談じゃなくて,学校懇談が実現できればいいのか…。あ,最初に考えた「PTA総会」と同じ事だよね。学級懇談資料は各学年で準備しているんだから,書いて分かることは説明はいらないわけだし。

    ○ということは,従来型のPTA総会に続けて,ワールドカフェ風「学校懇談会」をつなげちゃえばいいのか。それは実現可能かも…。

    ○そんなことができて,でてきたビジョンを「みんなで」(教師,子ども,保護者,地域…)共有し,実際にそれぞれができることをできるように行い,お互いにフィードバックし,改善を加えていけば,絶対いい学校になると思うなあ。そのためには,教員の異動というのはちょっと支障になるなあ。

     最近の私の関心は,クラス作り,職員室作りです。それは『学び合い』の考え方を基盤に,そして『学び合い』グループの多くの方々のブログその他から学ばせていただき,sumi-chanさん情報からの高志小の実践,そしてそのつながりからのI先生の著書やブログから学び,吉田新一郎さんの本を読みあさり…,そして・・・・とつながっています。

     大切にする原則はみんな同じみたいです。そして,極めて単純なんだと思います。「願いの共有」「対話」「協力・共同」…。その根っこには「みんなが楽しい・嬉しい」が。そこをはずさないようにどうするか,なんだと思います。

    2010-04-15学び合う職員室へと

     「生き生きと学ぶ子ども」をテーマにした校内研究も2年目に入ります。

    昨年度の振り返りから,今年度の課題は次の2点。

    ○「生き生きと学ぶ子ども」を育てるための評価の在り方をさぐること。

    ・昨年度は,「指導」「環境」面での報告が研究授業やWSでは多かった。それと同様に重要なのが 「評価」であると考える。子どもの意欲を伸ばす評価について意識して取り組み,実践交流を図りたい。

    ○職員同士で,よりお互いの取組の共有化を図れるように,年間の授業研究会やWSの持ち方を工夫・改善し,職員集団としてのチーム力の向上を目指すこと。

    ・目指すのは「○○小のチーム力の向上」である。授業研究会やWSの持ち方の改善,その他を通して,お互いの実践について交流の機会と質の向上を図る。

    まずは今日の研究全体会。今年度の研究ビジョンをみんなで策定する大切な会と位置づけました。校内研究は,結局のところ「いい学校作り」につながるものでなければなりません。それ抜きに,「~の力の育成」だの「~を目指して」なんてやってもあまり…です。研究集録をつくるための校内研究では,かえって徒労感ばかりで,学校を良くすることにはつながりにくい,と感じています。

     で,1回目の全体会は,テーマ「私の思う『いい学校』は?」(自分の子どもを通わせたい,自分が子どもなら通いたい学校は?)で,ワールドカフェ風に自由におしゃべり。15分×2回プラス共有の時間プラス振り返りタイム,という形。

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    最後の振り返りタイムで,皆さんからでた言葉は

    ・思いや願いは一緒だったことが分かりました。

    ・自分ができることが見えてきた気がする。

    ・自分ができることを発信していくことで,ちょっとずつ前進できそうだと感じた。

    ・できることを少しずつでいいんだなと安心した。

    ・お互いに使える資料その他を共有しあいながらやりたい。

    ・ゆとりがあればいい。けずるところはけずりながら本当に大切なところに時間を使いたい。

    ・子どもにとってよい学校をみんなのちからで。

    ということ。とにかく職員みんなで,学校のこと教育のことを真面目におしゃべりする時間を作ること,その有効性を感じる時間になりました。「チーム」として2年目の取り組みに意欲が持てるような話し合いができました。

    「学び続ける職員室」へと進化・発展するぞ~。

    私は最後にこう言いました。

    「3月末,ここにいる全員がもう1年,このメンバーで働きたい,だれも転任したくないと思えるような職場になること。それをみんなでつくれたらステキですよね。ぜひ,やりましょう!」

    2010-04-14文化を醸成,できるといいな,いやそこを目指そう

     3年生。ギャングエイジのはしりだから?わがクラスにもやんちゃ君はた~くさんいる。

     はじめの2~3日は,正直,けっこう体力を使った…。昨年度の5倍?はしゃべった,というかしゃべらずには進まなかった。いまではだんだん慣れたけど。私も彼らのペースになれ,子どもたちも私のペースに慣れてきた,という感じかな。今では,その疲れも心地いいくらいになった(笑)

     やんちゃ君の行動は,時として。いわゆる「教師」から見ると「問題行動」みたいに映ることがある。ましてや,『学び合い』の考えをベースに,子どもたちにかなりの部分,自己判断と決定の機会を与えていると,それが際だって目立つこともある。それでも,その行動には,それなりの事情があることに気付けるようになった,もしくは

    「もしかしたら,なんか事情があるんだろう…」

    と一呼吸おけるようになったのは私のこの2年くらいの成長。それでも,クラスの,多くの子は,そんな友達の「問題行動」を私が,何でしからないの?という目とか,雰囲気,とか時には言葉で伝えてくる。

    「○君,どうしたの?」

    「なにかあったの?」

    「あ,今,△だから,ちょっと席に戻ってくれる?」

    なんて尋ねたり,促したりすれば大概は,時間はかかることもあるけど,納得すれば,その通りにしてくれる。

     この間,M先生のブログ?(だったと思うが)にあった文をみて,ああ,そうか~と思ったんだけど,こういう時って,実は,当の対象の子どもよりも,その周囲にいる子ども,つまりクラス全体に与える影響のほうが大きいんだなあと気付いた。

    (ああ,この先生は,とりあえず事情は聞いてくれそうだ)

    (話せば分かると思っているみたい)

    とか。

     今年のクラス目標は「最強!仲良し!世界一!!」(う…,すごい目標…)なんだけど,その要素として「お互いに認め合う」というのもある。ならば,まず教師自身が,子どもたち全員を,本当の意味で,一個人として尊重し認めることの手本とならなければなるまい。きっと,その積み重ねが文化となりクラスが育って行くはずである。きっと,そういう目に見えにくいところに,クラス作りの胆ってあるんだと思う。(それも,この『学び合い』グループの方々や,そこからのつながりでお知りあいになった方々からの教えがあったからこそですけど)

     ギャングエイジのやんちゃクラス。いいねいいね。その溢れるばかりのエネルギーを,みんなの意志で「なりたいクラス」の方向に向けていけば,本当に「最強クラス」になれるかもよ~。

     クラスの文化を醸成する…。そんなことを考えて,やっていきたいと思っている。

    2010-04-13焦らず,焦らず。

     昨年度は6年生。大方のことは自分たちで相談しながら解決していた子たちだったので,安心して見ていられました。

     今年度は3年生。なかなかのテンションです。(元気,ということなんですけどね。)自分たちで考えて,相談して決められるように徐々にしていきたいので,任せる所も増やしているのですが,しょっちゅうもめています…(笑)

    様子をみていたり,彼らからの

    「○○君が△してきます!」

    とか

    「××してきました!!」

    とかの訴えを,ふむふむときくのも,なかなか大変。

    どうかすると

    (こら~,いいかげんにせんか~!!!)

    と思うこともあるんだけど,大方は,

    (冷静に,冷静に…)

    と自分に言い聞かせる。

    まあ,いろいろトラブルもあるから,その時々に,『学び合い』の考え方にふれるお話しもちょっとずつできる機会もあろうかというもの。

     焦らず,怒らず,信じて,認める。子どもたちを見ていると,

    (お~,さすがだね!)

    と思う行動をしていることも多い。まずは子どもたちをよく見よう。そして,よい姿をどんどん全体に褒めていこう。

    2010-04-11花見山

     所属しているツーリングクラブの今年初のイベントに参加しました。

    行き先は,福島の花見山。

     ソメイヨシノはまだ咲き始めですが,レンギョウやトウカイザクラ,モクレン,ウメなどは満開でした。東北にも春がやってきました。

     普段,教職員との話がおおいので,こういう全く異業種の方々との交流の機会は貴重です。ほとんどの方が私より先輩ですし。

     帰りには温泉にも立ち寄り,休憩。

     明日は月曜日。学習も本格的に始まります。初めの1週間。気を引き締めていきます!f:id:motoryou:20100411205050j:image

    2010-04-10民主的・合意形成

    今日は私が所属しているサークルの例会の日。

    いろんな話を集まった仲間でしたんですが,あれこれ話した先のゴールは

    「話し合って決めよう」

    「みんなで納得できるところを探ろう」

    そういう視点をもった人を育てることだよね,という所だったと思います。

    つまり,民主的な社会人ということになるでしょうか。

    学校が,教室が真に「民主的」であるかどうか。ここを目指して行きたいと思います。

    時間はかかっても合意形成を丁寧に図ること。ここを大切にしたいですし,子どもたちにも要求していきたいと思います。

    2010-04-09学習はじめ

     今日から,学習を始めました。

     6年生と同じような語りは,どうも通用しないな…,と感じちゃいました。話はじめて1分後には,どうも???となっている子が増えてきた気がしたので(まあ,私の語りも悪かったんでしょうが…)路線変更し,

    みんなで力を合わせて,学び,そして分かる感覚の積み上げをしつつ,その時々にショートで語っていこうかと思いました。

    「『2年生で習った漢字』プリントをみんなが100点を取る」という課題で一番初めの学習を行いました。達成することがすごくシンプルで,『学び合い』初回にはいいかと思ったので。

     初めはもくもくとやっていた子どもたちですが,2~3分するともぞもぞと相談し始めました。

    「ねえ,○○って,どうだっけ?」

    「あ,私わかるよ~,こうだよ」

    なんて声がではじめると,ここそこで,お互いに始めます。

    「先生。本見てもいいの?」

    「いいよ~」

    「辞典は?」

    「いいよ~」(でも,使えるのかな???)

    「先生,この字,分かんない…」

    「お~い,だれか□って字,△君が分かんないって行ってるけど,分かる人はいない~??」

    「あ,分かる,分かる!」

    そんなことしながら,徐々に教室に動きが出てきました。

    今日は時間がちょっと短かったか,全員が100点という課題は達成できませんでしたが,次回につながるように,ゆったり励ましながらいきたいと思います。

     漢字が苦手な子が,休み時間までつかってうんとがんばってやっていた姿が良かったです。

    「ねえ,どうかくの?」

    ってきいている姿をうんと褒めました。もちろんそれに呼応して集まってきてくれる子も。

    ぼちぼち行きます。

    2010-04-08始まりました!

     新年度,実質的にスタートしました。

     今年度は3年生の受け持ちです。新しく転入生も1名加わり19名でのスタートです!

     「新3年生のみんな,元気とやる気があふれるクラスにみんなでしていきましょう!!ファイト!オー!!」

    と前日のうちに黒板にメッセージを書いておきました。手書きしたので,勘のいい高学年の子は,朝のうちから

    「ねえ?先生,3年生??」

    なんて探りにきていました(笑)

     3年生のみんな,パワフルで元気のいい子たちです。やんちゃな匂いがたまりません!このエネルギーをどんどん発散させて,ぐいぐいと進んで行きたいですねえ。初日から,なにやらもめて,けんかもしていましたが,それもまたよし,です。そのくり返しで,仲間との関係性も作っていけるはずです。

     この1年でいっぱい笑って,もめて,ときどき泣いて(?)ぐ~んと成長する,貴重な中学年期を過ごせるようにしたいなあ,そんな風に思います。

     早速,今日は,私のクラス開きの必須アイテム,「ベーゴマ」めあてに,4,5,6年生が3年教室にやってきました。ベーゴマがまだ回せない3年生は,明日,やってくるお兄さん,お姉さんたちにきっと

    「教えて~,教えて~」

    と特訓をせがむことでしょうね。なにせ,

    「よ~し,新3年の諸君,ベーゴマを自分で巻いて自分で回せるようになったら,1個,あげるよ~」

    といっておいたので。明日が楽しみデス。

    2010-04-07明日は始業式

     明日は始業式です。

     3月に卒業生を送り出して,あっという間の始業式です。

     春休み中,やってきた卒業生に

    「ね~,今度何年生なの~???」

    ときかれましたが,

    「ないしょ」

    と言い続けました。明日発表です。本当は,べつに隠すほどのことはないんですが,明日までは言わないという取り決めなので。

     新しい出会いです。今年の1年,どうなるかとても楽しみです。今度のクラスの子どもたちとの出会い,楽しみです。みんなといっしょにいいクラスをつくりたいなあ。隣の学年のクラスといい学校を作りたいなあ,そう思います。

     明日,ついに始動です!!

    2010-04-06ビジョンを形に

     新年度最初の職員会議がありました。

     校長先生から,「こんな学校づくりを」の話がありました。どれも納得のものです。だから,出されたビジョンを具体的に形にしていくこと,そのために,そのビジョンにむけて職場で具体的な事実をもとに“おしゃべり”する機会を多く作ることを私の立場では心がけたいと思います。そして,みんなで協力していい学校づくりをしたいです。

     その後,休憩を挟んで,ちょっと時期的に早いのですが,みんなで運動会のビジョン作りを「ビーイング」で行いました。初めての試みです。

    「どんな運動会にしたい?」「どんな運動会だと子どもも私たちもハッピーかな?」

    「こんな運動会だといやだ,というのは?」

    などと3~4人のグループでおしゃべり。20分くらいの時間だったけど,けっこういろいろでました。会話を聞いていてもおもしろかったです。

     できあがった「ビーイング」。練習が始まる頃になったら,職員室前の廊下に貼ろうっと。そして,子どもたちにも,

    「先生たちは,こんな運動会にしたいと思ってるんだけど。どう?」

    と問いかけてみたいなあ。楽しみ楽しみ。

    2010-04-05年間単元一覧表

     担当することになった学年の年間指導計画を見ながら,年間の全教科・領域の単元一覧表を1枚の上に書き写してみた。

    (この時期にはこの行事があって,学習はここか~)

    (あ,この時期にこれってことは,この辺りであれしとかんとな~)

    とか,ちょっとは思った。

     まだ,書き写した程度で,特に何って訳ではないんだけど,全体計画を一通り見渡せることは,きっとこれから役にたってくるだろう。というか,この一覧表を活用して,全体を見通しながら,これから始まる1年間を,ブレずに,一つのゴール目指していきたいものである。

    2010-04-01運動会のこと

     5月中旬に運動会があります。体育主任として私は4・6の職員会議に計画を提案します。

     今まで,職員会議での行事の提案というと,そのねらいに対してどう「学校として」アプローチするかという議論に十分な時間を割けていないと感じます。つまり,役割分担や準備などについての確認はするものの,子どもたちのどのような成長を目指すのか,子どもたちが運動会を通してどうなって欲しいのか,という最も大切な部分についての,いわゆる「共通理解」というかビジョンの共有?が十分ではなかったと思います。

    昨年度の運動会後は,ねらいに対しての振り返りを各学年にしていただき,反省会も時間をとって行い,記録も残っています。そこで,今年度は,運動会のねらいをもとに,運動会を通して,子どもにどうなって欲しいのかを,職員みんなでおしゃべりする時間をメインにしたいと思っています。そのことで,運動会にむかう,私たちの目指す方向性を定めたいと思っています。その方向性さえ,みんなで共有できれば,どのように取り組むかは,各担任や学年部の創意で行っていただければいいわけです。そして,練習期間中も,みんなで話したことをベースに協同的に取り組めるし,お互いに評価しあうこともできます。そして,子どもたちも職員も一丸となって運動会を楽しむことができます。

     役割分担や,練習計画など確認ですむものは,事前に資料を配布しておけば,不充分な点は会議の当日までには粗方,修正できるでしょう。

     運動会の職員会議は,純粋にねらいを達成することにむかうための,私たちのコミュニケーションの場としたいと考えています。

     ちなみに,私は,子どもの時,運動会がきらいでした。それは「運動会の練習」がいやだったからです。何度も注意され,同じ事をさせられ…。私が目指しているのは,理想は,「練習期間もみんなが楽しい運動会」です。運動会のねらいを純粋に達成しようとすれば,それは可能だと思っています。

     そのためには,やっぱり職員も子どもも,そして親も,運動会で何を目指すのか,語り合うこと,練習を通して確かめることだと感じています。