次の場所へ行こう(旧 十人十色・宮城)

  • 宮城県石巻市の小学校教員です。 小中併設極小規模校で,「地域とともにある学校」について考えながら日々の仕事を取り組んでいます。 2016年の「教室『学び合い』フォーラム」 は宮城県・東松島市コミュニティセンターを 会場に行いました。2017年は,その後をつないでのミニフォーラムを白石で実施。2018年は11/23女川町まちなか交流館で実施。その後は、学校と地域コミュニティの間を行ったり来たりしながらの毎日を創りたい、と思っています。
  • 2009-11-05無題

     昨年度受け持って今,中1の女の子とそのお母さんに出会い,少々立ち話をした。

     中学校での近況を尋ねると,男女仲良くがんばっているようで安心した。その中学校は,うちの小学校ともう一つの小学校の2校が合わさって成り立っている。その子曰く

    「うちの小学校出身のみんなは男女とも仲がいいんだよ~」

    といっていた。学年の中でも,行事その他で活躍する子もうちの学校の卒業生が多いとのこと。素直に嬉しく思う。

     そういう特徴が『学び合い』を経験したからかどうかは分からないし,もともと,そういう気質を持っていた子どもたちだったとも言えよう。ただ,子どもたちが今でも,小学校のときに共に過ごした仲間を大切に,それぞれの違いを認め受け入れたなかで,今でも協力しつつ学校生活をおくっているという事実が大切なのだと思う。

    「もうひとつの小学校からの友達とも,合わせて『みんな』を達成しないとね~。一人を見捨てると,また次を…」

    なんてというと,

    「去年と同じこと言ってる~!」

    と言われて笑った。

    とにもかくにも,彼らの幸せな中学校生活を祈りたい。


    話は変わるが,私も中学生となったかつての教え子(この言い方もあまり好きではないけど,他にいい言葉が見あたらないので使うが)と話す機会が多い。その中で出てくるのは,なんと中学校教師の言葉遣いの悪いことか…と思うことも多い。失礼ながら。

    子どもたちの話を聞いていると,子どもは言わなきゃやらない,とか,させなきゃしない,とか,言ってもわからない,とかそんなニュアンスが感じられてしまう。かつて,中学校勤務の某学校の先生は

    「どっちが勝つかの勝負なんだ!なめられたら終わりだ。」

    なんて飲み会の時に言っていたけど,(そう思わずにはやっていけない状況にあったのかもしれないが)それじゃあ,教育の場というより調教の場だよね…,とがっかりする。

     子どもを信じる,信じて任せる。願いを語り共有する。そんなことを大事にしたいけど,そんな部分でもまだまだ学校現場ですら,いや学校現場だからこそ?それこそ「共有」できない現実があるんだよなあ。

    まあ,でもその中でも,何とか変えてはいけるでしょ。だって,教師も生徒も楽しく思い出多く,実になる学校生活をおくりたいんだからね。